Jun 22 2017

Monterey Pop Festival 50 レポート

モントレー・ポップ・フェスティバル50が、1967年の画期的なフェスティバルから50年をかけて復活、トップ・アーティスト達が忘れられないステージを行い、大きな成功を収めた。
土曜日夜の主役は、自身の名曲のメドレーを歌って驚きのステージを見せたジャック・ジョンソンだ。彼の出番のはじめには、彼の直前に出演していたノラ・ジョーンズが、ボブ・ディランの名曲「I Shall Be Released」のデュエットを歌うために戻ってきたり、後にはMy Morning Jacketのジム・ジェームスがビートルズの「Rocky Raccoon」のカバーで参加。その何曲か後に、G.Loveとドノヴァン・フランケンレイター(ジョンソンの前に、シスコ・アドラーとジャムタウンとして演奏)が、ジャックがまだ無名だった1999年に(ジャックのデビューは2001年)G.Loveが歌い、ジャックが有名になるきっかけになった「Rodeo Clowns」を含む何曲かに参加。ジャック・ジョンソンは、彼の妻、キムの出身地でもあるモントレーとは特別な縁があり(キムとジャックと、キーボード・プレイヤーのザック・ギルはUCサンタ・バーバラで出会っている)大学時代から何度も訪れている。彼のラブソング「Same Girl」にはモントレーが出てくるほどだ。
土曜日の昼間には、北カリフォルニアのヒーロー、ジャッキー・グリーンが明るいステージで好評を博した。彼のファンは西海岸に多く、グレートフルデッドの一味と目されている。彼は会場のほど近く、モントレー・カウンティの、サリーナスという町で生まれ育った。彼が言うには、最初のモントレー・ポップ・フェスティバルには彼の母親が観客として参加していて、当時チケットが3ドルしかしなかったにもかかわらず、フェンスを乗り越えて忍び込んだという。
他にも観客の大きな歓声を受けていたのは、ニューアルバム『Prayer for Peace』の曲を披露し、オールマン・ブラザーズと何曲もジャムしてディッキー・ベッツの曲「In Memory of Elizabeth Reed』を、ベッツの息子のデュアンと演奏したノース・ミシシッピ・オールスターズだった。

Jun 22 2017

Alice Cooperが新譜『Paranormal』を7月に発売、オリジナルメンバーとツアーに

7月28日、アリス・クーパーが海外の古い友人達とニューアルバム『Paranormal』を発売する。このアルバムには、オリジナルのバンドメンバー、ベーシストのデニス・ダナウェイ、ギタリストのマイケル・ブルース、ドラマーのニール・スミスと、故グレン・バクストンの代わりに近年のギタリストライアン・ロクシーが参加してた「Genuine American Girl」と「You And All Of Your Friends」の2曲が収録されている。
アリス・クーパーのキャリアは長く、成功したバンドだが、多くのファンは初期のハード・ロックの時代が一番だという。3人のオリジナルメンバーが今年のツアーに参加、1971年から46年ぶりにイギリスでのツアーを行う予定。

Jun 22 2017

CRYSTALが「Kimi Wa Monster feat.Matias Aguayo」をリリース

日本のシンセ・グループ、クリスタルが、新曲「君はモンスターfeat.Matias Aguayo」のシングルとビデオをリリースした。この曲とビデオには、チリのアーティスト兼俳優で、ドイツのカリスマバンドKompaktとのプロジェクトや、南米のレーベルComemeで知られるマティアス・アグアーヨを起用している。彼はまた、Battlesの「Ice Cream」のヴォーカルで有名だ。
クリスタルは、これ以前にもIkonikaをゲスト・ヴォーカリストに迎え、フランスのテクノ・プリンスPara One、ドイツのプロデューサー兼DJのBoys Noizeとコラボレーションしたトラック「Dream Incubation」がある。カルト的な人気があり、ファンには海外のミュージシャンや批評家を含み、英国のガーディアン紙やウェブサイトKonbiniなどで高い評価を得ている。先週末はバルセロナのソナーフェスティバルで演奏、秋には新しいアルバムをリリースする予定だ。

Jun 20 2017

Lordeのセカンドアルバムが好評

ロードのセカンドアルバム「Melodrama」が、リードシングルの「Green Light」がデビュースマッシュヒットの「Royals」を超えられていないものの、メディアで好評をはくしている。ロードは現在20歳の若さで、世界的なスマッシュヒットを飛ばし、2016年の英国アワードでのデヴィッド・ボウイのカバー「Life on Mars」は高い評価を受け、映画『Hunger Games』のサントラではリード曲を歌い、アメリカの超有名TV番組「Saturday Night Live」にも出演している。
アルバム『Melodrama』のサポートとして、すでにヨーロッパ、オセアナ地方(オーストラリアとニュージーランド)、そして北米で、2018年3月までの長期ツアーが予定されている。このツアーは、フジロックの日曜日、グリーンステージのスロットの後に開始される。

Jun 20 2017

Slowdiveが4作目のアルバムをリリース

スロウダイヴが22年ぶりに4作目のアルバムをリリースした。このバンド名をタイトルにしたアルバムは、高い評価を得ている。ピッチフォークは10点中8.6点をアルバムに付け「このバンドの作品の中でも最高のシューゲーズ」と評している。コンシクエンス・オブ・サウンドは「彼らのファンが、カムバックに際して必要なほぼすべてを揃えてきた。親しみやすさ、革新と、音楽にどっぷり浸れる雰囲気だ」、Drowned in Soundは10点中9点をつけ「ただ空白を埋めるだけではなく、未来の地平線を指し示す堂々としたカムバック」と評している。チャートでも好評で、UKでは16位、ビルボードでは50位につけている。
彼らはすでにラテンアメリカでライブを開催していて(ペルーの伝説的なシューゲーズばんどResplandorとも共演)、北米とイギリスでの長期ツアー、アジアでは韓国のValleyロックフェスと日本のフジロックにも7月30日に出演予定。

Jun 20 2017

Mississippi Allstars の新譜がビルボード1位に

ミシシッピ・オールスターズの新譜『Prayer for Peace』が、デビューにしてビルボードブルース部門1位を飾った。このアルバムは、彼らが強く影響を受けたR.L.バーンサイドの「Long Haired Donkey」のカバーや、ミシシッピ・フレッド・マクダウェルの「You’ve Got to Move」(ローリングストーンズによって有名になった)のカバーが収録されている。今回の収録メンバーは、いつものコア・メンバー、ルーサー・ディッキンソン(ギター)と兄弟のコディ(ドラムス)、ゲストのオテイル・バーブリッジ(オールマンブラザーズ)、グレアム・レッシュ(グレイトフルデッドのベーシスト、フィル・レッシュの息子)、シンガー兼ファイフ(横笛)プレイヤーのシャード・トーマス(ブルースマン、オサー・ターナーの娘)や、ドミニク・デイヴィス(ジャック・ホワイト バンド)。

Jun 17 2017

Neil Youngが身障者のためのチャリティから引退すると発表

ニール・ヤングが長期に渡り関わってきた、身障者のための施設、ブリッジ・スクールのチャリティから身を引くことを発表した。ニール・ヤングは、重度の言語障害や身体障害を抱える人たちのために、毎年行ってきたコンサートを2017年は行わないと発表、今後の関わりについても疑問を呈している。理由は「個人的なもの」とのこと。この情報はブリッジ・スクールのホームページで明らかにされた。この学校は、1986年にヤングが元妻のペギ・ヤングと、北カリフォルニア、ラ・ホンダに彼が所有するブロークン・アロー牧場のそばに共同で立ち上げた施設で、そのチャリティコンサートには多くの著名なアーティストが参加している。
ヤングは2度結婚しているが、2回の結婚の間、1970年から1975年は女優のキャリー・スノッドグレスと恋人関係にあり、彼女との間に長男のジークがいる。ヤングは1974年に、牧場のそばのダイナーでウエイトレスをしていたペギと出会った。1978年に2人は結婚し、子供も次男のベン、長女のアンバーがいる。ジークとベンは、2人とも重度の脳性マヒを患った。ベンは特に状態がひどく、言語障害に加えて四肢のマヒもあった。アンバーは脳性マヒはなかったものの、ヤングと同じくてんかんの症状がある。
2014年7月にヤングはペギとの離婚を申し立て、ペギには牧場を渡してガールフレンドで女優のダリル・ハンナとロサンゼルスに移住。ダリル・ハンナはジャクソン・ブラウンと長く恋人関係にあり、また、元大統領の息子で駐日大使だったキャロライン・ケネディの弟、ジョン・F・ケネディ・ジュニアとも関係があった。
1985年、ニール・ヤングは他にもアメリカの農業従事者を支えるためのチャリティを、ウィリー・ネルソンやジョン・メレンキャンプと始めていて、こちらは3人の創始者が皆未だに関わっている。今年のチャリティコンサートは9月16日に予定され、創始者3人の他、ジャック・ジョンソン、シェリル・クロウ、デイヴ・マシューズなどが演奏するという。

Jun 09 2017

GalacticのStanton Mooreがソロアルバムを7月発売

ギャラクティックのパワー・ドラマー、スタントン・ムーアが、ニューオリンズの伝説的なシンガー・ソングライター、アラン・トゥーサンへのトリビュートになるソロアルバム『With You In Mind』を、7月21日に発売する。
このアルバムには、トロンボーン・ショーティ、シリル・ネヴィル、ニコラス・ペイトン、ドナルド・ハリソンや、ジェームス・ブラウンのホーンマンとして有名なメイシオ・パーカー、Garage a Troisに参加していたSkerikなど、数々のニューオリンズ音楽の旗手を起用した。1曲目のシングルはトゥーサンの曲でリー・ドーシーとロバート・パーマーにもレコーディングされた「Night People」のアレンジバージョンになる。

Jun 09 2017

Cindy BullensがCidnyとして復活

シンディ・ブレンズが、シドニーとして復活した!
シンガー・ソングライターのシンディ・ブレンズを覚えている方もいるだろう、70年代後半に批評家からも絶賛され、商業的にも大成功だった2枚のアルバムを出版した彼女は、ボブ・ディランのローリング・サンダーの一部としてツアーに参加していた途中で、エルトン・ジョンの2つの長期ツアーに参加するというほど引っ張りだこだった。グラミー賞にもノミネートされ、ロッド・スチュアートのバック・コーラスを務め、ミュージカル映画『グリース』では3曲でリードシンガーを務めた。
その成功にも関わらず、シンディはいつも自分自身に対して不自然さを感じていたという。3、4歳の頃には、自分は女性の体の中にいる男性だと確信していた。しかし、80年代には結婚して2人の子供を授かり、この頃には音楽業界からはほぼ身を引いていた。1999年には、アルバム『Somewhere Between Heaven and Earth』で復帰。11歳の娘ジェシーが、3年間の癌との闘病の末亡くなった。この経験が彼女に、ホルモン治療と性転換手術を受けることを決意させ、2012年には名前もシドニーと変更(通常Sidneyというスペルの男性名と同じ発音)。
現在、彼女は自分の歴史と音楽をワンマンライブに変えてツアーを行なっている。

Jun 09 2017

Scott Fisherの新譜が発売

シンガー・ソングライターのスコット・フィッシャーが、新譜『Jumpin’ At Shadows』を発売した。
このイケメン作曲家兼シンガーの半生は特殊だ。在フランス外交官を父に持ち、フランスで育った彼はフランス語に精通している。音楽家としても、多くの人気テレビ番組に音楽を提供することによって大成功している。また、パリス・ボサノヴァという名前でクラシックの楽曲や、5曲入りのレコードも出版していて、フランス語でボサノヴァ風の歌を歌っている。
その彼の新譜は、よりフォーク風かつポップで、スタジオミュージシャンも粋を集めている。この中では、特に「Who Will Save Us」という、コールドプレイ風で、ビートルズの要素も含むといわれている曲や、胸が張り裂けるような切ない「Fool」がラジオで大人気だ。

Jun 05 2017

Babymetal, Exist Trace…女性バンドの時代到来

女性オンリーのロックバンドがブームとなっている気配だ。ベビーメタルは、彼女らの風変わりなアイドル的ダンスと歌、加えてハードで破壊的なバックバンドのサウンドで世界中を席巻している。また、ベビーメタルに一歩引けるものの、全員女性のヴィジュアル系バンド、イグジスト・トレイスも国際的な地位を確立した。また、ガールズ・メタル・バンド、ラブバイツも順調に活動している。他にもメアリーズブラッド、シンティア、アルディアス、バンド・メイドなど、日本だけでなく海外からの注目も集めるバンドが多く活躍しているようだ。

Jun 05 2017

Ginji Ito、40周年アルバムを発売

伊藤銀次が、『デッドリイ・ドライブ(40周年記念デラックス・エディション)』発売記念インストア・イベントを6月10日、タワーレコード新宿店で行う。このイベントは、トークとミニライブに加え、参加者が持参のカメラで伊藤銀次と2ショットも撮影することができ、5月24日に発売されたデラックス・エディションのアルバムを購入し、イベント参加券を先着順で獲得した顧客のみを対象としている。詳細はタワーレコード新宿店に。
伊藤銀次は、山下達郎や大貫妙子らとシュガー・ベイブで活躍していたことでも知られているが、数々のナイアガラ・レーベルの曲にも登場、また終了したフジテレビの番組「笑っていいとも!」のテーマソング、「ウキウキWatching」を作曲したことでも知られている。

Jun 04 2017

CHAIがサウス・バイ・サウスウエストで評判に

女性オンリーバンドのチャイが、行く先々で好評を博している。テキサスで毎年開催されるミュージックフェス、サウス・バイ・サウスウエストのジャパン・ナイトでは、今年もっとも噂になったバンドがチャイだった。また、下北沢全域で行われたイベント「下北沢サウンドクルージング」では、観客も大興奮のライブを開催。
このバンドは名古屋で結成され、東京に移動している。彼女らの音楽はトムトムバンドやスリッツ、CSS、Devoなどと比べられることが多い。彼女たちの「ほめごろシリーズ」EPは楽しく、ファンキーだ。ぜひ「Sound and Stomach(音と胃袋)」という曲はチェックしてほしい。

Jun 02 2017

Raymond WattsがPIGのUSツアーに

パンクとエレクトロニックを融合したダンス・ミュージックのクリエイター、レイモンド・ワッツがPIGとして長期の北米ツアーを開始する。今回ツアーに参加するのは、以前ドイツのインダストリアル・バンドKMFDMでワッツと共演していたEn Eschだ。
1990年代、PIGは日本と深い関わりがあった。彼のアルバム『The Swining』『Sensation』(これにはアンダーワールドのカール・ハイドが登場する)『Wrecked』の三作はヴィクターから発売され、他にもBuck-Tickのメンバーと二つのプロジェクト・バンド、SchaftとSchweinを結成して活動した。
PIGは現在、オンラインでそろそろ新たな何かを発表するかもしれない、とほのめかしている。

Jun 02 2017

DYGLが東南アジアツアーを無事終了

日本のインディーズバンドDYGLは、クアラルンプール、バンコク、台北、ソウル、そしてジャカルタを行脚した東南アジアツアーを終えた。今年の夏はフジロックに参加し、その後中国でのツアーを敢行する予定。
DYGLは、新譜『Say Goodbye to Memory Den』の発売記念ツアーで日本国内のみならず、海外も回っている。このアルバムはStrokesのメンバー、アルバート・ハモンド・Jr.がプロデュースしている。DYGLのリーダーNobuki Akiyamaの歌う英語は非常に自然で、バンドのサウンドも英ポップやブルックリンのオルタナロック的なフレーバーが漂っている。

May 26 2017

Rodney Bingenheimerのラジオ番組、6月で終了

伝説のラジオDJ、ロドニー・ビンゲンハイマーのラジオ番組『Rodney on the ROQ』が6月5日で終了することがわかった。彼は、番組を通じて、多くのバンドに最初のチャンスを与えたことで知られている。
ロドニーの両親は、彼が幼い頃に離婚し、彼はスターになる夢を見ながらウエイトレスを続けた母と暮らした。母親から半分忘れられたように暮らしていたロドニーは、60年代、10代の頃には音楽出版社で働き始め、Byrdsや Sonny & Cherのようなスターと仕事をするようになる。
70年代になると、ロドニーは「ロドニー・ビンゲンハイマーの英国風ディスコ」を開いてハード・ロックやグラムロックなどのシーンを牽引するようになる。このディスコはレッド・ツェッペリン、NYドールズ、マーク・ボラン、イギー・ポップやアリス・クーパー、アンディ・ウォーホル(ロドニーが似ていると言われていた)他、多くのセレブリティが訪れ、入り浸る場所となった。また、後にランナウェイズとなる若者たちが出会ったのもこのディスコだった。
1976年にはKROQラジオ局で最初の番組を持つ。パンクが軌道に乗ったばかりの時期に始まったため、多くのリスナーがこの番組をラモーンズ、ブロンディ、スージー&ザ・バンシーズ、セックス・ピストルズなどのバンドを放送する番組だと思っていたが、実際にはロドニーは、パンクロックだけではなく、ヴァン・ヘイレン、デュラン・デュラン、ザ・ゴーゴーズ、サブライムやコールドプレイなどを番組で初期から応援していた。
2003年には『Mayor of Sunset Strip』というロドニーについてのドキュメンタリー映画も作られた。また彼は、日本のロック映画『Ghostroads』にカメオ出演している。

May 26 2017

Christopher Willitsが新譜を発売

サンフランシスコをベースに活動するアンビエントのアーティスト、クリストファー・ウィリッツが新譜『Horizon』をリリースした。ウィリッツは、12Kレーベルからのリリース、そして坂本龍一と作った二つのアルバムによって世界中にしっかりとしたファンベースを獲得。ゴーストリー・レーベルの友人でグラミー賞候補になったTycho(サンフランシスコをベースに活動するスコット・ハンセンのステージネーム)とのツアーもそれを助けている。『Horizon』は、深夜1時か、日曜日の朝6時半頃聴くのにぴったりのアルバムだ。

May 23 2017

Todd Rundgrenが新譜を発売

トッド・ラングレンが新しいアルバム『White Knight』をクレオパトラ・レコードから発売した。このアルバムには数々のゲストが参加している。ダリル・ホール、ドナルド・フェイゲン、ロビン、ジョー・サトリアーニ、プレイリー・プリンス、ジョー・ウォルシュ、トレント・レズナー、ベティ・ラヴェットなど。

May 23 2017

Grateful Deadのドキュメンタリーが上映に

マーティン・スコセッシがプロデュースした、4時間に及ぶグレイトフル・デッドのドキュメンタリー映画『Long Strange Trip』が5月26日に北米の映画館にて上映解禁に、7月2日にはアマゾン・プライムビデオで視聴可能になる。
1965年に北カリフォルニアで結成されたこのバンドは、1995年のギタリスト、シンガーでバンドの核だったジェリー・ガルシアの死でオリジナルの形を変えても、現在に至るまでデッド&カンパニーとして活動を続けている。
デッドはその活動期間中に多くの変化を経験した。少なくても5人のキーボードプレイヤーを経て、作曲家のジョン・ペリー・バーロウやサウンドマンのオースリー・スタンリーなどの非公式メンバーも多い。メジャー・レーベルに所属し、長いキャリアを誇りながらも、彼らがビルボードのトップ100に入ることは殆どなかった。1970年の「Truckin’」(64位)、1987年の「Touch of Grey」(9位)の二曲だけだ。それにも関わらず、彼らのライブは絶大な人気を誇り、2015年のサヨナラライブ『Fare Thee Well』では、5つのスタジアムで行う大ライブのチケットは発売と同時に売り切れとなった。

May 23 2017

Tricotがニュー・アルバムをリリース

日本発のバンド、トリコが最近新譜『3』をサンディエゴのインディーズ・レーベル、トップシェルフから発売した。トップシェルフは、ノー・ヴァケーションやヴェルヴェット・ティーンなどアメリカのバンドや、日本のインディーズバンド、ライトやマウス・オン・ザ・キーズなども取り扱っている。

May 23 2017

Kikagaku Moyouの新譜が発売に

日本初のサイケバンド、幾何学模様の新EP『Stone Garden』が5月19日に発売された。現在、バンドは18日間の北米ツアー中で、多くの観客を集め、ピッチフォーク、Quietus、アクアリウム・ドランカード、Brooklyn Veganなどから高い評価と、新たなファンを獲得している。

May 19 2017

North Mississippi Allstarsの新譜が6月に発売

ノース・ミシシッピ・オールスターズの新譜『Pray for Peace』が6月2日に発売される。このアルバムはほぼオリジナル曲で構成されているが、フレッド・マクダウェルやローリング・ストーンズが歌って知られるようになったゴスペル/ブルースのスタンダードナンバー「You’ve Got to Move」や、彼らの尊敬するR.L.バーンサイドの「Long Haired Doney」が含まれている。このバンドは20年前に結成され、核となるメンバーはルーサーとコーディのディキンソン兄弟で、アレックス・チルトン、ビッグ・スター、ウィリー・デヴィル、リプレースメント、マッドハニー、トゥーツや、メイタルズなど、数々のアーティストを手がけた伝説的なプロデューサーであるジム・ディキンソンの息子たちである。父親のジム本人も、アレサ・フランクリン、サム&デイヴ、ブルック・ベントン、ロニー・ホーキンスそして何より、ローリング・ストーンズのトラック「Wild Horses」で共演したセッション・ピアニストだった。

May 18 2017

Midori Takada(高田みどり)が北米で人気に

高田みどりが遅まきながら1983年に録音されたアルバムにより北米で人気が出ている。
このアルバム『Through the Looking Glass』はアンビエントの名作で、コレクターズにより段々と人気が出て、現在オリジナル版は、音楽データベースサイトDisogsで1枚750ドル(2017年5月レートで約8万4千円)になっている。
このアルバムはスイスのウィー・リリース・ワットエヴァー・ザ・ファック・ウィー・ウォント・レコード(このレーベルは「攻殻機動隊:ゴーストインザシェル」を含む数々のサウンドトラックもリリースしている)やアメリカのパルト・フラッツから再販されている。このアルバムは、高田によるとブライアン・イーノの「Music for Airports」に影響されたと言っていて、テリー・ライリーの影響も聞かれるものだが、元々はクラシックとして発売された。これが高田のソロ・デビューだった。これ以前は、高田はムクワジュ・アンサンブルというグループに所属していた。ここには、著名なシンセサイザー・プレイヤーの松武秀樹や、1984年からアニメーターの宮崎駿とタッグを組んでいた久石譲も所属していた。

May 18 2017

David ByrneがBrian Enoと新譜を製作中

デヴィッド・バーンが、ブライアン・イーノと来年リリースになる新譜を製作中らしい。この二人は、1978年にトーキング・ヘッズのセカンド・アルバム『More Songs About Building and Food』で出会い、その後様々なプロジェクトで共同制作している。もっとも有名で革新的で素晴らしかったのは、1981年制作の『My Life In the Bush of Ghosts』だろう。
バーンは、他にも、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーという名前でワープ・レコードで活動しているダニエル・ロパティンともサウンドトラックなどの制作などでコラボレーションしていて、ブライアン・レイチェルも協力したソフィア・コッポラの『The Bling Ring』などが有名。

May 18 2017

Dionが『Kickin’ Child』をリリース

ディオン(本名ディオン・ディムーチ、77歳)が遅ればせながら『Kickin’ Child』をノートン・レコードから発売することになった。このアルバムは1965年にコロムビアで録音されたが、意見の相違があり日の目を見なかった。プロデューサーはトム・ウィルソンで、同じくウィルソンがプロデュースしていたボブ・ディランのカバーが3曲含まれている。最近は名前を聞くことも少ないが、50年代、60年代の、特に彼の地元であるニューヨークでは絶大な人気を誇っていて、「The Wanderer」「Run Around Sue」などの大ヒット他、数々のヒット曲を飛ばしている。またロバート・ケネディ大統領の暗殺後、「Abraham Martin and John」というエモーショルな曲をリリースし、公民権運動のテーマソングに使われた。また、Mott the Hoopleが録音した反ドラッグの曲「Your Own Backyard」は一時代を築いた。1998年にはルー・リードの推薦でロックの殿堂入りした。このアルバムのライナーノーツはファンで友人のスコット・”トップテン”・ケンパー(ディクテーターズ、デル・ローズ)が書いている。

May 18 2017

Michael Jacksonの娘、Parisがポップスターに

マイケル・ジャクソンの娘、パリスがポップスターになるべく活動中だ。
歌手としてデビューすることを考えらてていたものの、現在はモデルや女優として活動するべく方向性を調整しているらしい。この身長175センチ、金髪の19歳のマネージャーとして名乗りを上げたのは、ロッド・スチュワートのマネージャーとしてよく知られているアーノルド・スティーフェルで、ベット・ミドラー、プリンス、バングルスやガンズアンドローゼスのマネージメントにも関わっていた。パリスは現在モデルとして契約しており、ハーパーズ・バザー誌の4月号カバーとして登場した。また、北米のテレビ番組「Star」にも5週にわたって登場することが決定している。彼女は、自分の兄弟であるプリンス(若い頃は「ブランケット」というあだ名で呼ばれていた)とは仲が良いが、マイケル自身の兄弟からは距離を置いているという。

May 06 2017

Lotusが新譜をリリース

ロータスが、素晴らしい新ライブ・アルバム『86 Revolutions』をリリース。この番号は彼の以前のツアー日数から取られた。
彼らの活動初期、多くが彼らをジャムバンドと認識していた時、観客はロータスがファンクっぽかったり、エレクトリックなサウンドを披露し始めると戸惑うことが多かったという。しかし、バンドは自分たちの強みでもあるライブ活動から理解者を徐々に増やしていった。
彼らのサウンドは、それ以来「エレクトリックな傾向のあるジャズ・ファンク」と説明されるようになり、トーキング・ヘッズとオーブの中間という立ち位置になっていった。
ロータスは、2013年のフジロックのフィールド・オブ・ヘブン会場にて最高のパフォーマンスを見せ、その年のフジロックで最高のアーティストだったと当時の参加者に言わしめている。

May 06 2017

ジャズピアノのAki Takase、新譜を発表

ジャズピアニストの高瀬アキがベテランサックスプレイヤー、デヴィッド・マレイと『Cherry-Sakura』というアルバムをレコーディング、インタクト・レコードから出版する。このアルバムはスイスのチューリッヒで録音され、4曲は高瀬の作曲、3曲はマレイがセロニアス・モンクと作った『Let’s Cool One』から収録された。
グラミー賞受賞者のマレイは、ワールド・サキソフォン・カルテットのメンバーとして最初に有名になったが、様々なコラボレーションを行う多作のアーティストとして知られている。高瀬も同じように広い(また王道でない)テイストを持っていて、フレッド・フリス、レジー・ワークマン、デイヴ・リーブマン、セシル・マクビー、ジョン・ゾーンとの共演で知られている。

May 06 2017

Mick Ronsonのドキュメンタリー映画、発表へ

ギタリスト、ミック・ロンソンがドキュメンタリー映画『Besides Bowie: The Mick Ronson Story』の主人公として抜擢された。
ミック・ロンソンはデヴィッド・ボウイのギタリストとして、ジギー・スターダスト期以前から後まで活躍した。彼の肉付きの良いギタートーンや刺激的なパフォーマンスはボウイのサウンドに大きく貢献し、ミック・ジャガーとキース・リチャーズやスティーブン・タイラーとジョー・ペリーのようなデュオとして捉える人も多い。
きらびやかなイメージで語られることの多いロンソンだが、実際はヨークシャー州、ハルの労働者階級出身で、ギタリストデビュー以前は機械工として働いていた。
1993年に癌でこの世を去ったロンソンは、ボウイ以外にもイアン・ハンター、ボブ・ディラン、エルトン・ジョン、ルー・リード、ジョン・メレンキャンプやモリッシーとも共演している。
この映画は、イギリスでの上映が決まっているが、日程は未だ発表されていない。8月15日から19日には、ロンソンの生地ハルで記念イベントが行われる予定。

May 01 2017

Trombone Shorty、新譜をリリース

トロンボーン・ショーティが、新譜『Parking Lot Symphony』をブルーノートレコードから発売した。リード・シングルはアーニー・K・ドゥーの「Here Comes The Girls」のカバー。彼はアルバム発売の全米ツアーを、故郷のニューオリンズから始めるという。