Category: アワード

2月 14 2017

David BowieがGrammy5賞を受賞

昨夜、デイヴィッド・ボウイが5つのグラミー賞を受賞し、すでに他界したアーティストとしては驚異的な快挙を遂げた。40年間の音楽キャリアの中で、1985年のミュージックビデオ「Jazzin’ With Blue Jean」1つの受賞のみだったことを考えると驚きだ。
2016年の他界直前、ボウイはドニー・マッカスリン・バンドとメガ・ドラマー、マーク・ジュリアナをサポートに、有名なジャズテイストのアルバム『Blackstar』を発表していた。今月はじめにブルーノート東京で演奏したマッカスリンがボウイの代理で今回のグラミーを受け取った。マーク・ジュリアナは今月末に、バッファロー・ドーターのシュガー吉永やマース・ヴォルタのホアン・アルデレッテを含むエレクトリック・ロックバンドのヘイロー・オービットと来日する。

10月 21 2016

タワレコ創始者、カリフォルニア州の名誉の殿堂入り

タワーレコードの創始者で熱心な美術収集家のラス・ソロモンが、カリフォルニア州の名誉の殿堂(California Hall of Fame)入りを果たした。今年はこの他に、アメリカで高い知名度と人気を誇る日系アメリカ人俳優のジョージ・タケイ(SFテレビドラマ『スタートレック』の初代ヒカル・スール役、最近では優しくウィットに富んだオープンな同性愛者人権活動家役をつとめている)、ニュースキャスターとして尊敬を集めるマリア・シュライバー(元アーノルド・シュワルツネッガー夫人)、そして俳優で環境保護主義者のハリソン・フォードらが殿堂入りした。

4月 11 2016

Steve Miller, Cheap Trick, Deep Purple, ChicagoとNWAがロックの殿堂入り、波乱含みの授賞式

スティーブ・ミラー、チープ・トリック、ディープ・パープル、シカゴとN.W.A.がロックの殿堂入りを果たしたが、懐かしさだけではなく、不満も噴出している。
そもそも、ロックの殿堂というもの自体が、その成り立ち直後からひいきが過ぎる、企業的過ぎるなど、物議を醸している。ジョン・ライドンが、セックス・ピストルズの殿堂入りを「便所のシミ」「ワインに入ったションベン」などと評して授賞式に参加しなかったのは有名な話だ。他にも、ローリング・ストーン誌の仕掛け人でメディア界の大物、ジャン・ワナーが理事として大きな権力を持っていることから、「ジャン・ワナーのテニスの相手をしないと入れない」などと評されている。ディープ・パープルのリッチー・ブラックモアは、現在のバンドの構成的にもライブ演奏が難しいこともあり、授賞式への参加を拒否。殿堂は、ブラックモアを含むディープ・パープルのオリジナルメンバーは表彰したが、ブラックモア以降にバンドを20年に渡り支えたギタリストのスティーブ・モーズなど、後から参加したメンバーは表彰者に入っていない。
シカゴのオリジナルメンバーは、5人が参加。最初のボーカリスト、ピーター・セテラ(1985年にソロ活動に専念するためバンドを脱退したが、10年以上何も発表していない)は理由はよく分からないが、参加を辞退している。すでに鬼籍に入っているギタリストのテリー・キャスの代わりは、彼の娘が務めた。
N.W.A.は表彰を終えると、ライブ演奏無しで素早く退場した。アイス・キューブは、ジーン・シモンズのラップはロックの殿堂に属さないという批判に対して力強く反論し「俺たちはロックンロールか?もちろん俺たちはロックンロールだって答えるさ。ロックっていうのは楽器じゃない。音楽のスタイルですらない。ロックは、ブルースやジャズ、ビーバップ、ソウル、ロック、R&B、ヘヴィメタル、パンクロック、そしてヒップホップを含む精神のことを言うんだ。ロックっていうのは俺たちより前の人間に媚びるものではない。自分たちの道を音楽と人生で切り開くことさ。それが俺たちにとってのロックだ」と述べた。
スティーブ・ミラーは、このイベントに対する苦情を長々と述べた。ミラーや妻にはチケットが与えられたが、彼のバンドメンバーやスタッフは、一人につき1万ドル払わなければ座席が確保できないと言われたとのこと。
主催者は、ミラーやシカゴのスピーチを途中で切り上げさせようとしたが、両者とも拒否し、シカゴの元ドラマー、ピーター・セラフィンは、MCに対して「ふざけんな」と一言付け加えた。
チープ・トリックは、この授賞式でドラマーのバン・E・カルロスと再会。カルロスは未だメンバーとされているが、ツアーには出ず、リック・ニールセンの息子ダックスが代わりを務めている。また、カルロスとバンドの間にあった法的な問題も解決されたようだ。

12月 20 2015

Marcus Millerのアルバムがグラミー賞候補に

第58回グラミー賞にノミネートされている偉大なベーシスト、マーカス・ミラーのジャズファンク・アルバム『アフロディーザ』は、聴く価値のある作品だ。今作には、テンプテーションのヒット曲「パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン」のニューオーリンズ・ファンク風のカバー・バージョン、アフリカ色の強い「ハイライフ」、モーシャン・ワーカーとパプリック・エナミーのチャック・Dをフィーチャーした「アイ・キャント・ブリーズ」などが収録されている。

12月 06 2015

日本人女性が英コメディ大賞で優勝

先月20日、イギリス在住の日本人女性コメディアンのユリコ・コタニさんが「BBC Radio New Comedy Award 2015」で優勝という快挙を成し遂げた。芸歴はまだ2年以下というコタニさんが日本人訛りの強い英語で繰り広げる漫談やコントはイギリスの観客に大好評で、今年初めに開催された〈エディンバラ・フェスティバル〉でも2位を受賞している。

8月 07 2015

Dustin O’Halloranがエミー賞にノミネート

ピアニスト/作曲家のダスティン・オハロランが手がけたアメリカのテレビ番組「トランスペアレント」のサントラが第67回エミー賞にノミネートされている。男女デュオのデヴィックスとして有名になったダスティンは、アダム・ウィルツィーとのプロジェクト、ア・ウイングド・ヴィクトリー・ フォー・ザ・サルンの活動の他、2005年にはソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』にサントラを提供。それ以降も多数のテレビ番組、映画、ダンスプロダクションの楽曲を手がけている。

5月 26 2015

〈Billboard Music Awards 2015〉

ラスベガスで現地時間5月17日に開催された〈ビルボード・ミュージック・アウォーズ 2015〉では、テイラー・スウィフトが最優秀アーティスト賞をふくむ計8部門の最多受賞を成し遂げた。ワン・ディレクションは最優秀グループ賞と最優秀ツアーアーティスト賞を受賞。クロージングをつとめたカニエ・ウエストはカーダシアン一家のメンバーのアナウンスでステージに登場し、大量の花火を用いた自意識過剰かつ放送禁止用語だらけのパフォーマンスで厳しく批判された。

2月 20 2015

Roseanne Cashがグラミー賞3冠を達成

ロザンヌ・キャッシュの素晴らしいアルバム『ザ・リバー・アンド・ザ・スレッド』が今年のグラミー賞で最優秀アメリカーナ・アルバム賞と最優秀ルーツ・パフォーマンス賞、そしてシングル「フェザーズ・ノット・ア・バード」が最優秀ルーツソング賞を受賞した。伝説のカントリーシンガー、ジョニー・キャッシュの娘であるロザンヌは若い頃から音楽の才能を発揮し、1981年に初のシングル1位を獲得。これまでに12回もグラミー賞にノミネートされていたにも関わらず、受賞は1986年のみにとどまっていた。満を持したロザンヌの受賞を心から祝福したい。

1月 20 2015

Johan Johanssonがゴールデン・グローブ賞を初受賞

映画『博士と彼女のセオリー』のサントラを手がけたアイスランド出身の音楽家ヨハン・ヨハンソンが、第72回ゴールデン・グルーブ賞オリジナル作曲賞を受賞した。同映画は、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻ジェーンの関係を描いた伝記映画。公開第1週目の興行収入はわずか20万7千ドルだったが次第に口コミで評判が広まった結果、4600万ドルを記録する大ヒット作に。現在も動員数を更新中で、今年度のアカデミー賞候補作になると予測されている。サントラはオーケストラサウンドにエレクトロニックとアコースティックの要素がミックスされた素晴らしい内容となっている。ヨハンソンはアイスランドのアート集団/レコードレーベル「キッチン・モーターズ」の創始者としても知られる。

10月 31 2014

Paul Butterfield Blues Band、ロックの殿堂入り投票上位に

2015年度ロックの殿堂入りを決める投票で、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドが現在4位にランクインしている。シカゴ出身のハーモニカ奏者のポール・バターフィールドが1963年に結成した同バンドには、ギタリストのマイケル・ブルームフィールドとエルヴィン・ビショップ、キーボード奏者のマーク・ナフタリン、ハウリン・ウルフのリズムセクションを担っていたサム・レイとジェローム・アーノルドが加入し、後に追加されたホーンセクションにはデヴィッド・サンボーンなどが名を連ねた。ヒット作には恵まれなかったものの高い評価を受けたバンドは、当時は珍しかった白人と黒人メンバーの混合編成でブルース・ミュージックを復活させ、ボブ・ディランのバックバンドとしても重要な役割を果たした。ブルームフィールドは1981年、バターフィールドは1987年にいずれも麻薬摂取が原因で他界。エルヴィン・ビショップは、最近では映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサントラにフィーチャーされたことでヒット曲「フールド・アラウンド・アンド・フェル・イン・ラヴ」の人気が再燃するなど、順調に音楽活動を続けている。

6月 21 2014

Ramonesのデビュー作がゴールド受賞

1976年4月23日にリリースされたラモーンズのデビュー・アルバム『ラモーンズ』が、リリースから38年も経過した今年になってゴールドディスクを受賞した。音楽史上最大の影響力を持つパンク・バンドとして知られるラモーンズだが、ベスト盤『ラモーンズ・マニア』以外の作品がゴールドディスクを受賞するのは今作が初めてである。このデビュー・アルバムはわずか6,400ドルの低予算と7日間という超短期間でレコーディングされ、象徴的なアルバムジャケットにはバンドの友人の写真家ロベルタ・ベイリーが125ドルの報酬で撮影した写真が起用された。リリース当時はチャート111位にとどまり、商業的な失敗作と見られていた。

5月 26 2014

ハワイアン・グラミー開催

ハワイのグラミー賞と言われる、第37回〈ホク・アワード〉が5月24日に開催された。

5月 20 2014

〈Billboard Music Awards 2014〉が開催

〈ビルボード・ミュージック・アワード2014〉授賞式がラスベガスで現地時間5月18日に開催された。今年はジャスティン・ティンバーレイクが主要7部門を制覇し、ロードは最優秀新人アーティスト賞および「ロイヤルズ」で最優秀ロックソング賞の2部門を受賞した。また、新曲「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」を披露したホログラムのマイケル・ジャクソンは確かに感動的ではあったが、 “マイケルが初音ミクの様にアニメ化されている”とツイッターで抗議する者や、新曲がマイケルの過去の傑作の足元にもおよばないと批判する声も目立った。マイリー・サイルスは近々一緒にレコーディングを行なうフレーミング・リップスと共演した。今回の授賞式で最も不評だったのは司会をつとめたケンダル・ジェンナーだ。カーダシアン一家に密着したくだらないリアリティ番組への出演で有名になっただけで音楽に全く縁がないジェンナーは、授賞式の最初から最後までおざなりではしょった司会を貫き通した。

4月 06 2014

Juno AwardsでTegan & Saraが2冠達成

3月30日にカナダ版グラミー賞〈ジュノー賞 2014〉の授賞式が開催された。今年大きな勝利を収めたのは、年間最優秀グループ賞、およびヒット曲「クローザー」で最優秀シングル賞を獲得したレズビアンの双子姉妹テガン&サラだ。プロデューサー/ミュージシャンのグレッグ・カースティンと共作した「クローザー」はラジオでヒットし、『グリー』のエピソードにもフィーチャーされたことで注目を集めた。また、ヒット映画『LEGO® ムービー』のテーマ曲に起用されたテガン&サラの「エヴリィシング・イズ・オウサム」も現在人気が急上昇中だ。その他には、アーケイド・ファイアが『リフレクター』で最優秀アルバム賞を受賞。“ファン投票”で1位を獲得したジャスティン・ビーバーの名前が発表されると会場からブーイングが起こった。授賞式を欠席したジャスティンの代理人としてカナダの女子カーリングチームのメンバーが賞を受理した。

3月 14 2014

『アナと雪の女王』3月14日より日本公開

2014年のアカデミー賞授賞式では、長編アニメ賞を受賞したディズニーのヒット映画『アナと雪の女王(原題:Frozen)』のテーマ曲「レット・イット・ゴー」のパフォーマンスが行なわれた。41カ国語でレコーディングされた同曲の日本語バージョンは松たか子、韓国語バージョンはSISTARのヒョリンが歌っている。

3月 12 2014

アカデミー賞受賞作『バックコーラスの歌姫たち』

現地時間3月2日に行なわれた第86回アカデミー賞授賞式は大成功を収め、世間はこの1週間ずっとアカデミー賞関連の話題で持ち切りだった。主な話題は受賞者、女優たちの華やかなドレスと美容整形手術に集中したが、最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち(原題:Twenty Feet From Stardom)』もメディアに大きく取り上げられた。同作品には、リサ・フィッシャー(ローリング・ストーンズ)、メリー・クレイトン(ローリング・ストーンズの「ギミー・シェルター」のレコーディングに参加)、ダーレン・ラヴ(フィルスペクターがプロデュース)、クラウディア・リニア(イケッツ、ジョージ・ハリソン、ジョー・コッカー、ハンブル・パイで活動し、ローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」のインスピレーション源という噂も)らが出演している。製作を手がけたのは、A&Mレコードから長年に渡って多数のヒット曲を世に送り出した映画/TVプロデューサーのギル・フリーゼン。フリーゼンは2012年に白血病で他界したが、ベッドに寝たきりになっても見舞いに訪れた音楽業界の友人らに製作面での様々な問題を解決するための協力を要請し作品を完成へと導いた。2013年のサンダンス映画祭でのプレミア上映を楽しみにしていた彼の姿がアカデミー賞授賞式になかったことは非常に残念だが、天国で今回の受賞を祝福していることだろう。

1月 31 2014

Ropeadopeのアーティストが遂にグラミー賞受賞

今年も様々な話題を集めた第56回グラミー賞、最優秀R&Bパフォーマンス賞はスナーキー・パピーwithレイラ・ハサウェイの「サムシング」が獲得した。同曲は1999年にアンディ・ハーヴィッツによって創設されたインディーズ・レーベルRopeadopeからリリースされた作品だ。TJ・カーク、アンティバラス、クリッターズ・バギン、ダーティー・ダズン・ブラス・バンド、チャーリー・ハンター、メデスキ・マーティン・アンド・ウッド、セックス・モブ、ティン・ハット・トリオなど秀逸なジャズ、ヒップ・ホップ、エレクトロニック・ミュージックをリリースしてきたRopeadopeだが、これまでにブレイクした作品はなく商業的成功とは無縁だった。実際、レーベルの経営を維持するためにTシャツ会社を立ち上げるなど地道な努力を続け、デジタル配信アルバムのリリースも2007年に開始したばかりだ。

1月 22 2014

第56回グラミー賞授賞式が間もなく開催!

第56回グラミー賞授賞式が日本時間1月27日に行われる。今年の最優秀ダンス・エレクトロニカ・アルバム賞には、米コロラド州出身のEDMグループ、プリティ・ライツの『ア・カラー・マップ・オブ・ザ・サン』がノミネートされている。プリティ・ライツは、中心核のデレック・ヴィンセント・スミスとライブ・ドラマー(最近ではジョン・スコフィールドやレタスでの活動で知られるアダム・ダイチ)から成る。楽曲の大半が使用許可を得ていないサンプリングでできているため、これまで多数の作品を無料で配布してきたプリティ・ライツがノミネートされたことは高い関心を集めている。今回ノミネートされた作品は、タリブ・クウェリをフィーチャーしたヒット曲「アラウンド・ザ・ブロック」が収録された全曲オリジナルのアルバムだ。

12月 11 2013

グラミー賞の年間最優秀アルバム賞ノミネート発表

2014年1月26日に開催される第56回グラミー賞の年間最優秀アルバム賞ノミネート作品が発表された。今年は、カントリー・ポップスターのテイラー・スウィフトの『レッド』、サラ・バレリスの『ザ・ブレスド・アンレスト』、大御所ハウスユニットのダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』、ラッパーのケンドリック・ラマーの『グッド・キッド・マッド・シティ』、シアトルを拠点とするインディーズ・ヒップホップ・デュオ、マックルモア&ライアン・ルイスの『ザ・ヘイスト』だ。全米チャート2位となったマックルモア&ライアン・ルイスの同作は、今回ノミネートされた中で唯一日本ではリリースされていない作品となる。デュオの2013年のシングル「スリフト・ショップ」(全米で200万枚以上のセールスを記録)と「キャント・ホールド・アス」はビルボード・チャート1位を獲得したヒット曲に。また、同性愛者嫌いと言われるヒップホップでは珍しく同性婚を支持するアンセム「セイム・ラブ」も全米チャート2位を獲得した。

11月 26 2013

Arturo Sandovalが大統領自由勲章を受章

9回のグラミー賞受賞歴を持つアフロ・キューバン・ジャズ・トランペット奏者/ピアニストのアルトゥーロ・サンドヴァル(64)がバラック・オバマ米大統領から大統領自由勲章を授章された。アルトゥーロは1990年のディジー・ギレスピーとのツアー中にキューバから亡命し、1998年にアメリカ市民権を取得した。今回の大統領自由勲章の効果で、アルトゥーロのアルバムはアメリカのiTunesチャートに急浮上、ベスト盤は現在4位にランクインしている。キューバが社会主義革命を宣言した1961年以来、アメリカはキューバと国交を断絶している。

11月 09 2013

「YouTube Music Award」が初開催

11月3日に開催された「第一回YouTube Music Award(ミュージックアワード)」に賛否両論が寄せられている。授賞式のディレクターは映画監督のスパイク・ジョーンズ、司会をシンガー/コメディアンのレジー・ワッツと俳優のジェイソン・シュワルツマンがつとめた。一般的な授賞式と異なるこのイベントには革新的な試みが数多く見られたが、まとまりのない混沌とした部分が目立ったのも事実だ。その一方で、レディ・ガガ、アール・スウェットシャツ、エミナムといったトップアーティストによる“ライブビデオ”のパフォーマンスは見応えのあるものだった。実際にオンラインでこのイベントをライブで観た人はわずか22万人ほどだったが、終了後にテレビのニュースやオンラインメディアで大きく取り上げられている。主な受賞者は以下のとおり。

Breakthrough Video:マックルモア&ライアン・ルイス
Video of the Year:少女時代
Response of the Year:リンジー・スターリング
Artist of the Year:エミネム

6月 12 2013

Cyndi LauperがミュージカルKinky Bootsでトニーアワード受賞

シンディ・ローパー作のミュージカル「Kinky Boots」がトニーアワードを6部門で受賞した。

79歳のシシリー・タイソンも主演女優賞を受賞。タイソンはアカデミー・アワードにもノミネートされ、エミー・アワードも3回受賞している。彼女はマイルス・デイヴィスの長い恋人で、1981年から1988年の間結婚していたことでも知られている。マイルス・デイヴィスの1967年のアルバム「ソーサラー」のジャケットの顔はタイソンだった。

3月 25 2013

〈Hoku Awards 2013〉ノミネート発表

ハワイのグラミー賞〈ナ・ホク・ハノハノ・アワード〉が今年の受賞者候補を発表した。昨年、主要部門を独占したクアナ・トレス・カヘレは、ソロ・アーティストおよびデュオのナ・パラパライとして合計10部門(年間最優秀アルバム賞、年間最優秀エンターテイナー賞など)にノミネートされており、今年も最多受賞を達成すると予測されている。

3月 08 2013

Bonnie Raittのハワイ公演にJohn Cruz出演

ジョン・クルーズが素晴らしいシンガー/ギタリストのボニー・ライットが3月15日と16日にハワイで行なうライブでオープニングをつとめる。ボニーは、自主リリースした新作『スリップストリーム』で最優秀アメリカーナ・アルバム賞を受賞したばかり。10回目のグラミー賞獲得を果たした。すでに全米で23万枚以上のセールスを記録している同作は、ローリング・ストーンズ誌の2012年最優秀アルバム・ランキング22位に選出されている。ジョン・クルーズは、2005年にコンピレーション・アルバム『スラック・キー・ギター・ボリューム2』でグラミー賞を受賞。ハワイアン・ミュージックとして初めてグラミー賞を獲得した作品となった。どちらのアーティストも長年に渡って環境活動に取り組んでいることで知られる。

2月 27 2013

注目を浴びるアジアの映画監督たち

ワシントン・ポストに“韓国映画がハリウッドを支配する?”という見出しの記事が掲載された。この記事では、ポン・ジュノ、キム・ジウン、パク・チャヌクら韓国の映画監督たちが絶賛されている。また、今週開催されたアカデミー賞授賞式では、台湾生まれの監督アン・リーが『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で監督賞を受賞。リー監督は、2006年にも『ブロークバック・マウンテン』でスティーブン・スピルスバーグ監督を負かしてアカデミー賞監督賞を受賞している。アカデミー賞4冠を達成した『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は、すでに5億8500万ドル以上の興行収入を記録中だ。

2月 24 2013

「Brit Awards 2013」Emeli Sandeが2部門制覇

現地時間20日、ロンドンのO2アリーナにて英国最大の音楽賞「ブリット・アワード 2013」授賞式が開催された。最優秀英国アルバム賞を受賞したエミリー・サンデは、これまでアメリカと日本ではあまり注目されていなかった女性シンガーだ。また、最優秀英国シングル賞は予想どおりアデルの「スカイフォール」が獲得。最優秀インターナショナル・アーティスト賞はザ・ブラック・キーズ、ラナ・デル・レイ、フランク・オーシャンが受賞した。

2月 19 2013

グラミー賞の価値について考える

第55回グラミー賞授賞式の開催から1週間以上たったが、受賞アーティストをめぐっての議論が今も続いている。特に物議を醸し出しているのが、ファンの“最優秀新人アーティスト賞”受賞だ。歴史的にこの賞は優れた本当の意味での“新人”アーティストに贈られる栄誉ある賞である。しかし、その反面でソロ・アルバムを大ヒットさせて受賞を果たした後にキャリアが伸びなかったアーティストが多数存在するのも事実だ。主な例をあげると、スターランド・ボーカル・バンド(1977年)、デビー・ブーン(1978年)、ア・テイスト・オブ・ハニー(1979年)、メン・アット・ワーク(1983年)、ブルース・ホーンズビー(1987年)、トレーシー・チャップマン(1989年)、ミリ・ヴァニリ(1990年)など。特にミリ・ヴァニリは自分達のアルバムで実際に歌っていなかったことが後に判明し、騒動を巻き起こした。また、グラミー賞を一度も受賞しなかった偉大なアーティストには、ジミ・ヘンドリックス、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、スライ・ストーン、ジャクソン・ブラウン、アバ、クイーン、レッド・ツェッペリン、ザ・フー、ザ・キンクス、ボブ・マーリー、ビーチ・ボーイズ、チャック・ベリーなどがいる。

2月 16 2013

第55回グラミー賞、Funのスピーチに批判の声

11日(現地時間10日)に開催された第55回グラミー賞授賞式は、例年どおり興奮と物議、そして受賞アーティストに売上げアップをもたらした。年間最優秀アルバム賞を受賞したイギリスのフォーク・ロック・バンド、マムフォード・アンド・サンズはアコースティック・ミュージックというトレンド性のないジャンルにも関わらず、大成功の1年を収めた。ゴティエは、YouTubeがきっかけで世界的最高セールスを記録したシングル「サムバディ・ザット・アイ・ ユースト・トゥ・ノウ ~失恋サムバディ(feat.キンブラ)」で最優秀レコード賞と最優秀ポップ・パフォーマンス賞をダブル受賞。そして、ファンは「伝説のヤングマン ~ウィー・アー・ヤング~(feat.ジャネール・モネイ)」で最優秀新人賞と年間最優秀楽曲の2部門制覇を果たした。しかし、年間最優秀楽曲の受賞スピーチで時間オーバーになるまであらゆる有名人に感謝の気持ちを表した一方で、曲にフィーチャーされたジャネル・モネイの名前をあげなかったメンバーの態度に批判の声が多く寄せられた。また、多くの評論家や音楽ファンは、年間最優秀楽曲賞はカーリー・レイ・ジェプセンの世界的大ヒット曲「コール・ミー・メイビー」になると予想していたために意外な結果となった。ちなみに、ファンのジャック・アントノフがステージに上がる前に熱いキスと抱擁を交わしていたのは、人気TV番組『ガールズ』の主演/監督で大成功を収めた恋人のレナ・ダナム。ステージ上でバンドは12年の音楽活動歴を持つ自分達が“最優秀新人賞”を受賞したことを冗談まじりに語った。このグラミー賞効果は瞬く間に広がり、ファンのアルバム『サム・ナイツ』は、授賞式当夜にiTunes Japanで1位に急浮上した。今年の大勝利者に輝いたザ・ブラック・キーズは、最優秀ロックパフォーマンス賞と最優秀ロックソング賞((「ロンリーボーイ」)、最優秀ロックアルバム賞(『「エル・カミーノ」』の他、メンバーのダン・オーバックが最優秀プロデューサー賞を獲得し、最多4部門を制覇した。

2月 13 2013

グラミー賞、故Ravi Shankarに生涯功労賞

シタールの巨匠ラヴィ・シャンカールの娘ノラ・ジョーンズとアヌーシュカ・シャンカールが、亡き父に代わってグラミー賞の生涯功労賞を受け取った。ラヴィ・シャンカールは昨年12月に92歳で他界したが、亡くなる1週間前に受賞の通知を受けていた。今年はこの他に、キャロル・キング、ジャズ・ベーシストのチャーリー・ヘイデン、クラシック・ピアニストのグレン・グールド、ブルース・ギタリストのライトニン・ホプキンス、テンプテーションズ、チェス・レコード創設者のチェス兄弟、MIDIを開発した梯郁太郎とデイヴ・スミスらが特別功労賞を受賞した。

10月 19 2012

Ritche Blackmore、ロックの殿堂入りに“興味なし”

ディープ・パープルの創設メンバー/ギタリストのリッチー・ブラックモアが、バンドのロックの殿堂入りに対して全く無関心であり、仮に殿堂入りを果たした場合の授賞式への出席にも興味がないと語っている。