Category: 映画・テレビ

Nov 13 2018

Queenの伝記映画がスマッシュヒットに

批評家の前評判に反して、クイーンの伝記映画『Bohemian Rhapsody』が、封切りした最初の週だけで5200万ドルを売り上げるスマッシュヒットとなった。この映画は、フレディ・マーキュリー役を演じる予定だった著名なコメディアン兼俳優のサシャ・バロン・コーエンが創造性の違いから降板するなど、完成までに思いの外長い時間がかかっている。コーエンはこの映画をもっと過激で、マーキュリーの不安定さや、ドラッグの問題やゲイ・セックスにフォーカスしたかったようだが(マーキュリー自身が自分の映画ができるとしたら完全に18禁になると言っていた)。監督のブライアン・シンガーも撮影を繰り返しすっぽかしたり、俳優やスタジオスタッフと揉めて解雇されたりということもあったが、映画はデレク・フレッチャーが完成させた(フレッチャーはエルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』の監督で、この映画は来夏封切りになる)。ただし、マーキュリーがバンドメイトにAIDSになったことを告白したタイミングがよりドラマチックになるように変更されているなど、事実や時系列が異なることがあるため、この映画についての評価は分かれている。しかし、ファンはこの映画を大絶賛し、ラミ・マレックはオスカーを取れるのでは、と噂されている。

Oct 12 2018

Bradley Cooper とLady Gagaが映画で好評に

ブラッドリー・クーパーとレディ・ガガが出演しているリメイク映画『A Star Is Born』が高い評価を受け、サウンドトラック『Shallow』はアメリカのiTunesで売り上げ1位になっている。多くの観客は、クーパーの歌のうまさとガガの演技が上手いことに驚いている。また、この映画のサウンドトラックが2014年の『Frozen』以来の売り上げを記録するのではとも言われている。映画自体の売り上げも多く、上映開始の週末で4200万ドル売り上げている。

Sep 26 2018

The Sonicsのドキュメンタリーがサンダンスへ

伝説のプロト・パンクバンド、ソニックスのドキュメンタリー『ブーム』に注目だ。ソニックスは1964年に最初のシングル「The Witch」を、地元のインディ・レーベル、エチケット・レコードからリリースした。ラジオでの注目は少なかったものの、この曲は彼らのホームタウン、ワシントン州タコマ近辺で大いに売上を伸ばした。ラジオ局はこの曲の猛々しさや、曲のどこかズレたテーマなどに忌避感を示した。続けて発売された「Psycho」や「Strychnine」(毒を飲むことの喜びを歌った)などもラジオ局からは嫌われたが、カルト的で熱狂的なファンを獲得。70年代には多くのコンピレーションに採用され、ニルヴァーナ、ブルース・スプリングスティーン、ホワイト・ストライプス、クランプス、そしてデッド・ボーイズなどが影響されたアーティストとして名前をあげている。このバンドは1966年には解散の危機にあり、70年代や80年代にたまに再結成していたが、2007年を過ぎてまた、様々なオリジナルメンバーとバンドとして継続的な活動を始めた。このバンドは2011年に、ソニックスがヘッドライナーだと主張するボウディーズと日本ツアーを行っている。非常に良い状態で、多くの会場で自分らの三分の一程度の年齢の観客を沸かせた。

Sep 14 2018

“A Star Is Born”のリメイクにレディ・ガガが主演

『アリー/スター誕生』の最新リメイク版が北米で大きな話題となっている。この映画にはレディ・ガガやブラッドリー・クーパーが出演、クーパーは監督も務めている。この映画は1937年に最初に製作され、1976年にバーバラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソンが出演したリメイクがヒット。リメイクの話は2015年からあり、クリント・イーストウッドが監督をする、ビヨンセとエスペランザ・スパルディングが主演するなど噂されていた。ニール・ヤングとのツアーに参加していたウィリー・ネルソンの息子、ルーカス・クーパーが音楽を担当、レディ・ガガと1曲は共作している。

Sep 14 2018

The Coen Brothersの新作が11月に公開に

映画『ファーゴ』『ビッグ・リボウスキ』で知られるコーエン兄弟が、ネットフリックスから新作『The Ballad of Buster Scruggs』を公開の予定だが、日本での予定は未発表だ。この西部劇にはジェイムズ・フランコ、ゾーイ・カザン、リアム・ニーソン、トム・ウェイツなどのスターが出演している。予告編はインターネットで見ることができる。

Aug 21 2018

映画『Crazy Rich Asians』が大評判に

ケヴィン・クワンの小説を映画化した『Crazy Rich Asians』が今年1番の評判をよんでいる。この映画は若い中国系アメリカ人のカップルがシンガポールに旅行し、それぞれの家族と人生を考える。この映画にはミシェール・ヨーやコンスタンス・ウーなど多くの中国人スターや韓国系アメリカ人のラッパー、オークワフィナ、また日本生まれの英国人女優ソノヤ・ミズノも出演している。

Aug 09 2018

伝説の赤坂ナイトクラブがヒストリー・チャンネルに

ヒストリー・チャンネルが、伝説的な赤坂のナイトクラブ、ニューラテンクオーターと、そのオーナーでマネージャーだった山本信太郎について素晴らしいドキュメンタリーを製作した。このナイトクラブには世界のスターが多く出演、ナット・キング・コール、トニー・ベネット、レイ・チャールズ、ジュリー・ロンドン、コニー・フランシス、ジェイン・マンスフィールド、ミルス・ブラザーズ、ルイ・アームストロング、ジェームズ・ブラウン、スプリームスはその例にすぎない。このクラブは1959年から1989年の間営業。今回のドキュメンタリーには、アーティストがこのクラブで行ったライブ・レコーディングも含まれている。このナイトクラブはアジアでも特殊で、世界的なスターやビジネスマンが日本のエリートと交流し、ヤクザや他の特殊な人々もたむろしていた。また、1963年12月3日、ここでヤクザによるプロレスラーの力道山の刺傷事件が起きた事でもよく知られているが、詳細については決着していない(医療事故の疑いや、CIAによる介入の噂がある)。この番組は9月28日放映予定だ。

Aug 07 2018

Joan Jettのドキュメンタリーが公開へ

ジョーン・ジェットを描いた待望のドキュメンタリー映画『Bad Reputation』が公開される。本名ジョーン・マリー・ラーキンの彼女は南カリフォルニアで育ち、14歳でギターを始めた。両親の離婚後、彼女は母の姓をとってジョーン・ジェットとなる。イギリス音楽に傾倒し、グラムロックやパンクの大ファンだった彼女はロドニー・ビンゲンハイマーのイングリッシュ・ディスコに入り浸り、同世代の音楽ファンと出会い、10代のガールズバンド、ザ・ランナウェイズを結成する。ロックファンに愛されつつも音楽評論家から嫌われ、ランナウェイズはオリジナルアルバムは2枚しか契約解消前に作ることはできなかった。また、ランナウェイズでの人気にも関わらず、ジェットのマネージャーが彼女のソロデビューのために奔走するも、レコード会社からは拒否される。結果、彼女とマネージャーは自分たちでブラックハーツ・レーベルを立ち上げることとなった。ジョーンは英国ツアーでテレビを見た際に気に入ったザ・アローズの「I Love Rock’n’Roll」(アラン・メリル共同作曲、彼は当時日本でもアイドル状態で渡辺プロダクションと契約もしていた。母は著名なジャズシンガーのヘレン・メリル)という曲をカバーする。オリジナルは1982年の全米ナンバーワンを7週連続獲得したジョーン・ジェットによるカバーと比べると精彩を欠く。ここから、彼女の素晴らしく、様々な挑戦に溢れたソロ活動が始まったのだ。

Aug 07 2018

John Coltaneのドキュメンタリーが評判に

徐々に評判になってきたのは、かの有名なジョン・コルトレーンのドキュメンタリー『Chasing Trane』だ。監督は『Peace Bed:The U.S. vs. John Lennon』を手がけたジョン・シェインフェルド。この映画は数々のフィルム・フェスティバルに参加し、多くの賞も獲得している。映画はコルトレーンの人生とその時代を映し出し、コルトレーンの音楽に溢れている。また、ナレーションはデンゼル・ワシントンが務める。

Jul 16 2018

Robin Williamsの『Come Inside My Mind』HBOで製作

HBOが、コメディアンで俳優のロビン・ウィリアムズについてのドキュメンタリー『Come Inside My Mind』を製作、今週アメリカで公開される。ウィリアムズはスタンダップコメディーの芸人としてカリフォルニアでそのキャリアを開始。テレビ番組の『Mork and Mindy』で名前が知られるようになり『Good Morning Vietnam』『Dead Poets Society (今を生きる)』『Mrs. Doubtfire (ミセス・ダウト)』や『Aladdin』などの映画でスーパースターとなった。このドキュメンタリーのサウンドトラックは、リチャード・プライヤーのドキュメンタリーも手がけ『プラダを着た悪魔』に自分の曲「Tres Tres Chic」が使われた、モシーン・ワーカーが制作している。

Jul 10 2018

ラッパーBoots RileyがSF映画を監督

ザ・クープの創設者の一人で、ギャラクティックとのツアーでも有名なラッパーのブーツ・ライリーが、SF映画『Sorry To Bother You』を監督した。 主役カシアス・グリーンはラキース・スタンフィールド、他にもダニー・グローヴァー、アーミー・ハマーが配役されている。この映画はサンダンス映画祭でデビュー、サウス・バイ・サウスウエストで上映され、今週映画館にお目見えしているが、ここまでの評判は非常に良い。音楽はチューン・ヤーズが担当。彼らは新譜『I Can Feel You Creep Into My Private Life』を発表したばかりだ。
Jun 21 2018

Ziggy Marleyが父の伝記的映画を製作中

ジギー・マーリーがパラマウント・ピクチャーズと父、レゲエの伝説ボブ・マーリーの伝記的映画を製作中だ。ボブ・マーリーはレゲエを世界に広めた立役者で、ジャマイカをまとめる力になった。彼の歌は今日でも人気が高い。ボブ・マーリーは1974年に36歳で癌のため他界した。ジギー・マーリーは1968年、ボブとリタ・マーリーの間に生まれ、自分自身の音楽キャリアで7つのグラミー賞を受賞している。

Feb 23 2018

Eric Claptonのドキュメンタリーがリリース

エリック・クラプトンのドキュメンタリー映画『Liee in 12 Bars』が封切りされた。監督はオスカー受賞のリリ・フィニー・ザナック。彼女は『ドライビング Miss デイジー』で知られている。このドキュメンタリーにはクラプトンのヴィンテージ映像が多く使われている他、クラプトン本人がブルース、酒、ドラッグ、デュアン・オールマンやビートルズなどについて話している。

Feb 23 2018

Rita Oraがポケモン実写映画に出演

コソボで生まれ、イギリスで活動中の歌手リタ・オラが、ポケモンのハリウッド版実写映画、「名探偵ピカチュウ」に出演することがわかった。この映画の主演はライアン・レイノルズ。

リタ・オラはイギリスで12のトップ10ヒットを飛ばし、コールドプレイとツアーを行うなどしているが、アメリカや日本での知名度はそこまで高くはない。今年はじめに公開された映画『Fifty Shades Freed』にも彼女は重要な役で出演しており、サウンドトラックには彼女の曲が含まれている。

Dec 09 2017

Schuyler Fiskがホラー映画に挑戦

歌手で女優のシュイラー・フィスクがホラー映画『The Nanny』で重要な役に抜擢された。2009年に日本でもリリースされた素晴らしいデビューアルバム『The Good Stuff』以来、シュイラーは歌手としてのレコーディングやツアー活動、女優としてテレビ番組や映画で活躍してきた。彼女の楽曲は何曲も映画などで使われている。最新作となる『The Nanny』で、彼女は初めてホラーという新ジャンルに挑むことになるが、彼女の母であるシシー・スペイセクが映画スターとして成功するきっかけになったのも1976年制作のホラー映画『キャリー』だった。シシー・スペイセクはその後1980年に大ヒットとなったカントリー歌手のロレッタ・リンの伝記映画『The Coal Miner’s Daughter』で主役を演じ、歌も歌っている。シュイラーのウェブサイトには、この新映画で彼女の新曲も披露されると発表されている。

Nov 08 2017

Jack Johnsonが映画に触発された新譜を発表

ジャック・ジョンソンは北大西洋で航海中に、プラスチックの海洋汚染についてのドキュメンタリー『海のスモッグ(The Smog of The Sea)』の制作に関わった。この経験が、2013年以来の最新アルバム『All The Light Above It Too』のインスピレーションになったという。このアルバムのメイン曲「My Mind Is For Sale」はトランプ政権に対する反応をまとめたもの。他にも「Big Sur」というカリフォルニア州でも美しいことで有名だがまだ開発の進んでいないモンタレー・カウンティでのキャンプについての曲も収録されている。また、彼の多くのアルバムと同じく、ALOのキーボード奏者で、長年の友人であるザック・ギルがこのアルバムにも参加している。

Oct 18 2017

Papa Grows Funkがドキュメンタリーに

ニューオリンズのファンクバンド、パパ・グロウズ・ファンクが新たな音楽ドキュメンタリー『Do U Want It?』の題材として取り上げられた。制作者のジョシュ・フレーンドとサム・ラダツキーは2012年にニューオリンズに移住、当時かのメイプル・リーフ・バーで月曜日の演奏を担当していたバンドに惚れ込んだのだという。バンドが近い将来解散すると聞いて愕然とした2人は、パパ・グロウズ・ファンクの歴史を記録するということを決意。このバンドはジョージ・ポーター・ジュニアのバンドでベテランだったオルガン奏者のジョン・「パパ」・グロウが自分のための多彩なファンクバンドを結成したいと2000年に作ったもの。彼は日本人ギタリストのジューン・山岸、ベーシストのマーク・ペロ、サキソフォン奏者のジェイソン・ミングルドーフやドラマーのラッセル・バティスト・ジュニア(後に脱退、ジェフェリー・「ジェリービーン」・アレクサンダーが参加)を起用した。グロウのゴールは、ベター・ザン・エズラやギャラクティック、リヴァイヴァリスツのような全国的なバンドにパパ・グロウズ・ファンクを育てることだった。
ニューオリンズ・ジャズ・アンド・ヘリテージ・フェスティバルのプロデューサー、クイント・デイヴィスは「パパ・グロウズ・ファンクはどんなフェスティバルで、世界中のどんなバンドと共演させたって目立つことができる」と絶賛する。しかし、時とともに、家族や住宅ローン、昼間の仕事など様々なプレッシャーによりバンドはうまくいかなくなっていく。アラン・トゥーサンとベター・ザン・エズラのトム・ドラモンドにプロデュースされた非常に素晴らしいアルバム『Needle In the Groove』も出版された。
Sep 27 2017

Raindance 映画祭にて日本のGhostroadsが上映中

今年のロンドンで開催されている誉高いレインダンス映画祭で、日本産のロックンロール・ゴースト映画『Ghostroads ゴーストロード』がお目見えした。日本の著名なインディーズ・ロックバンド、ザ・ニートビーツ、ザ・プライベーツ、ザ50回転ズなどが参加している。

Aug 22 2017

The SmithのMorrisseyが映画に

モリッシーがザ・スミスに参加する以前の前半生を映画化した『England Is Mine』という映画が注目だ。この映画の俳優には、高い評価を受けているジャック・ロウデン(Dunkirkに出演)、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ(ダウントン・アビー)が選ばれ、監督はオスカーにも推薦され、イアン・カーティスの伝記映画『Control』を監督したマーク・ギルだ。

 
Aug 20 2017

Velvet Undergroundのドキュメンタリーが制作へ

名高きヴェルヴェット・アンダーグラウンドのドキュメンタリー映画が制作中だ。監督は、インディーズ映画の旗手でグラムロックの映画『Velvet Goldmine』で知られるトッド・ヘインズ。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドには、1965年にドラマーのモー・タッカーが参加した時から、実質上リーダーだったルー・リードが離れた1968年までにいくつかのバージョンを経ていて、その間に4枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。彼らのデビューアルバムでは、ドイツの歌姫Nicoを4曲に採用、ジョン・ケイルがここそこでヴィオラを弾いているもので、アンディ・ウォーホールとの関係に深く影響を受けている。このアルバムは、商業的には3万枚の売り上げに止まり、失敗したと言われているが、有名なブライアン・イーノの言葉「このアルバム、3万枚のコピーのどれかを手にした奴はみんなバンドを始めた」の通り大きな影響を残した。

現在、高く評価されているが、バンドの活動中は商業的な利益が少なく、ウォーホールがらみ以外では残っている画像は非常に少ない。映画化のもうひとつのハードルとして、ルー・リード(2013没)、スターリング・モリソン(1995没)、アンガス・マクリース(1979没)、Nico(1988没)、そしてアンディ・ウォーホール(1987没)と、多くのバンドメンバーや関係者がすでに他界している。

Aug 03 2017

Conny Plank のドキュメンタリー映画が9月に上映

伝説的なプロデューサー兼ミュージシャンのコニー・プランクのドキュメンタリー映画『Conny Plank: The Potential of Noise』が今年9月に英語とドイツ語で上映開始になる。プランクは癌で47歳の時に死去したが、それまでにクラフトワーク、ブライアン・イーノ、ユーリズミックス、Freur(アンダーワールドの全身に当たるバンド)、フレンチ・ポップのグループ、レ・リタ・ミツコ、ドイツ発の新スタイルレインゴールド、DAFなど、多くの素晴らしいミュージシャンと仕事をしている。この映画は彼の息子、ステファンがプロデュースしている。彼は、子供の時にインタビューに登場してくれたアーティストのほとんどと、父親のホーム・スタジオで会っている。

May 23 2017

Grateful Deadのドキュメンタリーが上映に

マーティン・スコセッシがプロデュースした、4時間に及ぶグレイトフル・デッドのドキュメンタリー映画『Long Strange Trip』が5月26日に北米の映画館にて上映解禁に、7月2日にはアマゾン・プライムビデオで視聴可能になる。
1965年に北カリフォルニアで結成されたこのバンドは、1995年のギタリスト、シンガーでバンドの核だったジェリー・ガルシアの死でオリジナルの形を変えても、現在に至るまでデッド&カンパニーとして活動を続けている。
デッドはその活動期間中に多くの変化を経験した。少なくても5人のキーボードプレイヤーを経て、作曲家のジョン・ペリー・バーロウやサウンドマンのオースリー・スタンリーなどの非公式メンバーも多い。メジャー・レーベルに所属し、長いキャリアを誇りながらも、彼らがビルボードのトップ100に入ることは殆どなかった。1970年の「Truckin’」(64位)、1987年の「Touch of Grey」(9位)の二曲だけだ。それにも関わらず、彼らのライブは絶大な人気を誇り、2015年のサヨナラライブ『Fare Thee Well』では、5つのスタジアムで行う大ライブのチケットは発売と同時に売り切れとなった。

May 06 2017

Mick Ronsonのドキュメンタリー映画、発表へ

ギタリスト、ミック・ロンソンがドキュメンタリー映画『Besides Bowie: The Mick Ronson Story』の主人公として抜擢された。
ミック・ロンソンはデヴィッド・ボウイのギタリストとして、ジギー・スターダスト期以前から後まで活躍した。彼の肉付きの良いギタートーンや刺激的なパフォーマンスはボウイのサウンドに大きく貢献し、ミック・ジャガーとキース・リチャーズやスティーブン・タイラーとジョー・ペリーのようなデュオとして捉える人も多い。
きらびやかなイメージで語られることの多いロンソンだが、実際はヨークシャー州、ハルの労働者階級出身で、ギタリストデビュー以前は機械工として働いていた。
1993年に癌でこの世を去ったロンソンは、ボウイ以外にもイアン・ハンター、ボブ・ディラン、エルトン・ジョン、ルー・リード、ジョン・メレンキャンプやモリッシーとも共演している。
この映画は、イギリスでの上映が決まっているが、日程は未だ発表されていない。8月15日から19日には、ロンソンの生地ハルで記念イベントが行われる予定。

May 01 2017

Grace Jonesのドキュメンタリーが夏に公開

グレース・ジョーンズのドキュメンタリー映画『The Musical of My Life』が夏にイギリスで公開される。この映画は、歴史的な足跡とインタビュー、そしてステージでのパフォーマンスによって構成されている。北米や日本での公開についての予定は公表されていない。

Apr 22 2017

Per Martinsenがドキュメンタリーを作成

ノルウェイのミュージシャンPer Martinsenが『Norwegian Disco Lights』というエレクロニック・ミュージックのドキュメンタリーを制作、iTunesとVimeoで4月24日から視聴できる。
この映画は、4月28日のパリ、ポーラー・フェステバルで上映予定。マーティンセンは、1989年から93年までメンタル・オーヴァードライブとして活動していた北欧エレクトロニック・ミュージックの立役者で、ベルギーの伝説のレコードレーベルR&Sに所属していた。R&Sはエイフェックス・ツインの初期アルバム、ケン・イシイ、バイオスフィア、ホアン・アトキンスやシステム7の所属レーベル。
マーティンセンは数々の違う名前で音楽プロデュースを続けていて、妻のアギー・ピーターソンとはフロストという名前で共に活動している。

Mar 08 2017

Bill EvansとBill Frisellのドキュメンタリー映画が公開に

ジャズファン必見のドキュメンタリー映画が今年2作公開される。
一つは『Bill Evans: Time Remembered』で、制作に8年の歳月をかけ、たくさんのインタビューと当時の写真を使用。彼の姪で「Waltz for Debby」のモデルとなったデビーや多くの批評家から絶賛されている。
もう一つは『Bill Frisell, A Portrait』で、多くの顔を持つこのギタリストに迫る。こちらには、ポール・モチアン、ジョー・ラヴァーノ、ボニー・レイト、ジム・ホール、ジョン・ゾーン、ジャック・ディジョネット、ロン・カーターなど多くの大物との映像が使われている。

Feb 21 2017

Wax Traxのドキュメンタリーを制作中

『Industrial Accident: The Wax Trax! Records Story』というタイトルで、ワックス・トラックスのドキュメンタリー映画制作が進行中だ。ワックス・トラックスはジム・ナッシュとダニー・フレッシャーのゲイカップルが、最初はデンバー(コロラド州)にオープンしたレコードストアだった。彼らはBauhausの最初のアメリカツアーや、ブロンディのヒット「Hangin’ On the Telephone」を歌った伝説的ポップ・パンクバンドのNervesを、活動の初期にスポンサーとして支えた。
その後彼らはシカゴに居を移し、レコードショップからレーベルに活動を拡大。ワックス・トラックスからリリースしたアーティストの中にはミニストリー、フロント242、PIG、ディヴァイン、アンダーワールド、KMFDMやMyLife With the Thrill Kill Kultも名を連ねている。ワックス・トラックスはカルト的な成功を収めた。彼らの扱う音楽はグラム、ダンス、パンクなどをヘヴィーなサウンドでまとめた「インダストリアル・ミュージック」と呼ばれるようになる。ワックス・トラックスからもっとも成功したバンドはミニストリーと言っていいだろう。その後サイアー(ワーナー)と契約し、スピンオフグループにイアン・マッケイを含むペイルヘッド、ジェロ・ビアフラとのLARD、リヴォルティング・コックス、1000Home DJ’s(ブラック・サバスの「Supernaut」をカヴァーした。ヴォーカルに、のちのナイン・インチ・ネイルスのトレント・レズナーがいた)を数える。
このドキュメンタリーは、今春フィルム・フェスティバルで発表される。

Jan 17 2017

Sly Stoneのドキュメンタリー映画

『On the Sly: In Search of the Family Stone』というスライ・ストーンのドキュメンタリー映画が、ユタ州で開催されるスラムダンス・フィルム・フェスティバルで公開される。

Jan 14 2017

映画『君の名は』がロスで限定上映

12月2日から9日、ロサンジェルスで『君の名は(英題:Your Name)』がアカデミー賞のベスト・アニメーション賞を睨んで限定上映された。『君の名は』は既に中国でメガヒットとなり、上映三日で46億9千7百万円の興行収入を得た。
他の有力な日本映画としては、『海よりもまだ深く』『そして父になる』は広く見られたわけではないが、是枝裕和監督を、国際的に偉大な監督として認めさせた2作。他にも非常に良い反響を得ているのは、アメリカで作られた三船敏郎のドキュメンタリー『Mifune:The Last Samurai』。この映画にはスティーブン・オカザキの監督作品で、スティーブン・スピルバーグや、マーティン・スコセッシが、三船敏郎がアメリカ映画に与えた影響について語っている場所がある。

Jan 04 2017

Nick Caveが映画音楽に着手

独創的で堅実な作詞家/作曲家、ニック・ケイヴが、映画音楽に着手、批評家に評判の現代ウエスタン犯罪映画で、ジェフ・ブリッジス主演の『Hell Or High Water』のサウンドトラックを手がけ、新たな足跡を残した。
このサウンドトラックには、ケイヴの他にもテキサスのトラバドール(吟遊詩人)タウンズ・バン・ザントや、シンガーソングライターのクリス・ステープルトンも参加している。
『Hell Or High Water』は世界各国で上映されていて、日本ではオンラインで視聴することが可能。