Sep 14 2019

TWINKIDSがシングルをリリース

エレクトロニック・クイアー・ポップ・デュオ、ツインキッズが新らしくシングル『Eighteen』を発売した。この曲は若かりし頃の愛を思い出し、それがどれくらい大きく見えていたか、環境が変わることによって変節したかを描いている。胸を刺すような失恋の歌を歌うのは、東京で生まれ育ったヴォーカリスト、ジーン・フクイ。80年代シンセ・サウンドを思わせるバックトラックは、ティアーズ・フォー・フィアーズの流れを組んでいる。

Sep 14 2019

LITEが新譜をリリース

日本初のバンドLITEが、新アルバム『Multiple』をリリース、来月から台湾のマス・ロックバンド、エレファント・ジムを前座にUSツアーを開始する。

Sep 14 2019

Daniel Johnston、心臓発作で他界

エキセントリックなシンガーソングライターだったダニエル・ジョンストンが58歳という若さで、心臓発作を起こし死去した。彼の音楽キャリアは安いカセットレコーダーにオリジナルの歌を録音、テキサス州オースティンの彼が働いていたマクドナルドで客に無料配布していたところからスタートしている。創造的で子供みたいな曲は有名になっていった。ヨ・ラ・テンゴ、フレーミング・リップス、トム・ウェイツ、ベック、ジャド・フェアら多くのアーティストがコピーした。

ジョンストンは統合失調症を患っており、飛行機墜落事故を起こしたあとはしばらく精神病院に入院していたが、その後海外ツアーを行うなど活動を再開。彼はインディーズのレーベルからアルバムをリリース、のちにアトランティックと契約を結んだ。

彼は不合理で、一貫性がなく、信頼できないことも多かったが、カルト的な人気を博した。1993年、レコード・エクスチェンジというレコード店が彼に壁画の制作を依頼。彼が「ジェレマイヤ・ザ ・イノセント」と名付けた、「Hi How Are You?」と吹き出しのついたカエルの壁画はオースティンの観光名所にもなっている。カート・コヴァーンはローリング・ストーンのカバーにもなったバージョンのTシャツをよく着用した。ジョンストンの驚くべき人生を綴ったドキュメンタリー「The Devil and Daniel Johnston」は2005年に制作されている。

安らかに。

Sep 01 2019

Corneliusが北米西岸ツアーへ

コーネリアスが、9月24日に北米西岸ツアーをロサンゼルスで開始、北上して10月2日にヴァンクーヴァーで千秋楽を迎える予定だ。このツアーではコーネリアスは『Point』アルバム全曲を演奏するという。カリフォルニアでの前座はベイ・エリアをベースに活動するサイケデリック/オルタナ・ロックバンドで、西海岸とヨーロッパにファンが多く、日本の幾何学模様とも共演しているシュガー・キャンディ・マウンテンが起用された。コーネリアスは、1997年の『Fantasma』アルバムが著名なインディーズレーベル、マタドールからリリースされた事で知られるようになった。彼はヨーコ・オノのバンドでの公演も含め、数々のアメリカライブの経験がある。

Sep 01 2019

シンガーソングライター、ギタリストのNeal Casalが自殺

今週は悲しい自殺のニュースがある。大人気のシンガー、ソングライター、兼ギタリストのニール・カザルが他界した。彼はニュージャージー州に生まれ育ったが、1988年から1993年の間南部ロックバンドのブラックフットのギタリストとしての活動で名を売った。ブラックフット後、彼は数々のソロアルバムをインディーズのファーゴ・レーベルからリリース。日本のインディーズレーベル、ゴティーもカザルのアルバム『No Wish to Reminisce』『Roots and Wings』『Sweeten the Distance』をリリースし、日本公演もアレンジした。カザルはソロのライブで日本人ミュージシャンを起用することがあり、キーボード奏者の良原リエ(ステージネームTric0!)もその1人だ。彼はまた多くのバンドで演奏、ヘイジー・マラズ、ビーチウッド・スパークス、ロバート・ランドルフ、ライアン・アダムスや彼の家族、クリス・ロビンソン・ブラザーフッドらと共演している。彼の曲「Dandelion Wine」はオルタナ・カントリーバンドのレイルロード・アースが録音。カザルは他にもウィリー・ネルソン、フィル・レッシュらとコラボ、またグレイトフル・デッドの要請でライブのインターミッション用の曲を提供したが、あまりにも人気になりサークル・アラウンド・ザ・サンという名義でリリースしたりもしていた。安らかに。

 

Sep 01 2019

グラフィックアーティストPedro Bellが他界

グラフィック・アーティストのペドロ・ベルが69歳で数々の病の後死去した。ベルはパーラメント/ファンカデリックのイラストレーターで、他にもジョージ・クリントンや関連のプロジェクトにも参加していた。彼のユニークで、ざっくりとしたサイケデリックかつSFテイストのイラストや、彼のパーラメント/ファンカデリックのためのライナーノーツなどは、バンドの奇妙かつコミカルで、スーパーヒーロー的なイメージを作り上げるのに一役買っている。彼は影響を与えたアーティストとしてサン・ラ、サルバドール・ダリ、フランク・ザッパ/カル・シェンケル、ロバート・ウィリアムスやエド・ビッグダディ・ロスを挙げている。安らかに。

Sep 01 2019

ソングライターDonnie Fritts、他界

偉大なソングライターのドニー・フリッツが76歳で心臓手術中の合併症により他界した。フリッツは長期間に渡り成功を納めたミュージシャンで、主にソングライターとして活動、他にもセッション・プレイヤー、サイドマンとしても、特にクリス・クリストファーソンのキーボード奏者として活躍した。アラバマをベースに活躍した彼は、多分レイ・チャールズ、ローリング・ストーンズ、ティナ・ターナーやウェイロン・ジェニングスが歌った「We Had It All」、ダスティ・スプリングフィールド、UB40&クリッシー・ハインドが録音した「Breakfast In Bed」、ダン・ペンと共作でアーサー・アレクサンダー、ジョン・バエズ、パーシー・スレッジ他多くが歌った「Rainbow Road」、同じくダン・ペンとの共作でイルマ・トーマスが歌った「Choo Choo Train」、この曲はエディ・ヒントンとの共作で1968年にボックストップスのトップ40ヒットにラインクインし、さらに近年タランティーノ監督の新作「One Upon a Time In Hollywood」に使用された。彼の時々共作者のペンと同じく、フリッツの曲は多くの場合R&B、カントリー、たまにポップスのシンガーにより愛された。安らかに。

Sep 01 2019

Ivan Nevilleのデビューアルバムが再販に

ユニバーサルがイヴァン・ネヴィルの1988年デビューアルバム『If My Ancestors Could See Me Now』をリイシューすることを発表した。このアルバムにはビルボードで26位になったシングル「Not Just Another Girl」も収録されている。他にもチャート入りしたボニー・レイットとのデュエット曲「Falling Out of Love」も入ってる。さらに、ギターとプロデュースを兼ねたダニー・コーチマー、ワディ・ワクテル&スティーブ・ジョーダン(イヴァンは彼らとキース・リチャーズ・エクスペンシブ・ワイノス・バンドで共演している)ベーシストのランディ・ジャクソン、ドラマーのジェフ・ポーカロ、ジョン・デヴィッド・サウザーやジム・ケルトナーなどもゲストとして参加している。

Aug 25 2019

Kayo Dotが9月に新譜を発表

プログレッシブ・ロック・グループのカヨ・ドットが9月6日に新譜『Blasphemy』をリリースすると発表。カヨ・ドットはデビューアルバム『Choirs of the Eye』を2003年にジョン・ゾーンのザディック・レーベルから発売。このアルバムはモジョの変なアルバム50選にランクイン。その後、彼らは日本のデイモアを含む数々のレーベルからアルバムをリリースしている。リーダーのマルチ・インストゥルメンタリストのトビー・ドライバーが唯一のコンスタント・メンバーというバンドでもある。彼らのメタルとクラシカル・サウンドの融合はよくアヴァンギャルドと解説される。彼らのサウンドはロック楽器の手の込んだ伴奏と、ヴァイオリン、サックスやヴィブラフォン、クラリネットやフルートのサウンドを多用する。カヨ・ドットの音楽は主流のポップスから大きく外れることも多いが、その興味深いサウンドは彼らにカルト的なファンを獲得、ツアーも国際的なものが多い。

Aug 25 2019

歌手のEddie Moneyが食道癌を発表

歌手のエディ・マネーがステージ4の食道癌で、すでに全身に転移していることを発表した。1978年に自分の名前を冠したアルバムでデビュー、「Baby Hold On To Me」「Two Tickets To Paradise」などを含んでいた。その後「Shakin’」「Take Me Home Tonight」などのヒットを飛ばし、1990年代初頭のヒットがチャート最後になる。マネーは長期間に渡る喫煙者であり、また長期に渡り薬物を常用していたが、リハビリを重ね2001年にカムバックを果たし、ツアー活動(彼の子供達をバンドに参加させたりした)、テレビやコマーシャルへの露出(リアリティ・ショーの「Real Money」を含む)など多岐な活躍をしていた。この我慢強いシンガーの回復を祈る。

Aug 25 2019

紅茶会社がGrateful Deadにインスパイアされた紅茶を発表

アメリカの紅茶を代表する紅茶会社セレッシャルシーズニングが新たなフレーバーティー、ランブル・オン・ローズを発表した。このフレーバーティーはサンフランシスコをベースに活躍するバンド、グレイトフルデッドにインスパイアされたという。「Ramble On Rose」は元々ギタリストのジェリー・ガルシアと作詞家のロバート・ハンターの共作で「Europe ’72」アルバムに初めて登場した。紅茶の外装もグレイトフルデッドにインスパイアされた髑髏とバラだ。ただ、これはグレイトフルデッドにまつわる初めての食品ではない。これ以前にもアイスクリーム会社のベン&ジェリーが1995年に他界したデッドのギタリストの記念として「Cherry Garcia」を発売、その後人気のフレーバーとして定着している。今後もビール会社ドッグフィッシュ・ヘッドがグラノラ・フレーバーのビール「American Beauty」を発売予定だが、これは1970年に発売されたデッドの5枚目のアルバムの名前をとったものだ。

Aug 25 2019

ベーシストLarry “the Mole” Taylorが他界

著名なベーシストのラリー・ザ・モール・タイラーが77歳で死去した。彼は画期的なブルース・ロック・バンド、キャンド・ヒートのメンバーとして1番知られていた。キャンド・ヒートは数々のヒットと、「Going Up the Contry」や「On The Road Again」などの国際的なスマッシュヒットを飛ばし、モンタレー・ポップ・フェスティバルやウッドストックにも参加していた。

タイラーはキャンド・ヒートへの参加以前には人気のセッション・プレイヤーで、モンキーズやジェリー・リー・ルイスらのレコーディングにも参加している。彼はまた、デビューアルバム以前のフランク・ザッパとも活動。キャンド・ヒートを1970年に脱退したのちはギタリストのハーヴェイ・マンデルと共にトム・ウェイツのセッションやツアーに参加。度々キャンド・ヒートのツアーにも参加していた。安らかに。

Aug 25 2019

Adam Deitchが初のソロアルバムを発売

ドラマーのアダム・デイッチが最初のソロアルバム『Egyptian Secrets』を8月23日に発売した。デイッチはジャズ・ファンク・バンドのレタスと定期的に活動、また長い間ジャズギタリストのジョン・スコフィールドのドラマーとして活躍、エレクトロニック・アーティストのプリティ・ライツとも共演を続けている。彼はまた50セントやタリブ・クウェリ、レディシなどのプロデュースも手がけている。彼はプロ・ドラマーの両親の間に生まれつきのドラマーとして誕生、その才能をバークレー音楽学院でさらに育てた。

このアルバムについて、彼は制作スタイルはオーガニック(ポストプロダクションも編集もなし)で、彼のファンキー、ヒップホップなテイストに60年代のヴァーヴやブルーノートのフレーバーをミックスしたと言っている。このアルバムには、オルガン奏者のウィル・ブレイズ、トランペット奏者のエリック・ベニー・ブルーム、サックス奏者のライアン・ゾイディスに加え、ジョン・スコフィールドが何曲か参加している。

Aug 22 2019

Outside LandsがSan Franciscoで開催

サンフランシスコでアウトサイド・ランズ・フェスティバルが8月9日から11日の期間開催された。アウトサイド・ランズはアメリカで最初にマリファナが合法で売られるようになったイベントのひとつだ。許可証を掲げた屋台が、21歳以上の観客に規定量内で販売、マリファナを吸う人々は決められた喫煙所に行くことになっている。食品にマリファナが含まれているタイプのミント、チョコレートなども販売された。

フェスの参加者はポール・サイモン、チャイルディッシュ・ガンビーノ、ケイシー・マスグレイヴスやフライング・ロータスら。

Aug 22 2019

映画“The Farewell”でAwkwafinaが主演

現在アメリカで話題の映画『The Farewell』は中国系の家族が、祖母が末期の肺ガンに侵され余命少しということを知り、告知しないことを選ぶというストーリーだ。この映画はルル・ワン監督、主演はオークワフィナ。オークワフィナは本名ノラ・ラム、中国系の父と韓国系の母の間に生まれた。『オーシャンズ8』や『Crazy Rich Asians(邦題クレイジー・リッチ!)』で女優としてのキャリアを確立したが、元々はコミック・ラッパーとして活動していた。ミッキー・アヴァロンが「My Dick」という曲をリリースした際、オークワフィナは「My Vag」で返曲。当時アマチュアだった彼女のユーチューブビデオは450万ビューを数えた。その後、彼女は『Yellow Ranger』というアルバムをリリースし、有名な韓国系アメリカ人コメディアンと「Green Tea」という曲でコラボしている。

Aug 22 2019

Amendola vs. Bladesが新譜を10月リリース

アメンドーラ・vs・ブレイズが新アルバム『Everybody Wins』を10月11日にロイヤル・ポテト・ファミリー・レーベルからリリースする。バンドの核になるのはドラマーのスコット・アメンドーラとオルガン奏者のウィル・ブレイズだ。この2人は何度もコラボしており、ジャズにルーツを持ちつつ様々な音楽の影響を受けた演奏をしている。アメンドーラは90年代に活躍したバンド、T.J.カーク(メンバーにチャーリー・ハンターやウィル・バーナード、ジョン・ショットを含む)で有名だが、ビル・フリーゼル、ネルズ・クライン、パット・マルティーノなどほかにも多くのアーティストとコラボしている。また、ブレイズは過去に多くの経験を積んでおり、MMWのビリー・マーティンやギャラクティックのスタントン・ムーア、カール・デンソンやメルヴィン・スパークスなど様々なジャンルのアーティストと共演している。『Everybody Wins』では、アメンドーラとブレイズに加え、サクソフォン奏者のスケリック(クリッターズ・バッギン、ル・クレイプール)、ギタリストのジェフ・パーカー(トータス)、パーカッショニストのサイロ・バプティスタ(ジョン・ゾーン、スティング、ハービー・ハンコック)とキーボーディストのロブ・バーガー(ティン・ハット・トリオ、ローリー・アンダーソン)が参加している。

Aug 11 2019

TencentがUniversal Music株を購入へ

中国のデジタル大企業テンセントが世界最大手のレコード・レーベル、ユニバーサル・ミュージックの株10%を購入という動きが報じられている。この取引は約3550億円で行われ、来年テンセントにさらに10%の購入権が与えられる(現在のオーナーであるヴィヴェンディはさらに50%を売る用意があるとしている)。この取引は、多くの面において物議を醸している。テンセントは既にWeChat、テンセント・ミュージックとスポティファイ株の7.5%を所有している。中国市場は海外に対して閉じられているため、中国の30億を超える人口の支えるマーケットに参入するために中国企業との取引を余儀無くされる。しかし、中国では世界基準での音楽市場とは違うシステムの基に動いているため、ロイヤリティという意味では非常に安いか、何も払われないケースが多い。また、中国では創作に対する締め付けが厳しく、政治的な理由からの編集などが多く求められる。多くの映画人やミュージシャンが、チベット擁護を表明したために中国市場から締め出され、多くの映画が中国国内で公開前に編集されている。

近年、中国企業がハリウッド映画に多額の資金を投入しているが、その代わりに中国人俳優の起用や、中国のネガティブなイメージを使用しないこと、中国に関して問題になるような表現を使わないことなどを求めている。ここ最近でニュースになったものでは、「Top Gun 2:マーヴェリック」では、オリジナル作品でトム・クルーズが着ている革ジャンの後ろに多くの旗がついているものに対して、中国企業を満足させるために日本や台湾の旗を外すという変更をしたというものが話題になっている。

Aug 11 2019

“The Man Who Fell To Earth”がTVシリーズ化

1976年のSF映画『The Man Who Fell To Earth(邦題:地球に落ちてきた男)』がCBSからTVシリーズ化される。オリジナルの映画は1963年出版のウォルター・テヴィスの本を基に作られ、デヴィッド・ボウイが主演した。

作家のニール・ゲイマン(ミュージシャン、アマンダ・パーマーの夫でトリ・アモスの娘タッシュの名付け親でもある)がこのプロジェクトに参加予定で、ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズもこのプロジェクトに賛同しているという。

オリジナルの映画はニコラス・ローグが監督、絶賛と同時に酷評もされ、売り上げ的にもそこそこだったが、当時から強い影響力を誇った。また、ボウイの映画でのベスト・パフォーマンス、音楽にジョン・フィリップス、ミック・テイラーやツトム・ヤマシタらの音楽を起用していることからも現在は高く評価されている。

Aug 11 2019

Linda Ronstadtのミュージカルが9月お目見え

シンガーのリンダ・ロンシュタットのドキュメンタリー映画『The Sound of My Voice』が新たにお目見えする。ロンシュタットは、2012年にパーキンソン病と診断されてパフォーマンスからは引退したが、現役時代の彼女は素晴らしいスターで、一つのスタイルに囚われることなく、人にはキャリアの終わりだと言われても何にでも果敢に挑戦する人だった。彼女が最初に名を売ったのは1967年の「Different Drum 」という曲で、当時彼女はストーン・ポニーズというフォーク・ロックのグループに所属していた。1970年代には彼女は素晴らしい歌声とともに押しも押されぬ大スターだったが、批評家には自作の曲が少ないと批判されていた。実際、彼女のレコードではオールディーズやジャクソン・ブラウン、ニール・ヤング、ウォーレン・ジヴォンなど新進のアーティストの曲を多く歌っている。のちに彼女は新しいジャンルの曲に挑戦、ビッグバンドジャズを歌い、他のアーティストとのコラボレーション、伝統的なメキシコ音楽(彼女はメキシコとドイツにルーツがある)、ミュージカルナンバーなどを網羅し10回のグラミー賞に輝き、絶大な人気を誇った。リンダは結婚こそしなかったが、多くのセレブリティと浮名を流した。カリフォルニア州知事ジェリー・ブラウン、コメディアンのジム・キャリーや、一時期婚約していた映画監督のジョージ・ルーカスら。この映画は9月に公開予定。

Aug 10 2019

CCRが新譜『Live at Woodstock』をリリース

1969年の伝説、NYでのフェスティバル以来、初めてC C R(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)がウッドストックでのライブ音源『Live at Woodstock』をリリースした。CCRの創設メンバーが活動していた期間は1967年から1970年と短かったが、その間だけで非常に非常に多くの曲をレコーディングしていた。1969年、CCRはその絶頂期にあった。3枚のヒットアルバムをリリース、「Bad Moon Rising」「Proud Mary」「Green River」に代表される多くのヒット曲を生んだが、それらの全てがこのライブアルバムに含まれている。バンドのリーダーだったジョン・フォガーティは最初、このライブレコーディングは質が低いとリリースを拒んだらしい。CCRは最初10時から演奏する予定だったが、時間が押して結局何時間も遅れた。特にグレートフル・デッドの長いセットに対して、フォガーティは彼らの長すぎる演奏が観客をうんざりさせ、眠りに誘ったと思ったらしい。しかし、CCRファンはこのライブ・レコーディングを待ち焦がれていた。評論家の評価も非常に高くなっている。

 

Aug 10 2019

PIGのRaymond WattsがKMFDMのSascha Konietzkoと和解

イギリスのインダストリアル・ミュージックのアイコン、PIGのレイモンド・ワッツがKMFDMのサーシャ・コニエツコと和解し、9月27日に発売となるにKMFDMの新アルバム『Paradise』で20数年ぶりにコラボレーションする。ワッツはKMFDMの最初のシンガーだったが、バンドから離れたりまた再加入したりを繰り返していた。理由は公開されていない。一方、ワッツ自身もカバー曲オンリーのアルバム『キャンディ』を最近リリース、同じくKMFDMの創設メンバーで1999年までバンドにいたドラマーのエン・エッシュとこの秋アメリカツアーを行う予定だ。

Jul 25 2019

ニューオリンズの偉人Art Neville、81歳で逝去

ニューオリンズの高貴なる音楽ファミリー、ネヴィル一家の1人、偉大なるアート・ネヴィルが81歳で多くの健康障害で苦しんだ後、他界した。アートは兄弟の1番上で、若い時から弟のチャールズ、アーロン、シリルと共に音楽業界で活動してきた。チャールズは50年代のスター、ラリー・ウィリアムズのためにサックスを吹いていたが、ヘロインへの依存と、薬を買うための万引きの為に収監され、皮肉なことに監獄でニューオリンズの伝説的なピアニストジェームズ・ブッカーと共演することになる。出所後、彼はニューヨーク市へ移住し、数々のR&Bのスターのサイドマンとして活躍し、ジャズも嗜んだ。シリルとアートも多くのバンドのサイドマンとして活躍、アートはニューオリンズのスタンダード・ナンバーとなった「Cissy Strut」などの曲でチャートで成功したファンク・バンドのミーターズに参加。アーロンは幸いにもゴージャスな声に恵まれ、1960年には「Tell It Like It Is」で大ヒットを飛ばした。ミーターズとネヴィル兄弟は1976年に叔父のジョージ・ランドリー(別名ビッグ・チーフ・ジョリー。ネヴィル一族は黒人として育ったが、白人やチョクトー・インディアンの血も入っていた)の下で合流した。その結果、1976年に出したアルバム『The Wild Tchoupitoulas』はカルト的な成功を博したが、大きなヒットとはならず終わった。ネヴィル・ブラザーズはその後バンドとして活動を始め、1978年にデビューアルバムを発売。大きなインパクトを残したのは2枚目のアルバム、ジョエル・ドーンがプロデュースした『Fiyo on the Bayou』だった。彼らのアルバムは大体そこそこの結果を残しているが、他に名作と呼ばれるのはダニエル・ラノワがプロデュースした1989年の『Yellow Moon』だろう。2004年に最後のアルバムを録音した後も、彼らには世界中にライブを待ちこがれるファンがいた(2009年のフジロックでも素晴らしかった)が、その間メンバーはミーターズの再結成を含むサイド・プロジェクトも行なっていた。アートはリー・ドーシー、ポール・マッカートニー、ドクター・ジョン、ラベル、ロバート・パーマーなどの偉大なアーティストとも共演している。チャールズは昨年他界。アートの息子、イアンはアーロンの息子で、キース・リチャーズバンドで演奏していたイヴァンが率いるファンクバンド、ダムスタファンク(最近ニューオリンズのローリングストーンズ・ライブ前座を務めた)でギターを弾いている。

アート・ネヴィルの音楽は永遠に生き続けるだろう。安らかに。

Jul 24 2019

David Crosbyのドキュメンタリーが上映に

『David Crosby: Remember My Name』というドキュメンタリー映画が封切りとなり、多くのメディアで取り上げられている。この映画では彼の音楽キャリアを、その素晴らしい高みもどん底も、ありのままに描いている。クロスビーはフォーク・ミュージシャンとしてキャリアを開始し、フォーク・ロックバンドとして成功していたバーズに参加。しかし、彼はロジャー・マックインと衝突してバンドから追い出された。バンドから出た事が、ジェファーソン・エアプレーンとのコラボレーション、そしてクロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤングの結成へと繋がる。その間彼は大量のドラッグを摂取、自我が強く、頑固で、一緒に働くのが難しいと評価された。多くの観客が、彼が理由でCSN&Yは2度と一緒に演奏することがなかったといまだに信じている。クロスビーはフィル・コリンズ、デヴィッド・ギルモア、ルシンダ・ウィリアムズ、スナーキー・パピーのメンバーやジョン・メイヤーらとコラボレート、他にもソロ・アルバムを何枚も出している。彼はまた、レズビアンのシンガー、メリッサ・エスリッジの子供の父親だということでも有名だ。また、1962年に養子縁組で手放した息子のジェームズが彼の人生に再び現れ、音楽のコラボレーターとしても活動している。彼は他にも3人の違う女性との間に3人の子供がいる。彼はドラッグ関連で数回の逮捕歴があり、1994年には自分が痛めつけ、ダメにした肝臓の移植手術を受けている。非常に複雑で、驚くべきミュージシャン且つ男性だ。

Jul 15 2019

Chrissie Hyndeがカバーアルバムを9月にリリース

クリッシー・ハインドが9月6日、カバーアルバム『Valve Bone Woe』をリリースする。このジャズ風アルバムは7月6日のハリウッド・ボウルで、オーケストラとライブ録音された。このアルバムにはブライアン・ウィルソン/トニー・アッシャー、チャールズ・ミンガス、ジョン・コルトレーン、ニック・ドレイク、ホーギー・カーマイケル、アントニオ・カルロス・ジョビン、レイ・デイヴィス(クリッシーの元彼で、彼女の娘、ナタリーの父でもある)に加え、ニーナ・シモンやナンシー・ウィルソン、フランク・シナトラらの曲が収録されている。

Jul 15 2019

第十回Burger Boogaloo、大成功に終わる

第10回を数えるバーガー・ブーガルー・フェスティバルは今年も大成功に終わった。前回までと同じく、このイベントのホストは映画監督のジョン・ウォーターズ。参加バンドはジーザス&メリーチェイン、アミル&ザ・スニッファーズ、ザ・デッド・ボーイズ(スペシャルゲストのジェイムズ・ウィリアムソンも参加)、ニッキー・コルヴェット・ザ・ドワーフス、ジェイン・カウンティ、ビル・チャイルディッシュ、ザ・サイエンティスト、他にも多くのバンドが参加。関連イベントとして「Tokyo Nite」が開催され、ザ・サンダーロード(ギター・ウルフの兄弟マサハルがリーダーだ)ザ・ハイマーツ(女性オンリーのロック・トリオ)とパワー・ポップバンドのゴリラが出演した。

Jul 15 2019

Ross the BossがKK DowningとBritish Metal Festに参加

パンクの伝説ザ・ディレクターズのマニックなギタリスト、ロス・ザ・ボスがジュダス・プリーストのKK ダウニングと8月8日から11日に開催されるブリティッシュ・メタル・フェスタ、ブラッドストックで共演することがわかった。このフェスティバルは2万人のメタルファンが集まるとされ、スコーピオンズ、アントラックス、チルドレン・オブ・ボドム、メタル・チャーチ、サバトンなどの大物も出演予定だ。

Jul 15 2019

Springsteenの曲が青春映画のサントラに

『Bend It Like Beckham』で知られるグリンダ・チャーダ監督による青春映画『Blinded By the Light』が年末までにリリース、そのサントラが8月9日に発売される。このアルバムには2001年の未発表曲「I’ll Stand By You」と2曲のライブからの録音を含むスプリングスティーンによる曲が12曲収録されている。

Jul 06 2019

PIGがカバーアルバムをリリース

ベテランのインダストリアル・バンドPIGがカバー曲のみのアルバム『Candy』をリリースした。PIGこと本名レイモンド・ワッツはナイン・インチ・ネイルズ、サイキックTV、ドイツのKMFDMやアインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、日本のバクチクやイギリスのファッション・デザイナー、アレクサンダー・マックインとの仕事で知られ、また『Wrecked』『Sensation』『No One Gets Out of Her Alive』を含む多くのソロアルバムをヴィクター・エンタテイメントから出している。新アルバムにはホール&オーツ、プリンス、スパイス・ガールズ、ライチャス・ブラザーズ、オリヴィア・ニュートン・ジョーンの非常にユニークなヴァージョンも含まれている。

Jul 06 2019

Quicksilver Messenger ServiceのGary Duncanが他界

クイックシルバー・メッセンジャー・サービスのギタリスト、ゲイリー・ダンカンが72歳で他界した。本名ゲイリー・グラッブ、10代の頃所属していたバンドラッズでそれなりに成功し、北カリフォルニアのライブでバーズやローリング・ストーンズの前座を務めた。次のバンド、ブローグスで、クイックシルバーが1965年に活動開始した際参加したドラマーのグレッグ・エルモアと出会う。クイックシルバーはサンフランシスコのサイケデリックバンドのはしりで、ゲイリーとジョン・シポリーナのギタープレイの掛け合いでよく知られていた。最盛期にはこのバンドはヒッピーのテーマソングだった「Get Together」を作ったことで知られるジーノ・ヴァレンティ、ジェファーソン・エアプレーンのベーシストになったデヴィッド・フレイバーグや著名なキーボーディストのニッキー・ホプキンスも所属していた。このバンドは非常に数奇なキャリアを辿った。大きなヒット曲は「Fresh Air」1曲だけ、それもチャート49位まで、しかしカリフォルニアでは不動の人気を誇った。チャートでのヒットこそ無かったものの、彼らのアルバムはビルボードで30位まで行ったものが4枚、他にもトップ200に食い込んだものが4枚。曲から曲へのリード・ヴォーカルは変わった。ダンカン、シポリーナ、フレイバーグとヴァレンティはそれぞれ1アルバムずつバンドを辞め、その後復帰。多くのメンバーは大麻所持で逮捕され、収監されている間バンド活動を休んでいた。クイックシルバーの最も成功した1969年のアルバム『Happy Trails』はゴールドアルバムとなり、ボー・ディドリーの曲『Who Do You Love?』では伝説的なギタージャムを披露した。バンドは2006年から2010年の間、生き残ったメンバー、ダンカンとフレイバーグにより再結成もした。ゲイリー・ダンカン、安らかに。

Jul 06 2019

Samuel L. JacksonがファンクのアイコンGeorge Clintonに

華やかな人生を送ったレコード会社重役、ニール・ボガートの新たな伝記映画『Spinning Gold』で、サミュエル・L・ジャクソンがファンクのアイコン、ジョージ・クリントンを演じる。ボガートはキス、パーラメント、ドナ・サマー、リップス・インクやヴィレッジ・ピープルと大ヒットを飛ばしたカサブランカ・レーベルを率いた。この映画はボガートの息子ティモシーが脚本と監督を務める。映画は今月中にカナダで撮影が開始される。コメディアンのキーナン・トンプソンがモータウンの創立者ベリー・ゴーディ役、D.L.ヒューリーがブーツィー・コリンズ役を務める。