Jan 17 2018

St. Vincentがツアーを計画中

グラミー賞を受賞したセイント・ヴィンセントが、彼女の最新アルバム『MASSEDUCATION』のツアーを計画している。このツアーに、彼女は著名なジャズのヴォーカル/ギター・デュオのタック&パティである自分の叔父と叔母を前座として参加させる予定だ。タック&パティは1980年代にウィンダム・ヒル・レーベルからデビューし有名になった。セイント・ヴィンセントのアニーはタック&パティのローディーからキャリアを始め、彼らの前座として活動した。

Jan 17 2018

Umphrey’s McGeeが新譜を発売

アンフリーズ・マギーが最新アルバム『It’s Not Us』をリリースした。いつものようにキング・クリムゾン、トーキング・ヘッズ、ピンク・フロイドやフランク・ザッパの影響を独特なテイストで混ぜ合わせた素晴らしいアルバムで、スペシャル・ゲストのジョシュア・レッドマンが「Speak Up」という曲に参加している。

Jan 17 2018

Bo Peepがニューヨークの桜祭りでライブを

日本のガールズバンド、ボーピープがニューヨーク、ブルックリン植物園で4月28日に行われる桜祭りにてライブを行う。このバンドは九州で結成され、ダイナミックで攻撃的な演奏スタイルで多くのファンを獲得した。彼女達はサウス・バイ・サウスウエスト、イギリスのグレート・エスケープ、フジロックなどでも演奏している。

Jan 17 2018

John Gros、Papa Grows Funk後の活動

ニューオリンズをベースに活動する伝説的なキーボード・プレイヤー、ジョン・グロウはパパ・グロウズ・ファンクの創設者兼リーダーで、メイプル・リーフ・バーにて過去13年間レギュラー演奏していたことでも知られている。パパ・グロウズ・ファンクの解散後、パパ・ジョンは様々なグループのバックバンドとしてツアーに参加したり、自らのツアーを率いるなど音楽活動を続けていた。また、オリジナルのソロアルバム『River’s On Fire』を出版、これにはゲストとしてエリカ・フォールズ(ギャラクティック)やスーザン・カウスリップ、ヴィッキー・ピーターソン(バングルズ)などの歌手が参加した。現在、グロウは、リトル・フィートのキーボード奏者ビル・ペインがドゥービー・ブラザーズのキーボーディストとしてツアーに参加しているため、リトル・フィートの臨時キーボード・プレイヤーとしてジャマイカでライブを行なっている。ビル・ペインの推薦でグロウが参加したということだ。

Jan 16 2018

Coachella Festivalの葛藤

カリフォルニア州で娯楽用の大麻が合法化され、様々な場所で大きなビジネスとなっているが、コーチェラ・フェスティバルでは期待しないように。この有名なフェスティバルはホームページに質疑応答ページを設定し、大麻についての質問に「Sorry Bro(兄弟、悪いね)」と答えている。理由については様々取りざたされているが、一番有力な説は、未だ大麻を大っぴらに許可するにはリスクがあるということではないかということだ。現在アメリカでは13の州で大麻を合法化したが、司法長官のジェフ・セッションズはマリファナを違法だとし、違反者への罰則をさらに厳しくしようとしている。またこのフェスティバルは、億万長者でアンシュッツ・エンターテイメント・グループのフィリップ・アンシュッツに開催権があるが、彼はLGBT、妊娠中絶への反対運動や、銃賛成派へ多くの資金提供をしていることで知られていて、オバマがケニヤ生まれだという噂の後ろにもいたという。コーチェラについてはラインナップが貧弱だと批判も出ていて、金曜日のヘッドライナーはエレクトロニックのバンドが多く、ロックは少ない。それでもフェスティバルのチケットはいち早く完売している。

Jan 16 2018

Her Space Holidayが7年ぶりに新譜を発表

ベッドルーム・ポップ・アーティストと呼ばれるマーク・ビアンキによるハー・スペース・ホリディは、No Good Ideasから2011年以来初のアルバム『Gravity』を1月26日に発売する。ビアンキはアルバムを自分で録音し、ダミアン・テイラー(ビヨーク、アーケード・ファイア、アンクル、ザ・キラーズも担当)がミックスした。アルバムタイトル『Gravity(重力)』に相応しく、ファーストシングル「Wounded」は音楽的には重目の曲だ。その後キラキラしたインディポップの「The Manic Expressive」「The Young Machines」が続く。彼のヴォーカルスタイルや、内省的な歌詞は特徴的で、ハー・スペース・ホリディのファンにはたまらないだろう。

Jan 09 2018

They Might Be Giantsが新アルバムを発売

ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツが1月19日に新譜『I Like Fun』を発売し、北米アルバム発売ツアーを開始する。ツアーは3月分まで完売済み。9月にはヨーロッパ・ツアーにも出る予定。

このバンドは今までに2つのグラミー賞を受賞している。1つはテレビのテーマ曲として使われた「Boss of Me」で、もう1つはディズニーのために作られた、大人気の子供のためのレコードだ。彼らは他にも40万枚以上のアルバムを売り上げ、「オースティン・パワーズ」を始めとする多くの映画にも楽曲を提供している。

Jan 09 2018

RadioheadがLana Del Reyと和解交渉

レディオヘッドがラナ・デル・レイの曲「Get Free」が彼らの「Creep」の盗作であるとして和解交渉中だ。ラナ・デル・レイは盗作を否定している。

ラナ・デル・レイによると、彼女は似通った部分があることを認め、レディオヘッドに権利の40%をオファーしたところ、100%でなければ無理だと断られたという。

この話のねじれた所は、以前レディオヘッド自身も「Creep」とホリーズの1972年のヒット「the Air That I Breathe」との似通っているとして法的な問題に直面していたという所だろう。ホリーズの作詞/作曲を担当したジョン・ハモンドとマイク・ヘイゼルウッドは、この件については法廷外で和解し(和解条件については公表されていない)たが、彼らは現在共同作詞・作曲家として「Creep」にクレジットされている。

Jan 09 2018

Hanson兄弟のその後はMMMHops

1997年に「MMMBop(邦題はキラメキ⭐︎MMMBOP(ンー・バップ)」でメガヒットを飛ばした10代の兄弟バンド、ハンソンがその後どうしているのか気にならないだろうか。彼らはまだ音楽活動を続けているのだが、そのかたわら、故郷オクラホマ州タルサでハンソン兄弟ビール会社を作り成功している。彼らのブランドのベストセラー商品はペールエールの「MMMHops」だという。

Jan 04 2018

アラバマの伝説的プロデューサーRick Hallが他界

アラバマの眠たげな小さな町、マッスル・ショールズを伝説的な音楽の町と変えたプロデューサーで、スタジオ・オーナーのリック・ホールが85歳で死亡した。ホールは若くして結婚したが、すぐに妻を事故で亡くし、酒に溺れて車上生活者になる。しかし、ある時一念発起して悲劇を乗り越えた。金や名誉は持たなかったが、彼はヒットする曲というものを知っている、ヒットする曲を作ることができるという自信を持っていた。1959年に音楽制作会社を共同設立し、ビリー・シェリル、ダン・ペン、クラレンス・カーターや、彼自身など偉大な才能に溢れる作曲/作詞家を抱えることになる。地域のミュージシャンの中からスタジオで演奏するプレイヤーを選び、カントリーでもR&Bでも、ロックにも通じる男らしくファンキーで、素朴なテイストの曲をレコーディングしていく。このセッション・ミュージシャン達はその後スワンパーズとして知られるようになり、レーナード・スキナードの「Sweet Home Alabama」の歌詞で音楽史に名前が残った。オリジナルの中心グループはキーボードのバリー・ベケット、ドラムのロジャー・ホーキンス、ベースのデイビッド・フッドや、ギターのジミー・ジョンソンの他にも多くのメンバーがローテーションで参加した。リスナーのほとんどがバンドは黒人で編成されていると思っていたが、このメンバーは白人で、黒人のシンガーのバックバンドとして活動することが多かった。1960年代のディープ・サウスと呼ばれる南部ではこのような人種の交わりはほとんど例を見なかったが、ホールと彼のミュージシャン達はそのような前例に惑わされることなく、偉大な音楽を目指した。ホールは情熱家だったためか、彼とは仕事がしづらいという人間もいて、特に有名なのはアレサ・フランクリンの夫で、よくケンカをしていたという。オリジナルのスワンパーズもフェイムを離れて自分たちのスタジオを設立、しばらくは険悪な時期が続いたがやがて仲直りした。

ホールについては、2013年のドキュメンタリー『Muscle Shoals』に詳しい。

 

以下には、フェイム・スタジオによる数多くの名曲を少し紹介したい。

アーサー・アレキサンダーの「You Better Move On」(フェイム・パブリッシングからの最初のヒット曲で、この曲の印税がスタジオの資金になった。ローリング・ストーンズが気に入ってカバーし、後にマッスル・ショールズでレコーディングも行っている)。

パーシー・スレッジの「When A Man Loves A Woman」(厳密に言うと、この曲は近所のスタジオで録音されているが、フェイムのミュージシャンが演奏し、リック・ホールがアトランティックに使用許諾を出している。この曲はチャート1位になり、マッスル・ショールズの評判を高めた)。

ジミー・ヒューズの「Steal Away」(ヒューズはパーシー・スレッジの従兄弟で、スレッジが書き直したゴスペル曲を歌っている。このレコーディングはヴィージェイ・レコードの目に留まり、後に偉大な作曲チームとなるダン・ペンとスプーナー・オールダムが初めて一緒に作ったアルバムに収録されている)。

エタ・ジェイムズの「Tell Mama」(ジャニス・ジョプリンなどにカバーされているこの曲は、フェイムのクラレンス・カーターが書いたもの。彼は自分でも「Patches」などのヒットを飛ばしている)。

ウィルソン・ピケットの「Mustang Sally」「Land of A Thousand Dances」「Funky Broadway」「Hey Jude」(デュアン・オールマンが「Hey Jude」の素晴らしいソロを弾いたものが多くのギタリストを触発した。エリック・クラプトンはオールマンに傾倒して探し出し、彼とプロジェクトバンドのデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成)。

オーティス・レディングの「You Left The Water Running」(所属作曲家のダン・ペンとリック・ホール、オスカー・フレイザーによって書かれ、ホールのためにオーティスがデモを歌ったもの。その後、フェイムではウィルソン・ピケットが録音した。ユニークなフレージングを含むレディングのバージョンは何年も経ってから発見され、1987年まできちんとリリースされなかったが、それ以前に海賊版がストーン・レコードから出されていてコレクターズアイテムとなっている)。

アーサー・コンリーの「Sweet Soul Music」(サム・クックの曲を元にオーティス・レディングとコンリーによって作曲され、アメリカでミリオンセラー、国際的にもスマッシュ・ヒットとなった)。

アレサ・フランクリンの「I Never Loved A Man」「Do Right Woman, Do Right Man」(両サイドともミリオン・ヒットとなったスマッシュアルバム。グラミーでアルバム・オブ・ザ・イヤー賞を受賞)。

ボビー・ジェントリーの「Fancy」(彼女はメガヒットとなった「愛のかけ橋-ビリー・ジョーに捧げる歌」でよく知られているが、この曲も地に足のついた、ミステリアスな曲でチャート40位につけている。その後多くのアーティストにカバーされた)。

マック・デイヴィスの「Baby Don’t Get Hooked On Me」(オスモンズなどのポップ・スターがスタジオを利用するようになり、マック・デイヴィスもヒットを何曲もフェイムでレコーディングしている)

Jan 04 2018

日本人の古い曲がアメリカで再販されていることについて

アメリカ人が古い日本のレコードを再販するのがトレンドになっているのか。

以前にも日本のパーカッショニスト、ペッカーがアルバムをジャマイカで現地のトッププレイヤー達と録音し、それが後にニューヨークのROIRレコードからリリースされて「20世紀のダブ」と呼ばれ一世を風靡した。1990年には矢野顕子の初期トラックが集められたものが、アメリカのNonesuchレーベルから彼女の名前を冠したサンプラーとしてリリースされ、国際的なファン層を広げることに一役買っている(一部の人々には、これ以前から彼女のデビューアルバムにロックバンドのリトル・フィートが参加していたことで知られていた)。昨年も1983年リリースの高田みどり『Through the Looking Glass』がアメリカとヨーロッパで再販され高い評価を受けたことで、高田は国際ツアーに出ることになった。

もっとも最近のケースでは、1982年に故・吉村弘がアフリカで学んだこととアンビエントを組み合わせたアルバム『Music For Nine Postcards』の再版がピッチフォークなどの音楽批評サイトで高評価を受けている。

Jan 04 2018

Rivieraが新譜『Endymion』を発表

兄妹デュオのリヴィエラが新譜『Endymion』をリリースした。このアルバムタイトルはギリシャ神話の神の名で、「美しいものは永遠の喜びである」で始まるジョン・キーツの詩でも有名である。ジュリアとローランド・ウルフの兄妹はドイツで育ち、そこでヒップなアレンジメントと器楽編成法による、洗練された、ピュアなポップサウンドを作り上げていく。近年、ジュリアは夫のプロビン・グレゴリー(ブライアン・ウィルソンのバンドで活動中)と住むロサンゼルスをベースに活動している。このアルバムのリード・シングルは「California Solace」という。

Dec 20 2017

Fishbone が創設メンバーと新たなステージへ

フィッシュボーンは、1979年にロサンゼルスで結成されたパンク・ファンク・バンドだが、多くの変遷を経験している。初期の彼らは他のロサンゼルス発バンドよりも飛び抜けた存在で、レッド・ホット・チリ・ペッパーやノー・ダウトなどよりも活躍していた。初めはソニーと、のちにハリウッドと契約したが、メンバーが1人ずつ抜けていき、契約解除になる(その後戻ったメンバーもいる)。最悪の時期にはメンバーがカルト宗教に参加したため他のメンバーが奪い返しに行ったところ、誘拐罪に問われたこともあった。

様々な変化を乗り越えつつも、彼らのライブは常に騒々しいほど生気にあふれ、定期的に世界ツアーも行っていた。

現在、バンドはオリジナルメンバーから大きく変化し、創立メンバーのアンジェロ・ムーア(ヴォーカル)とジョン・ノーウッド・フィッシャー(ベース)、ダーティ・ウォルト・キビー(トランペット)が固定メンバーとして参加、またドラマーのフィリップ・『フィッシュ』・フィッシャー、ギターのジョン・ビンガムが長期不在ののち復活している。このバンドは毎年カリフォルニア州でクリスマスツアーを行っている。

Dec 20 2017

Keith Richardsのバースデイ

12月18日は、ローリング・ストーンズを共同結成したキース・リチャーズの誕生日だ。主にギタリストとして活動しつつ、「Happy」「Salt Of The Earth」「Connection」「You Got the Silver」「Little T&A」「Before They Make Me Run」などの曲で渋い声を生かしてヴォーカルとして活動し、「Memory Motel」ではミックと交代したりもしている。

Dec 20 2017

サックス奏者Ralph Carneyが他界

サックス奏者のラルフ・カーニーが61歳で他界した。カーニーは、オハイオ州アクロンをベースに活動したバンド、ティン・ヒューイで最初に知られるようになった。その後フリーの演奏者として活動しつつ、B-52’sやギャラクシー500、セント・ヴィンセント、マーク・リボー、エルヴィス・コステロ、ブラック・キーズ(このバンドには甥のパトリック・カーニーが所属している)などと活動。またことさら有名なのは、トム・ウェイツのアルバム『Rain Dogs』(1985年)、『Bone Machine』(1992年)、『Black Rider』(1993年)での演奏だ。ローラ・トーレルによるドキュメンタリー『This Is! Ralph Carney』は何年も前より制作中で、幾度かプレビューもしたものの、公式リリースはまだだという。

Dec 13 2017

MonoのドラマーYasunori Takadaが脱退を表明

国際的に人気のあるインディーズバンド、Monoから、ドラマーのYasunori Takadaが個人的な理由から脱退することが発表され、12月22日にクラブエイジアで予定されていたライブがキャンセルされた。Monoのアルバムは、最初の2枚がジョン・ゾーンのザディック・レコードから発売され、その後の7枚はブルックリンのインディ・レコード会社テンポラリー・レジデンスから発売されている。このバンドはよくツアーに出ていて、様々な国で300回以上のライブを行っていて、先月もオーストラリアで5回のライブを終えたばかりだった。メンバーの変更は、1999年のバンド結成以来初めての事となる。

Dec 13 2017

AppleがShazamを買収か

音楽認識システムのシャザムを、アップルが買収するという噂がある。シャザム社の作っているアプリは、音をサンプリングすると音楽、テレビ番組、映画や広告を特定することができる。買収金額については4億ドルから10億ドル以上と言われている。アップルの競売相手はサウンドハウンドで、今年7500万ドルを投資から調達している。

Dec 09 2017

Jimi Hendrixの新譜が発売に

ジミ・ヘンドリックスの新譜が『Both Sides of the Sky』というアルバムにまとめられて3月9日に発売されることになった。全10曲が全て未発表作品だという。ジョニ・ミッチェルの『Woodstock』、ギター・スリムの『Things I Used to Do』、マディ・ウォーターズの『Mannish Boy』のカバーに加え、オリジナル曲もあるという。これらのトラックは、彼の様々な時代からのミックスらしく、ジョニー・ウィンター、スティーヴン・スティルスとのコラボレーションや、バディー・マイルズとビリー・コックスと組んでいたトリオ、バンド・オブ・ジプシーズ時代のものを含む。

Dec 09 2017

Henry Kaponoが新たなツアー活動に

ヘンリー・カポノが、ブルーノート・ハワイから、1970年代彼をスターダムにのし上げた、ゆったりとしたハワイアン・サウンドの『Back in the Day – The Songs of C&K』というツアーを開始した。
カポノは、ヴェトナムとタイで2年間アメリカ軍のためのロックバンドで演奏したのち、1973年にセシリオ・ロドリゲスとデュオを結成、すぐにコロムビア・レコード(後にソニー)と契約して1974年に『セシリオ&カポノ』1975年に『Eula』、1977年に『Night Music』と、3枚のヒットアルバムをリリース。1981年からはソロとしてキャリアを積むが、観客からはこの初期の曲をよくリクエストされている。C&Kライブの他にも、彼は多くのチャリティ・イベントで演奏していて、この年末にもチャリティ参加が予定されている。また、2018年の初頭からケオラ・ビーマーと周るアメリカ・ツアーの準備を進めているという。
Dec 09 2017

Schuyler Fiskがホラー映画に挑戦

歌手で女優のシュイラー・フィスクがホラー映画『The Nanny』で重要な役に抜擢された。2009年に日本でもリリースされた素晴らしいデビューアルバム『The Good Stuff』以来、シュイラーは歌手としてのレコーディングやツアー活動、女優としてテレビ番組や映画で活躍してきた。彼女の楽曲は何曲も映画などで使われている。最新作となる『The Nanny』で、彼女は初めてホラーという新ジャンルに挑むことになるが、彼女の母であるシシー・スペイセクが映画スターとして成功するきっかけになったのも1976年制作のホラー映画『キャリー』だった。シシー・スペイセクはその後1980年に大ヒットとなったカントリー歌手のロレッタ・リンの伝記映画『The Coal Miner’s Daughter』で主役を演じ、歌も歌っている。シュイラーのウェブサイトには、この新映画で彼女の新曲も披露されると発表されている。

Nov 30 2017

OK Goの新作MVがすごい

オーケー・ゴーの新作『Hungry Ghosts』から出た「Obsession」のMVがすごい。このビデオは日本で真鍋大度、田中祐介とダブルAペーパー、そして567台のプリンターの協力により完成した。ここで使われた膨大な量の紙は、すべてリサイクルされ、収益金はグリーンピースに寄付されている。このMVはすでにYou Tubeで800万回も視聴された。彼らのMVは多くが1000万回以上視聴されていて、グラミー賞を受賞したランニング・マシーンを使った「Here It Goes Again」は1億回以上見られている。

Nov 30 2017

Neon Bunny が国際的に注目を集める

韓国の女性エレクトロニック・ポップ・アーティストのネオン・バニーが国際的に注目を集めている。彼女の新曲、宇宙的エレクトロニック・トラック「Now」は韓国語/英語と日本語のミックスで歌われ、アメリカで影響力の高い「Pitchfork」ウェブサイトで高い評価を得た。これ以前の曲もFader、ノイジーやガーディアンなどで評価されている。彼女はまた、ソウル市のライブ・ジャズクラブで公演予定。

Nov 30 2017

ソウル・シンガーの Wayne Cochran他界

ダイナミックなソウル・シンガー、ウェイン・コックランが78歳で他界した。巨大な白い頭がトレードマークの白人男性で、ジェームス・ブラウンと並び称されるエネルギーの塊(キング・レコードではレーベルメイトで友人でもあった)、別名「ソウルの白い騎士」。70年代の後半に、マイアミで牧師になる。

彼の歌はその後も人気を博し続け、特に「Going’ Back to Miami(彼を象徴する曲になった)」はブルース・ブラザーズによってレコーディングされ、他にも1961年発表の「Last Kiss」は多くのシンガーによりカバーされ、パール・ジャムのバージョンは全米2位を獲得している。冥福を祈る。

Nov 30 2017

ジャズシンガーJon Hendricks死去

ジャズシンガーのジョン・ヘンドリックスが80歳にしてこの世を去った。ヘンドリックスはヴォーカリーズというスタイルを有名にし、ジャズのスタンダード・インストゥルメンタル曲にオリジナルの歌を多くつけたことで知られている。

彼はランバート・ヘンドリックス&ロスというジャズ・ヴォーカルグループで商業的に大成功した。ヘンドリックスはオハイオ州に、牧師の15人の子供の1人として生まれ、教会で聖歌を歌って育った。若かりしアート・テイタムとはオハイオで出会い、2人は技術を向上するためよく一緒に練習したという。その後、デイヴ・ランバートに会い、彼らはカウント・ベイシーの曲に共同で歌詞をつけていった。アニー・ロスともタッグを組み、3人でワーデル・グレイのサックス・ソロを元に「Twisted」という曲(後にジョニ・ミッチェルがカバーする)を作成。これが大人気となる。

この後、彼は5年間ロンドンに拠点を移動し、そこからカリフォルニア州の大学でジャズを教えるかたわら、ステージ・ショウとなる「Evolution of the Blues(進化するブルース)」を手がけるが、両方ともが音楽の歴史に深く関わる活動だった。1986年、彼はマンハッタン・トランスファーのアルバム『Vocalise』への貢献により、グラミー賞を受賞。1988年にはカーメン・マクレエのためにセロニアス・モンクの曲へ歌詞をつけたアルバム『Carmen Sings Monk』の歌詞を提供。1997年にはウィントン・マルサリスとコラボレーションを行い、2015年にはマイルス・デイヴィスのアルバム『Miles Ahead』に歌詞をつけた。安らかに。

Nov 23 2017

David Cassidy、他界

元ティーン・アイドルのデヴィッド・キャシディが67歳で、多臓器不全のため他界した。キャシディは70年代に驚異的な人気を誇り、テレビドラマ「パートリッジ・ファミリー」でバンドのリードボーカル、キース・パートリッジ役が特に人気だった。このテレビから派生したスマッシュヒット「I Think I Love You」は1970年にチャートでナンバーワンになり、500万枚以上を売り上げた。

彼の両親は2人とも俳優で、キャシディは若くしてブロードウェイで活躍し、その後活動場所をTVへ移行した。70年代後半、彼の音楽キャリアは大きく後退したが、俳優としては非常に人気が高く、ライブでも観客を集めることができていたという。人生の後半、彼は大酒飲みになり、2度も飲酒運転で注意を受けている。

2011年、キャシディは母が罹患したアルツハイマーと戦うための公共広告を始めた。今年初め、本人も認知症の診断を受けている。

Nov 23 2017

The Eaglesが2018年北米ツアーを開催

結成メンバーのグレン・フライが亡くなったイーグルスだが、2018年に北米ツアーを行う予定を公表した。結成メンバーでドラマーのドン・ヘンリー、ギタリストのジョー・ウォルシュ、ベーシストのティモシー・B・シュミットの他、カントリーのスター、ヴィンス・ギル、グレン・フライの息子のディーコンも参加する。

ツアーは3月14日、シカゴで始まる。いくつかの会場では、前座としてジミー・バフェットが参加の予定。

Nov 23 2017

Jimmy Buffetが新たなビジネスを立ち上げに

ベテランのシンガーで、実業家でもあるジミー・バフェットがすでに大きい彼の事業帝国をさらに広げようとしている。

日本では、あまり来日しないこともあり、それほど知られていないバフェットだが、北米では彼はスーパースターの1人だ。彼のヒット曲である「Margaritaville」や「Cheeseburger in Paradise」「Come Monday」などはラジオ局では鉄板で、彼のライブには大勢のファンが詰めかける。バフェットのイメージはビーチが好きなボート乗り、パーティ好きの、楽しいことが大好きな男で、いつもアロハシャツを着ているというもの。また、彼は作家としても成功していて(デビュー作の「A Pirate Looks At Fifty」はナンバー1ベストセラーになった)、自分のレコードレーベルを持ち、彼の曲は多くの映画にフィーチャリングされ、映画にも自分役でカメオ出演したりもしている。また、彼はレストラン・チェーンのオーナーでもあり、テキーラやビール(Land Shark Lagar)のブランドを所有、食品ブランドであるマルガリータヴィル・フーズ(チップス、サルサ、ワカモレなどを提供)、カジノも1軒所有している。

雑誌のフォーブスの計算によると、彼の年収は5千万ドル(約55億6千万円)を超えるとされている。よく噂にはなるが、投資家のウォーレン・バフェットは友人ではあるが親戚ではない。

現在、彼はフロリダ州のデイトナ・ビーチに10億ドルかけて引退した人々のためのコミュニティを作ろうとしている。バフェット本人は現在70歳だが、彼に引退の兆しは全くない。

Nov 22 2017

カルト・リーダーCharles Mansonが83歳で他界

カルト指導者だったチャールズ・マンソンが、83歳で獄死した。マンソンは父を知らず、母は軽犯罪の常習犯。結果、彼は里親制度と少年院の間で育った。1967年にカリフォルニアの刑務所を出所すると、家出少女たちにドラッグや洗脳を使ってカルトの信者を増やした。彼らは多くの犯罪に手を染めており、特に有名なのは1969年の、後にテート・ラビアンカ殺人事件として知られるようになった殺人事件だ。8人が死亡したこの事件では、妊娠8ヶ月だった女優のシャロン・テートがナイフで殺されている。マンソンはビートルズの狂信者で、ビートルズの、通称ザ・ホワイト・アルバムが彼に暗号を送っていると信じていた。ミュージシャンを自称していたマンソンは失望し、信者にテート邸を襲わせたのではないかという説がある。というのも、テート邸には以前プロデューサーのテリー・メルチャー(バーズ、ビーチボーイズ、ポール・リヴィアやライダーズを手がけた)が住んでいて、彼がマンソンのプロデュースを拒んでいたのだ。犯人は壁に血でビートルズにちなんだメッセージを残している。

マンソンと信者たちは、マンソンの曲を歌詞を変更してレコーディングしたビーチボーイズと親交があった。その身の毛もよだつような殺人事件はヒッピー文化の終わりを象徴するとして多くの歴史学者に引証されている。後に、ショック・ロッカーとして知られるマリリン・マンソンは、彼の芸名はチャールズ・マンソンとマリリン・モンローからとったとしている。ガンズ・アンド・ローゼスはチャールズ・マンソンの曲をレコーディング、アクセルはしばらくの間マンソンの似顔絵Tシャツを着ていたこともある。

彼の信者の多くは未だ収監されている。テート・ラビアンカ殺人事件には直接関与しなかったリネット・”スクイーキー”・フロムは、しばらくジミー・ペイジのストーカーをした後、フォード大統領を1975年に暗殺しようとした。彼女は2009年に仮釈放されている。

Nov 17 2017

TWINKIDSの快進撃

ロサンゼルスのエレクトリック・デュオ、ツインキッズは東京で生まれ育ったシンガー、ジーン・フクイとキーボーディストのマット・ヤングで構成、現在成功への道を駆け上がっている。サンフランシスコのレーベルOmレコード(カスケード、アンダーワールド、ピープル・ビニース・ザ・ステアーズが所属)と契約し、ソフィ・ロウやクレイグ・ウィリアムズとコラボレーション・シングルをリリース。また、彼らのEP『Boys Love』のトラック「Overdressed」が特に人気だ。ビルボード、ローリングストーン、フェーダーなどのメディア掲載で注目され、スポティファイでは100万回以上聴かれている。

Nov 17 2017

Moliceが日本へ

アメリカ東海岸でのギグを終えたMoliceが新EP『Signs』と共に日本に帰ってくる。リリースイベントは12月1日、渋谷のスターラウンジにて。