Category: News All

May 21 2020

コロナ ウィルスが全米のライブハウスに与えた影響

コロナウィルスは多くの業種の多くの仕事を妨害したが、最も大きく影響を受けたのはライブハウスだろう。ドイツでは、政府が音楽や美術業界のために特別な基金を立ち上げたというが、アメリカではそのような動きは皆無だ。アメリカ国内の殆どのライブハウスは2ヶ月に渡る完全休業を余儀なくされつつも、家賃や、スタッフの給与などの問題に直面している。多くのライブハウスは最低限必要な保険しか入っていない上に、「休業保険」なるものに加盟していた店舗も、休業は政府の指定によるものだというのに、各種保険会社が言を左右してウイルスに保険は適用されないと支払いを拒否しているため、資金繰りに困っているという。国内1400店以上のライブハウスや音楽団体が合同で、保険会社を相手取り、少なくてもかけた保険の分の保険金を払わせ、廃業しなくて良いようにするために訴訟を起こした。同時に、多くのライブハウスがクラウドファンディングのGoFundMeにページを立ち上げ、寄付を募ったり、開催予定のイベントのチケットの前売り券やTシャツなど商品を販売し、少しでも収入につなげようとしている。ニューオリンズの有名なライブハウス、ティピティーナズは昨年、ニューオリンズのファンクバンド、ギャラクティックに買収されたばかりだが、バンドは現在ライブを行えず、同時に空っぽのクラブを所有する状況となってしまった。ぜひ彼らのサイト <www.timpitinas.com>を訪ねて、あの有名なバナナのロゴのTシャツを買ったり、クラブの状況をチェックしてほしい。

May 21 2020

Lucinda Williamsが最高のアルバムをリリース

アメリカのシンガー・ソングライター、ルシンダ・ウィリアムスがアルバム『Good Souls Better Angels」をリリース、彼女の最高の作品との評価を受けている。

このアルバムはロマンスの事がメインではなく、波乱万丈な現代を歌ったものが多い。このアルバムではまた、スチュアート・マシスの素晴らしいギターワークを採用。多くのアメリカ人のように、彼女はドナルド・トランプがアメリカを煙に巻いて自らの王国を作り上げようとしている事実に拒否感を表している。明確に名指ししてはいないものの、彼女のトラック「Man Without a Soul(魂のない男)」のインスピレーションの素になったのは明らかにドナルド・トランプだろう。

May 21 2020

Damian Kulashがコロナ に

多くのミュージシャンがコロナ に罹患する中、亡くなる人も出ている。最近になって発表されたことだが、OK Goのシンガー、ダミアン・クラッシュも、カリフォルニア州でコロナ に罹患した最初のグループの1人だったようだ。彼の症状は非常に重かったものの、期間は短かったようだが、彼の妻は彼よりも克服するまで時間がかかったという。この病と闘いながら2歳の双子の面倒を見ていたそうだ。ダミアンは現在回復を見せ、彼のバンドメンバーとリモートワークで感動的なトラック「All Together Now」を完成させた。

Apr 15 2020

新型コロナ 疫病による音楽業界への影響

新型コロナウイルスは、あらゆる面でライブ・ミュージック業界に大きな影響を与えている。世界最大のコンサート・プロモーターであるライブ・ネーションは、2月28日には通常営業していたにもかかわらず、現在8000公演がキャンセルまたは延期となっている。彼らのチケット販売を手がけるチケットマスターは静かにポリシーをキャンセルの場合のみ払い戻し(延期の場合は払い戻しなし)に変更。ブッキング・エージェントのエンデヴァー/ウィリアム・モリスは250人の従業員を解雇、パラダイムは100人以上を解雇。アメリカでは非常に珍しいことだが、重役の多くが自らの給与カットに踏み切った。明るいニュースといえば、アップル・ミュージックが5億ドルの資金をインディーズレーベルへの前払金として用意したというものくらいか。この前払金を受け取るためには、レーベルはアップルを通した売り上げが、四半期で1万ドル以上に達する必要があるという。

Apr 15 2020

John Prineがコロナ 関連死

シンガーソングライターのジョン・プラインが73歳でコロナ 関連死した。彼はこれ以前、2度ほど癌で危険な状態を切り抜けていた。

プラインは1972年のデビュー以来、強い人気を誇り、彼の世代では最高のソングライターと呼ばれつつも、チャートインするヒットを出したことはなかった。彼のキャリアは非常にユニークなルートを辿っている。14歳でギターを始めた後、軍隊に所属し、ドイツでメカニックとして働き、その後シカゴで郵便局員となり、そこでオープン・マイク(飛び入りスタイル)のライブに参加していた。彼を最初に発見し、メジャーなレコーディングをさせたのは、高名な映画評論家のロジャー・エバートが、映画館の後にフラッと立ち寄ったバーでプラインの演奏を見て、映画よりもプラインのことについて書いたのがきっかけだった。クリス・クリストファーソンは初期からのファンで、ニューヨーク市でのライブの前座としてプラインを起用。その場でレコード会社重役のジェリー・ウェクスラーに見出され、翌日にはアトランティック・レコードで契約に至る。プラインのサウンドは、どちらかというとロックというよりフォークだが、FMラジオにたびたび取り上げられる。彼はその意味深く、素朴で、ユーモラスな歌詞からマーク・トゥウェインやボブ・ディランと並び称されることが多い。実際、ボブ・ディランも初期からのプライン・ファンだ。ジョニー・キャッシュも同じく初期からのファンで、プラインの曲のカバーを何度もレコーディングしている。多くの歌手が彼の曲をカバーしていて、まだゲイの発展場でバリー・マニローをピアノに歌っていたベット・ミドラーや、モーターサイクル・ギャング(アメリカ式暴走族)のメンバーで刑務所にも服役した、アウトロー・カントリー歌手のデイヴィッド・アラン・コーなど。ロジャー・ウォーターズは最初ファンだったが友人となり「Hello In There」のコピーを何度もライブで披露している(彼はプラインの「Sam Stone」の部分部分を、ピンクフロイドの「The Post War Dream」に使ったりもしている)。ボニー・レイットは「Angel From Montgomery」を録音した30人以上の歌手のうちの1人で、レイットバージョンは大人気となった。プラインのアルバムは、流行を追うことなかったため大きく売れなくとも、着実に販売実績を重ねた。それぞれのアルバムにきちんと良い歌が録音されていた。ファンの間でも、ブルーグラス・サウンドの強い2枚目のアルバム『Dioamonds in the Rough』と6枚目のロカビリー風アルバム『Pink Cadillac』は混同されることが多い。プラインはメジャー・レーベル・システムと合わず、1981年には自分のレーベル、オー・ボーイ!を立ち上げた。その後、共作を始め、ボビー・ブラドック、ダン・ペン、スプーナー・オールダム、ドニー・フリッツ、ブラック・キーズのダン・オーバック、シェル・シルヴァーステインやボビー・ウィットロックらとコラボした。2016年に彼はトップの女性カントリーシンガーらとデュエットアルバム『For Better, or Worse』を制作。2018年のアルバム『The Tree of Forgiveness』は、セールスとしては15万枚とそこそこの売り上げだったにもかかわらず、ビルボードチャート5位になった。2020年にはグラミーの特別厚労賞生涯業績賞を受賞。彼の死後、彼の曲の多くが北米アップル・チャートにランクインした。彼がアイリス・ディメントとデュエットした「In Spite of Ourselves」が一番人気のようだ。

世界でも最高のソングライターの1人だった、ジョン・プライン、安らかに。

Apr 04 2020

DisneyからBeatlesのドキュメンタリー映画が9月リリースに

9月4日、ディズニーがビートルズのドキュメンタリー映画を北米とカナダでリリースする。日本でのリリース日程は未発表。映画のタイトルは『The Beatles: Get Back』で、『指輪物語』3部作、『ホビット』3部作で最も知られるピーター・ジャクソンがプロデュース。この映画には「レット・イット・ビー」のレコーディング・スタジオの様子など、未発表のフィルムがかなりの量で使われているという。ポール、リンゴ、オノ・ヨーコやオリヴィア・ハリソンの協力で作られた。

Apr 04 2020

ジャズ・トランペットのWallace Roneyもコロナに

ジャズ・トランペットのウォレス・ルーニーもコロナウイルスにより59歳で死去した。彼はクラーク・テリー、ディジー・ガレスピーやマイルス・デイビスに学び、デイビスの弟子でもあった。彼は4歳で完璧な音感を持っている事がわかり、すぐ音楽の勉強を始めた。15歳でプロとしての最初のレコーディングを行い、16歳でシダー・ウォルトンのバンドに参加する。トニー・ウィリアムズやアート・バークレーらとの共演を経て名前を知られるようになり、引っ張りだことなった。彼個人の名義で、ミューズ、コンコード、ワーナー・ブラザーズなど多くのレーベルからアルバムも発売している。1994年、アルバム『A Tribute to Miles』に参加した事でグラミー賞を受賞した。

Apr 04 2020

コロナによりAdam Schlesingerも他界

先週、コロナウイルスで陽性が出ていたパワー・ポップ・グループ、ファウンテンズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャーが享年52歳で逝去した。彼は2003年の大ヒットソング「Stacy’s Mom」のファウンテンズ・オブ・ウェインのメンバーとして最もよく知られてはいたが、ソロプロジェクトでもエミー賞、グラミー賞を獲得、トニー賞やゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。彼がトム・ハンクスの映画『That Thing You Do!』の劇中バンド、ワンダーズの曲として書いた映画のタイトルソングはさらに知られているかもしれない。アダムの友人、マイク・ヴィオラが歌っている。また、彼はゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツやモンキーズら、数々のアーティストのプロデュースも手掛けていた。彼の書いた曲は、ジョナス・ブラザーズや、ケイティ・ペリー、アメリカ・ボーリング・フォー・スープ、クリック・ファイブらに歌われている。

Mar 31 2020

Alan Merrill、コロナウィルス感染で他界

ロック・ミュージシャンのアラン・メリルが69歳で、コロナウイルスの感染により他界した。アラン・メリルはニューヨークに、サックス奏者のアーロン・サクスと、シンガーのヘレン・メリルというジャズミュージシャンの両親の元で生まれた。9歳から13歳の間はスイスの寄宿学校に通う。アメリカに帰国すると、彼はニューヨークの名所でもあるカフェワッ?で演奏していた、数々のセミプロバンドでプレイした。彼の母親の2人目の夫はメディアの重役で、彼女は1966年に、アランを連れて夫と東京に移る。この頃には彼女はメジャーなスター歌手で、クリフォード・ブラウン、クインシー・ジョーンズ、エンニオ・モリコーネやギル・エヴァンスらと共演。アランは渡辺プロダクション、RCAヴィクターと契約し、『時間ですよ』という人気ドラマに出演したアイドル風バンド、ザ・リードにも参加、CMにも出演していた。のちに、スパイダーズのムッシュかまやつひろしや、テンプターズの大口 広司らとヴォッカ・コリンズというグラム風味のスーパーグループを結成、アルバム『東京−ニューヨク』を東芝EMIから発売している。

その後、彼はロンドンに移住し、ギタリストのジェイク・フッカーやドラマーのポール・バーリーとアローズを結成。プロデューサーに著名なミッキー・モースト(アニマルズ、ハーマンズ・ハーミッツ、ザ・ヤードバーズを手掛ける)を迎えた。彼らはUKで、ヒットメーカーの作曲家デュオ、チャップマン・チンが作り、トップ10となった「Touch Too Much」を数えると、3度チャート入りヒットを飛ばしている。この曲はのちにローマン・ホリディ、ヘローやロンドン・カウボーイズらがカバー。しかし、彼の人生で最大のヒットとなったのは、彼とフッカーが共著したB面用の曲、「I Love Rock’n’Roll」だった。ジョアン・ジェットはアローズがこの曲を演奏するのを、1976年、ランナウェイズとのツアー中にテレビで見た。彼女は1981年にこの曲をソロシングルとして発表し、全米チャート1位に7週に渡り輝くことになった。2002年にはブリトニー・スピアーズがバージョン違いで録音し、2011年にはラルク・アン・シエルが別のバージョンをカバーしてペプシのCMに起用された。スーパーフライは、2015年にカバーを発売したが、その時のギタリストはアーロンだった。ウィアード・アル・ヤンコヴィックはパロディ・バージョンを録音、タイトルも「I Love Rocky Road」に変えた。ジョアン・ジェットのバージョンは、繰り返し様々な映画に起用されている。

後にアランはランナーというバンドを結成し、チャートインをするが、こちらは短命に終わる。その後、彼はリック・デリンジャーやルー・ロウルズらの曲を共作したり、ミートローフのバンドに短期間在籍。

また彼は折に触れ日本に戻ってきている。1990年にはヴォッカ・コリンズの再結成ツアーでも来日していた。

安らかに。

Mar 27 2020

新型コロナ(Covid-19)で全てのライブが中止・延期に

新型コロナウイルスの大流行を受け、そこそこのサイズの物から巨大なフェスまで、ほぼ全てのコンサートが中止か延期となっている。1000を超えるバンドがアメリカ全土、そして世界中から参加する予定だったサウス・バイ・サウスウエスト2020は中止。ボナルー・フェスティバルは9月24日から27日へと延期になった。コーチェラは10月まで延期の予定だ。ローラパルーザは当初の予定通り7月30日から8月2日にシカゴで開催予定。コールドプレイのクリス・マーティン、デミ・ロヴァート、クリスティーン・アンド・ザ・クイーンズ、ストゥープ・キッズ、マイリー・サイラスやニール・ヤングら、多くのアーティストは、オンライン・ビデオパフォーマンスを決行、または開催予定だ。

Mar 27 2020

サンフランシスコの名ライブハウス、Slim’sが閉店

サンフランシスコの人気ライブハウス、スリムズが閉店する。1988年にボズ・スキャッグスと友人らが始めたこのクラブは500人を収容、そのステージでは様々なジャンルの、多くのインディーズ、メジャー問わないバンドの数々が演奏した。ここでサンフランシスコ・デビューを飾ったバンドには、レイディオヘッド、ベック、アリソン・クラウスやシェリル・クロウが含まれる。ボズ本人もここで演奏することがあった。クラブの閉店理由は、新型コロナウイルスによる外出禁止令とのことだが、もう再開はしないと発表。このクラブは、他にもサンフランシスコのゴールデン・ゲート・パークで開催される非常に人気の高いハードリー・ブルーグラス・フェスティバルの発起人としても知られる。彼らは2001年に、億万長者のウォーレン・ヘルマンの寄付を取り付け、この企画を立ち上げていた。

Mar 27 2020

Genesis P-Orridge白血病で他界

伝説となった、様々な意味で注目のメディア・アートバンド、スロッビング・グリッスルの共同創設者だったジェネシス・P・オリッジが白血病で他界した。スロッビング・グリッスルはインダストリアル・ミュージックの先駆者と言われ、自分たちのレーベルからアルバムもリリースしていた。バンド自体が活動していたのは1976年から1981年の期間だけだったが、ジェネシスと他のメンバー達−コージー・ファニ・トゥッティ、ピーター・クリストファーソンやクリス・カーターらは、サイキックTVやクリス・コージー・アンド・コイルなど様々なプロジェクトを立ち上げ、カルト的なファン層を獲得していた。2004年に再結成もするが、2009年にまた解散。ジェネシスはジャックリーン・メアリー・ブレイヤー(レディ・ジェイとして知られる)と1995年に結婚し、二人でお互いに似せていくための数々の身体改造手術を行うプロジェクト、「パンドロジェニー・プロジェクト」を行う。このプロジェクトは、2007年のジェイの死後も続けられた。彼は最初の妻、ポーラ・ブルッキングとの間に2人の娘を設けている。

Mar 08 2020

ジャズピアニストのMcCoy Tyner他界

ジャズピアニストのマッコイ・タイナーが81歳で逝去。タイナーはマイルストーンやブルーノートから多くのアルバムを発表し、フレディ・ハバードやジョー・ヘンダーソン、ウェイン・ショーターらビッグネームともレコードを発表。さらに、ジョン・コルトレーンのバンドの支柱としてマスターピースと呼ばれる「A Love Supreme」をレコーディングしたことで非常に名高かった。

Mar 08 2020

SXSWが中止に コロナウィルスで

音楽、映画、テクノロジーのイベント、サウス・バイ・サウスウエストがコロナウィルスの影響でキャンセルとなった。テキサス州オースティンで毎年開催されているこのコンベンションは1987年に音楽業界イベントとして開始したが、多くのモダン・カルチャーを巻き込み規模を拡大していった。しかし、いまだ音楽の素晴らしい祭典として、ここ最近は世界中から1000以上のバンドが集結していた。「Japan Nite」はこの中でも特に人気のイベントで、ここに参加した日本のバンドがそのままアメリカツアーを行うことも多い。

 

Mar 08 2020

ベーシストJuan Alderete事故の治療費のためにチャリティコンサート

レイサーX、スティーヴィー・サラス・バンド、マース・ヴォルタやマリリン・マンソンでの活躍で知られるベーシストのホアン・アルデレッテが、1月13日自宅の近所でバイクで事故にあい、重度の脳挫傷により昏睡状態が続いていた。このところ回復の兆しを見せている物の、このような怪我は回復の予測が難しく、人によっては急に回復が進むが、そうでなければ全く回復しない場合も。ホアンはフジロックで通訳として働いていた日系アメリカ人の女性と結婚、二人はツアーやプライベートでよく日本を訪れていた。彼の医療費のために、4月16日ロサンゼルスでイベントが開催される。ディレクション3030、DJ Qバートとキッド・コアラ、そして彼が共演した多くのアーティストらが参加予定だ。

 

Feb 24 2020

Bilinda Butchersが6年ぶりのリリース

シューゲイザー/ドリームポップバンドのビリンダ・ブッチャーズが2014年以来、久しぶりに曲をリリースした。シングル「See Ya」は2月21日に発売、アルバム『Night and Blur』が続く。

Feb 24 2020

Galacticが新シングルをリリース

ギャラクティックが、ゲストにアンジェリカ・”ジェリー”・ジョセフを加えたニューシングル「Float Up」をリリースした。ギャラクティックは今年バンド結成25周年を迎えることから、”ジェリー”・ジョセフをヴォーカルに、長期ツアーを予定している。また、彼らは昨年購入したニューオリンズ屈指のライブハウス、ティピティーナズの運営でも忙しくしている。

Feb 24 2020

Papa Grows Funkの映画がアップルTV他にお目見え

パパ・グロウズ・ファンクのドキュメンタリー映画『Do U Want It?』が、15のフィルム・フェスティバルへの出品の後、アップルTV、グーグル・プレイ、アマゾン、DVDで提供される。パパ・グロウズ・ファンクは伝説的なニューオリンズのバンドで、メイプル・リーフ・バーで長いこと演奏を担当していた。リーダー、ジョン・”パパ”・グロス率いるギタリストのジューン・ヤマギシ、サックス奏者のジェイソン・ミングルフドルフ、ベーシストのマーク・ペロ、ドラマーのジェフリー・”ジェリービーン”・アレグザンダーがメンバーとして活躍した。バンドは2013年に「無期限の休暇」に入ったが、メンバーは個々に活躍を続けている。グロスはリトル・フィートにビル・ペインの代役で入ったり、ドクター・ジョンのトリビュートをソロで行う他、ファンク・オン・ダ・テーブルのメンバーとして活動(ここにはジューン・ヤマギシ、ドラマーのニッキー・グラスピー(ビヨンセやダムスタファンクとの共演で知られる)、また日本からベースにケンケンも参加)。ファンク・オン・ダ・テーブルは3月に日本公演を開催、13日に下北沢ガーデンで、また京都や名古屋でのライブも決定している。

Feb 24 2020

Karmicのニューシングルがリリースに

LAをベースに活動する、女性フロントのファンキー・ポップなグループ、カルミックが新シングル「Living On Love」をリリースした。キャッチーでアップビートなこの曲は、サムスンのテレビCMに起用され、更にジュード・ロウ出演のHBOのテレビ番組「Two Popes」で使われたことでスポティファイ で急上昇した前シングルの「Higher Self」に続く形だ。彼らはこの夏、デビューアルバムをリリースする予定。

 

Feb 08 2020

Ivan Kralが他界

チェコ生まれのアメリカ人ミュージシャン/ソングライター/映画製作者のアイヴァン・クラールが71歳で他界した。アイヴァンはニューヨークのグラム・ロックバンド、ルーガーでキャリアをスタート。その後短期間ショーン・キャシディのバンドやブロンディとの共演を経て、ベーシストとしてパティ・スミス・グループのオリジナルメンバーとなった。最初の5枚のアルバムに出演、「Ask The Angels」「Ain’t It Strange」「Pumping (My Heart)」や「Dancing Barefoot」など多くの人気曲を共作している。また、彼はアメリカに渡って以来ニューヨークのロックシーンをスーパー8ミリで記録、時代を代表するパンクバンドの多くを記録していた。のちに映画『The Blank Generation』として発表した。他にも、パティ・スミスとの共演期間も記録している。1981年にイギー・ポップのバンドに参加、アルバム『Soldier』から共作もしていた。

Feb 08 2020

The Psychedelic Fursが29年ぶりの新譜をリリース

80年代のオルタナ・ロックバンド、ザ・サイケデリック・ファーズが29年ぶりに新譜『Made of Rain』をリリースした。リチャード(ヴォーカル)とティム(ギター)・バトラー兄弟を中心に活躍するこのUKバンドは「Love My Way」「Heaven」や、1986年、ジョン・ヒューの同名映画に使われた「Pretty In Pink」など、多くのヒット曲を生んだ。1992年に一度解散したが、2000年に再結成し、新曲無しでツアー活動を続けていた。

Feb 08 2020

Shing02がヌジャベスの全米トリビュートライブへ

シンゴツーは、3月から21デイズ全米ヌジャベス・トリビュートライブを開始する。4人組のバンドと、DJが同行の予定。ヌジャベスとシンゴツーは、アメリカでは人気アニメ『サムライ・チャンプルー』の楽曲で知られ、かなり知名度が高い。ステージネーム、ヌジャベスこと瀬場潤は、2010年2月に交通事故で他界している。長期にわたり、ヌジャベスの楽曲はアップルミュージック、またはスポティファイではダウンロードできず、輸入CDでも希少で、ユーチューブ以外ではアクセスできなかったため、ユーチューブでの視聴数が100万単位になっている。「アルアリアンダンス」に至っては、1,300万の視聴数を誇っている。

Feb 03 2020

Karmicの曲がじわじわと人気に

インディーズのディオの女性シンガー、カルミックの昨年リリースしたシングル「Higher Self」がこのところチャートを登っている。この曲は最初にサムスンのテレビコマーシャルに起用され、多くの視聴者を得た。その後、HBOテレビが、ジュード・ロウ主演のドラマ「The New Pope」のエンディングに使用し、スポティファイでプレイ数を増やしている。彼女たちはロサンゼルスをベースに活動しているが、北米よりもヨーロッパで人気だ。ヨーロッパツアーは3度行っていて、ドイツ、オーストリア、イギリス、スウェーデンなどを回っている。要チェックの2人組だ。

 

Feb 03 2020

Mike Dillonが北米ツアーに

ヴィブラフォン奏者のマイク・ディロンは現在、フィッシュボーンのスーパー・ベーシスト、ノーウッド・フィッシャーとアメリカツアー中だ。ディロンは素晴らしいプレイヤーで、ジャズ、ラテン、ファンク、パンクを滑らかに演奏できる。彼はエリオット・スミスやデッド・ケネディーズのカバーも録音している。自分のバンドのリーダーをしている他にも、マイク・ディロンはリッキー・リー・ジョーンズのリーダー、ドラマー、ヴィブラフォン奏者を兼任、また以前はジャズ風バンド、ガラージ・ア・トロワでも活動、オルタナ・ロックのクリッターズ・バッギンや、プリモスのレス・プリモスとも演奏している。

Feb 03 2020

アメリカ大統領選挙と音楽業界の動向

2020年はアメリカ大統領選挙が控えている上、ドナルド・トランプ大統領の弾劾訴追も控えているため、北アメリカでは政治の話題が熱い。音楽業界や映画業界には、少数の落ち目のロッカーや、カントリーのシンガー以外はほとんどトランプの味方はいない。ザ・ストークスはバーニー・サンダースのための慈善ライブを行うと発表。サンダースは、他にもヴァンパイア・ウィークエンド、ボン・エヴァー、アリアナ・グランデ、マイリー・サイラス、アンダーソン・パーク、カーディ・B、ディアフーフ、ジャクソン・ブラウン他多くのサポーターを得ている。初めてゲイであることを公表した大統領候補ピート・ブーテジェッジや、エリザベス・ウォーレンも数々のセレブリティの推薦を取り付けている。ウィーザーのリヴァーズ・クオモはアンドリュー・ヤンのサポーターだ。

 

Jan 05 2020

Mike Violaが日本向けベストアルバムをリリースする

マイク・ヴィオラは日本向けのベストアルバム『Introducing…』を1月22日にソニーからリリースする。マイク・ヴィオラは、ボストンを拠点に活躍したバンド、キャンディ・ブッチャーズのリーダーとして活躍。彼らはメジャー・レーベルからアルバムもリリースした。その後ヴィオラはソロ活動を開始、よくビートルズを引き合いに出される少し変わったポップ・ソングをリリースし、世界中にファンを獲得している。多くのコラボレーションも手がけ、ファウンテンズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャーとはプロジェクト・バンドのアイヴィも結成。シュレシンジャーはトム・ハンクスの映画『That Thing You Do』の主題歌(タイトル同じ)を作曲、ヴィオラにこれを歌うよう依頼した。この曲は世界的大ヒットとなり、日本のポップ・パンクバンドのシャカラビッツが自分たちのテーマソングとして採用した。マイクはまた、多くの映画サントラに参加、その中で最も知られているのはラッセル・ブランド主演のロック・コメディ『Get Him To The Greek(邦題:伝説のロックスター再生計画!)』のサントラだ。収録曲「Furry Walls」はカルト的な人気を誇り、ハンソンにカバーされている。ヴィオラはまた、パニック・アット・ザ・ディスコや、ライアン・アダムス、マンディ・ムーア、シャナイア・トゥエイン、ヴルフペックやレイチェル・ヤマガタのために作曲(または共作)している。今回ソニーからリリースされるベストでは彼のソロ作品に着目、日本のインディーズレーベルから出版されているアルバムからもいくつか採用し、未リリースのトラックも含まれている。

Jan 05 2020

2019年はDumpstaphunk飛躍の1年

ニューオリンズのバンド、ダムスタファンクにとって、2019年は素晴らしい1年だった。アーロン・ネヴィルの息子、イヴァン・ネヴィルがリーダーを務めるこのバンドは、もう何年も業界で注目を集めている。イヴァンはボニー・レイットやキース・リチャーズのキーボーディストとしても活躍してきた。ダムスタファンク自体は2013年以降スタジオ・アルバムは出していないが、世界をツアーで周り、強いファンベースを築き上げている。イヴァンはまた、ギャラクティックのリズム隊、スタントン・ムーアやロバート・マーキュリオと、プロジェクトバンド、ドラゴン・スモークを立ち上げた。6月にはダムスタファンクとしては最大規模のライブに出演、ニューオリンズのスーパードームでローリング・ストーンズの前座を務めた。12月29日には三フランシスとでタワー・オブ・パワーのホーン隊とドラマーのデイヴィッド・ガリバルディ、スライ、ファミリー・ストーンのドラマー、グレッグ・エリコと共演。彼らの演奏曲にはスライストーンの曲も含まれ、素晴らしい一夜となった。

 

Jan 05 2020

Dave Grohl & Friendsがロサンゼルスのイベントでハイライトに

デイヴ・グロール&フレンズが1月4日ロサンゼルスで開催されたアートフェスティバルでヘッドライナーとして起用された。グロールは、元ニルバーナのバンドメイトだったクリス・ノヴォセリックとパット・スミアーと演奏する。他の参加者はロックのベテラン勢、チープ・トリック、マリリン・マンソン(元マーズ・ヴォルタのベーシスト、ホアン・アルデレッテが一緒に演奏する)ベック、セント・ヴィンセント、グロールの娘のヴァイオレットとガール・パンク・バンドのL7など。

Jan 05 2020

Guy Clarkのドキュメンタリーが来年リリースに

来年、カントリー映画のアウトローの代表格であるガイ・クラークのドキュメンタリーがリリースになる。ナレーションに起用されたのは『The Coalminer’s Daughter』でカントリーミュージックのスター、ロレッタ・リンを演じグラミーを受賞したシシー・スペイセク。

Dec 15 2019

Chaiが北米ツアーを企画中

日本の女性バンドチャイが北米ツアーを企画している。今回はシカゴをベースに活動するウィットニーと、2020年1月24日から開始予定。チャイのアルバムはアメリカで人気のバーガー・レコード・レーベルから発売されていて、新譜の『Punk』はピッチフォークの2019年のトップ50アルバムにノミネートされた。