Category: News All

Aug 10 2019

CCRが新譜『Live at Woodstock』をリリース

1969年の伝説、NYでのフェスティバル以来、初めてC C R(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)がウッドストックでのライブ音源『Live at Woodstock』をリリースした。CCRの創設メンバーが活動していた期間は1967年から1970年と短かったが、その間だけで非常に非常に多くの曲をレコーディングしていた。1969年、CCRはその絶頂期にあった。3枚のヒットアルバムをリリース、「Bad Moon Rising」「Proud Mary」「Green River」に代表される多くのヒット曲を生んだが、それらの全てがこのライブアルバムに含まれている。バンドのリーダーだったジョン・フォガーティは最初、このライブレコーディングは質が低いとリリースを拒んだらしい。CCRは最初10時から演奏する予定だったが、時間が押して結局何時間も遅れた。特にグレートフル・デッドの長いセットに対して、フォガーティは彼らの長すぎる演奏が観客をうんざりさせ、眠りに誘ったと思ったらしい。しかし、CCRファンはこのライブ・レコーディングを待ち焦がれていた。評論家の評価も非常に高くなっている。

 

Aug 10 2019

PIGのRaymond WattsがKMFDMのSascha Konietzkoと和解

イギリスのインダストリアル・ミュージックのアイコン、PIGのレイモンド・ワッツがKMFDMのサーシャ・コニエツコと和解し、9月27日に発売となるにKMFDMの新アルバム『Paradise』で20数年ぶりにコラボレーションする。ワッツはKMFDMの最初のシンガーだったが、バンドから離れたりまた再加入したりを繰り返していた。理由は公開されていない。一方、ワッツ自身もカバー曲オンリーのアルバム『キャンディ』を最近リリース、同じくKMFDMの創設メンバーで1999年までバンドにいたドラマーのエン・エッシュとこの秋アメリカツアーを行う予定だ。

Jul 25 2019

ニューオリンズの偉人Art Neville、81歳で逝去

ニューオリンズの高貴なる音楽ファミリー、ネヴィル一家の1人、偉大なるアート・ネヴィルが81歳で多くの健康障害で苦しんだ後、他界した。アートは兄弟の1番上で、若い時から弟のチャールズ、アーロン、シリルと共に音楽業界で活動してきた。チャールズは50年代のスター、ラリー・ウィリアムズのためにサックスを吹いていたが、ヘロインへの依存と、薬を買うための万引きの為に収監され、皮肉なことに監獄でニューオリンズの伝説的なピアニストジェームズ・ブッカーと共演することになる。出所後、彼はニューヨーク市へ移住し、数々のR&Bのスターのサイドマンとして活躍し、ジャズも嗜んだ。シリルとアートも多くのバンドのサイドマンとして活躍、アートはニューオリンズのスタンダード・ナンバーとなった「Cissy Strut」などの曲でチャートで成功したファンク・バンドのミーターズに参加。アーロンは幸いにもゴージャスな声に恵まれ、1960年には「Tell It Like It Is」で大ヒットを飛ばした。ミーターズとネヴィル兄弟は1976年に叔父のジョージ・ランドリー(別名ビッグ・チーフ・ジョリー。ネヴィル一族は黒人として育ったが、白人やチョクトー・インディアンの血も入っていた)の下で合流した。その結果、1976年に出したアルバム『The Wild Tchoupitoulas』はカルト的な成功を博したが、大きなヒットとはならず終わった。ネヴィル・ブラザーズはその後バンドとして活動を始め、1978年にデビューアルバムを発売。大きなインパクトを残したのは2枚目のアルバム、ジョエル・ドーンがプロデュースした『Fiyo on the Bayou』だった。彼らのアルバムは大体そこそこの結果を残しているが、他に名作と呼ばれるのはダニエル・ラノワがプロデュースした1989年の『Yellow Moon』だろう。2004年に最後のアルバムを録音した後も、彼らには世界中にライブを待ちこがれるファンがいた(2009年のフジロックでも素晴らしかった)が、その間メンバーはミーターズの再結成を含むサイド・プロジェクトも行なっていた。アートはリー・ドーシー、ポール・マッカートニー、ドクター・ジョン、ラベル、ロバート・パーマーなどの偉大なアーティストとも共演している。チャールズは昨年他界。アートの息子、イアンはアーロンの息子で、キース・リチャーズバンドで演奏していたイヴァンが率いるファンクバンド、ダムスタファンク(最近ニューオリンズのローリングストーンズ・ライブ前座を務めた)でギターを弾いている。

アート・ネヴィルの音楽は永遠に生き続けるだろう。安らかに。

Jul 24 2019

David Crosbyのドキュメンタリーが上映に

『David Crosby: Remember My Name』というドキュメンタリー映画が封切りとなり、多くのメディアで取り上げられている。この映画では彼の音楽キャリアを、その素晴らしい高みもどん底も、ありのままに描いている。クロスビーはフォーク・ミュージシャンとしてキャリアを開始し、フォーク・ロックバンドとして成功していたバーズに参加。しかし、彼はロジャー・マックインと衝突してバンドから追い出された。バンドから出た事が、ジェファーソン・エアプレーンとのコラボレーション、そしてクロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤングの結成へと繋がる。その間彼は大量のドラッグを摂取、自我が強く、頑固で、一緒に働くのが難しいと評価された。多くの観客が、彼が理由でCSN&Yは2度と一緒に演奏することがなかったといまだに信じている。クロスビーはフィル・コリンズ、デヴィッド・ギルモア、ルシンダ・ウィリアムズ、スナーキー・パピーのメンバーやジョン・メイヤーらとコラボレート、他にもソロ・アルバムを何枚も出している。彼はまた、レズビアンのシンガー、メリッサ・エスリッジの子供の父親だということでも有名だ。また、1962年に養子縁組で手放した息子のジェームズが彼の人生に再び現れ、音楽のコラボレーターとしても活動している。彼は他にも3人の違う女性との間に3人の子供がいる。彼はドラッグ関連で数回の逮捕歴があり、1994年には自分が痛めつけ、ダメにした肝臓の移植手術を受けている。非常に複雑で、驚くべきミュージシャン且つ男性だ。

Jul 15 2019

Chrissie Hyndeがカバーアルバムを9月にリリース

クリッシー・ハインドが9月6日、カバーアルバム『Valve Bone Woe』をリリースする。このジャズ風アルバムは7月6日のハリウッド・ボウルで、オーケストラとライブ録音された。このアルバムにはブライアン・ウィルソン/トニー・アッシャー、チャールズ・ミンガス、ジョン・コルトレーン、ニック・ドレイク、ホーギー・カーマイケル、アントニオ・カルロス・ジョビン、レイ・デイヴィス(クリッシーの元彼で、彼女の娘、ナタリーの父でもある)に加え、ニーナ・シモンやナンシー・ウィルソン、フランク・シナトラらの曲が収録されている。

Jul 15 2019

第十回Burger Boogaloo、大成功に終わる

第10回を数えるバーガー・ブーガルー・フェスティバルは今年も大成功に終わった。前回までと同じく、このイベントのホストは映画監督のジョン・ウォーターズ。参加バンドはジーザス&メリーチェイン、アミル&ザ・スニッファーズ、ザ・デッド・ボーイズ(スペシャルゲストのジェイムズ・ウィリアムソンも参加)、ニッキー・コルヴェット・ザ・ドワーフス、ジェイン・カウンティ、ビル・チャイルディッシュ、ザ・サイエンティスト、他にも多くのバンドが参加。関連イベントとして「Tokyo Nite」が開催され、ザ・サンダーロード(ギター・ウルフの兄弟マサハルがリーダーだ)ザ・ハイマーツ(女性オンリーのロック・トリオ)とパワー・ポップバンドのゴリラが出演した。

Jul 15 2019

Ross the BossがKK DowningとBritish Metal Festに参加

パンクの伝説ザ・ディレクターズのマニックなギタリスト、ロス・ザ・ボスがジュダス・プリーストのKK ダウニングと8月8日から11日に開催されるブリティッシュ・メタル・フェスタ、ブラッドストックで共演することがわかった。このフェスティバルは2万人のメタルファンが集まるとされ、スコーピオンズ、アントラックス、チルドレン・オブ・ボドム、メタル・チャーチ、サバトンなどの大物も出演予定だ。

Jul 15 2019

Springsteenの曲が青春映画のサントラに

『Bend It Like Beckham』で知られるグリンダ・チャーダ監督による青春映画『Blinded By the Light』が年末までにリリース、そのサントラが8月9日に発売される。このアルバムには2001年の未発表曲「I’ll Stand By You」と2曲のライブからの録音を含むスプリングスティーンによる曲が12曲収録されている。

Jul 06 2019

PIGがカバーアルバムをリリース

ベテランのインダストリアル・バンドPIGがカバー曲のみのアルバム『Candy』をリリースした。PIGこと本名レイモンド・ワッツはナイン・インチ・ネイルズ、サイキックTV、ドイツのKMFDMやアインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、日本のバクチクやイギリスのファッション・デザイナー、アレクサンダー・マックインとの仕事で知られ、また『Wrecked』『Sensation』『No One Gets Out of Her Alive』を含む多くのソロアルバムをヴィクター・エンタテイメントから出している。新アルバムにはホール&オーツ、プリンス、スパイス・ガールズ、ライチャス・ブラザーズ、オリヴィア・ニュートン・ジョーンの非常にユニークなヴァージョンも含まれている。

Jul 06 2019

Quicksilver Messenger ServiceのGary Duncanが他界

クイックシルバー・メッセンジャー・サービスのギタリスト、ゲイリー・ダンカンが72歳で他界した。本名ゲイリー・グラッブ、10代の頃所属していたバンドラッズでそれなりに成功し、北カリフォルニアのライブでバーズやローリング・ストーンズの前座を務めた。次のバンド、ブローグスで、クイックシルバーが1965年に活動開始した際参加したドラマーのグレッグ・エルモアと出会う。クイックシルバーはサンフランシスコのサイケデリックバンドのはしりで、ゲイリーとジョン・シポリーナのギタープレイの掛け合いでよく知られていた。最盛期にはこのバンドはヒッピーのテーマソングだった「Get Together」を作ったことで知られるジーノ・ヴァレンティ、ジェファーソン・エアプレーンのベーシストになったデヴィッド・フレイバーグや著名なキーボーディストのニッキー・ホプキンスも所属していた。このバンドは非常に数奇なキャリアを辿った。大きなヒット曲は「Fresh Air」1曲だけ、それもチャート49位まで、しかしカリフォルニアでは不動の人気を誇った。チャートでのヒットこそ無かったものの、彼らのアルバムはビルボードで30位まで行ったものが4枚、他にもトップ200に食い込んだものが4枚。曲から曲へのリード・ヴォーカルは変わった。ダンカン、シポリーナ、フレイバーグとヴァレンティはそれぞれ1アルバムずつバンドを辞め、その後復帰。多くのメンバーは大麻所持で逮捕され、収監されている間バンド活動を休んでいた。クイックシルバーの最も成功した1969年のアルバム『Happy Trails』はゴールドアルバムとなり、ボー・ディドリーの曲『Who Do You Love?』では伝説的なギタージャムを披露した。バンドは2006年から2010年の間、生き残ったメンバー、ダンカンとフレイバーグにより再結成もした。ゲイリー・ダンカン、安らかに。

Jun 22 2019

Streetlight Cadenceが新譜を発表

ロサンゼルスをベースに活動するバンド、ストリートライト・ケイデンスが新譜『MOMENTARY』をリリースした。このバンドはホノルルのストリートで活動を開始。その後、ハワイで数々の「バンドバトル」を勝ち抜き、ロスに移住した。彼らのストリートパフォーマンスは大人気で、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオでの演奏に繋がった。このバンドはライブの後に外食することでも知られていて、彼らのツアーの記録を「Will Play For Food」というビデオに残している。このバンドは様々な場所で活動していて、来日もしている(六本木で逮捕されそうになった)。それらの全てで彼らはライブ活動とその後の食事風景を録画している。これらのビデオはハワイのテレビ番組として放映され、エミー賞にもノミネートされている。このバンドは珍しくインストゥルメンタルのラインナップが多く、多くの曲にヴァイオリン、チェロやアコーディオンが使われている。最初の反響として、人気のトラックは「Vinyl Records」と「I Miss You」のようだ。

Jun 22 2019

VulfpeckがMike Violaとコラボ

現代のカルト・ファンクバンド、ヴァルフペックがシンガー・ソングライターのマイク・ヴィオラとコラボ、彼らの新しいシングル「For Survival」でヴォーカルを取っている。ヴァルフペックはミシガン州アンアーバー出身。もともと彼らはジョーク・バンドもどきの、クラフトワークとマッスル・ショールズが合体したファンク専門のドイツ人セッション・マンに扮して活動していた。しかしオリジナル・レーベルから出版された彼らのアルバムは非常に人気が高く、デイヴィッド・T・ウォーカーやブーツィー・コリンズ、ジギー・モデリストやバーナード・パーディーらとのコラボレーションに繋がった。「For Survival」のトラックとビデオは彼らの最新アルバム『Hill Climber』から取られたものだ。マイク・ヴィオラが最初に名を知られるようになったのは、キャンディ・ブッチャーズのリーダーとしてだが、彼はライアン・アダムズやファウンテンズ・オブ・ウェイン、マンディ・ムーア、フォール・アウト・ボーイ、レイチェル・ヤマガタらとも仕事をし、「That Thing You Do!」のテーマを歌うなど、映画音楽にも多く採用されている。

Jun 22 2019

ビートルズファン必見の演劇「This Girl」

ビートルズファン必見の新たな劇がお目見えする。演劇『This Girl』がこの夏リヴァプールでこけら落としとなる。この劇はジョン・レノンの最初の妻、シンシア・パウエルがレノンと結婚していた間のエピソードを描く。2人は1957年、大学で出会い、恋人同士となると1962年に結婚。彼らはビートルマニアやツアー、浮気やドラッグも乗り越え結婚生活を続けたが、1968年に破局した。彼女はその後、2005年に出版された「John」を含む2冊の自伝を書き、2015年に他界。劇作家のマイク・ホウルは数々のビートルズ曲のインスピレーション源を含んだ詳しい調査を行った。この劇で彼は、ジョンやジョンの音楽に対するシンシアの強い影響力を描いている。これは、ジョンの未亡人であるヨーコ・オノが通常ジョンのビートルズ時代よりもソロでの活動期を優先する事に反したものだ。

Jun 17 2019

Shonen Knifeが19枚目のアルバムを発表

少年ナイフが19枚目のスタジオ・アルバム『Sweet Candy Power』を発売した。1981年の結成以来、少年ナイフはオリジナルの道を進み、日本の音楽業界を驚かせ、世界の音楽ファンを喜ばせて来た。彼女らはメジャーなレーベルと契約前に多くのメジャーなミュージシャンが参加したトリビュート・ダブル・アルバムがあり、食品や動物に関する自作の曲を英語、日本語両方で作っていた。ヴァージン・レコードと契約後は、カート・コバーンの勧めでアメリカとヨーロッパをツアーで回り、彼女らの曲調がアップビートでハッピーなものが多いにも関わらず、パンク・ファンを魅了。また、数々のアメリカ映画に曲を提供している。シンガー/ギタリスト/作曲者の山野直子以外のメンバーの結婚、出産や他のイベントにも関わらず(メンバーがツアーにも戻ってきたりしているなど)バンドの形を保っている。

少年ナイフ、ロック・オン!

Jun 17 2019

Discogがもっとも高く売れたレコードの金額を発表

ウェブサイトのディスコグは、2005年のサイト開設以来、高額で売れたレコードの金額(アメリカドルに変換)を発表した。金額にはバラエティがあるものの、パンクのシングルカットは多くランクイン。ゴリラ・ビスケッツの『ゴリラ・ビスケッツ』は6,164ドル、ネガティヴ・アプローチの『ネガティヴ・アプローチ』は5,000ドル、バッド・ブレインズの『Pay to Cum』は4,000ドル、ネクロスの『Sex Drive』は3,800ドル、ミスフィッツの『Cough』は3,000ドル、アグノスティック・フロントの『United Blood』は2,592ドル、マイナー・トレットの『In My Eyes』が2,500ドルとなっている。

Jun 17 2019

Miles Davisの幻のデビューアルバムが発売に

マイルス・デイヴィスのデビューアルバムとなるはずだったが『Tutu』の方がベターとされ幻となった、1985年の『Ruberband』アルバムがライノから9月6日にリリースされる事になった。このアルバムはオリジナル・プロデューサーのランディ・ホール、ゼイン・ジャイルズがマイルスの甥でドラマーで、デイヴィスの遺産管理者でもあるプロデューサーのヴィンス・ウィルバーン・Jrの協力を得て完成された。R&B-ジャズシンガーのララー・ハサウェイやレディシも一曲ずつフィーチャーされている。

Jun 17 2019

テナーサックス奏者Terry Hanckの新譜が発売に

ブルース、R&Bのテナーサックス奏者、テリー・ハンクが新アルバム『I Still Get Excited』を7月12日に発売する予定。ゲストはリック・エストリン、トレイシー・ネルソン、クリス・ケインやノルウェー出身のギタリスト、クリス・”ザ・キッド”・アンダーソン。ハンクは長年、エルヴィン・ビショップのサイドマンとして活躍し、彼のソロ活動ではブルース・ミュージック・アワードで「ベスト・ホーン』賞を何度も受賞している。

Jun 17 2019

Dylan LeBlancが新譜を発表

シンガーソングライターのディラン・ルブランが新譜『Renegade』を発売。このアルバムは彼の以前のアルバムに加え、よりギターを中心にしたロックサウンドとなり、彼が生まれたアメリカ南部の影響が強いように思える。ディランはニール・ヤングとトッド・ラングレンに影響されたとしているが、それに加え、アルコール依存からの脱却、ニューオリンズでの過剰飲酒による逮捕も影響しているとしている。

Jun 17 2019

音楽ドキュメンタリー”Echo in the Canyon”が高評価

音楽のドキュメンタリー映画『Echo in the Canyon』が非常に好評で、現在のところ上映館が限られているにも限らず観客動員数も高い。この映画はバーズ、ザ・ビーチ・ボーイズ、バッファロー・スプリングフィールド、グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウンやママス・アンド・ザ・パパスらが活躍した60年代の南カリフォルニア、ローレル・キャニオンでの音楽シーンの物語。この映画のおかげで「California Dreamin’」「Monday」ローレル・キャニオンの事を歌った「Twelve Thirty (Young Girls Are Coming to the Canyon)」を含むママス・アンド・ザ・パパスの60年代のヒット曲がリバイバルとなっている。ボブ・ディランの息子でウォールフラワーズのリーダー、ジェイコブ・ディランは当時の曲のリメイク曲で『Echo In the Canyon』と呼ばれるアルバムを、レジーナ・スペクター、キャット・パワー、ベック、エリック・クラプトン、ノラ・ジョーンズやジェイド・カストリノスらと製作中だ。

Jun 17 2019

The Rolling Stonesのツアーが6月に開始

ローリング・ストーンズの「No Filter」ツアーの予定が発表になり、6月21日にシカゴで開始、前座としてダムスタファンク、ゲイリー・クラーク・Jr.、ウォンバッツ、リヴァイヴァリスツ、ナサニエル・レイトリフやルーカス・ネルソンが決まっている。ダムスタファンクとリヴァイヴァリスツは両者ともニューオリンズ出身で、ルーカス・ネルソンはウィリー・ネルソンの息子で、ヒットした「A Star Is Born」のサウンドトラックに楽曲提供したり、6月14日には新譜『Turn Off The News』(Build A Gardenから出版)も発表した。

Jun 07 2019

Shonen Knife(少年ナイフ)が新譜を発表

少年ナイフが新アルバム『Sweet Candy Power』を日本ではP-Vineから、オーストリアリアではヴァルヴ・レコードから、アメリカとヨーロッパではグッド・キャラメルから発売する。このアルバムにはフルのナイフサウンドが収録されている。ポップパンク、バラード、メタル、木やファンタジー、ビデオゲームやもちろん食べ物についての曲などが収録されている。

Jun 07 2019

Pavementが再結成に

ペーヴメントが再結成を発表した。バンドは1989年、カリフォルニアのストックトンで結成、インディーズレーベルマタドールから、早期に成功したグループのひとつだ。1999年、バンドは解散。2010年に短期間再結成したものの、同期のピクシーズのように、再結成後の方が解散前よりも人気があることに気付いたようだ。彼らがもともと発表していたのはスペインとポルトガルの二つのフェスティバルへの参加だが、ファンはライブ予定が増えるのではないかと期待している。

Jun 07 2019

鬼才Leon Redbone、69歳で他界

謎めいたミュージシャン、レオン・レッドボーンが69歳で他界した。

彼は1890年代のティン・パン・アレー音楽や、早期のジャズやブルースなど昔からの音楽を好んだ。本名はディクラン・ゴバリアン、キプロス生まれのアメリカ系だったが、60年代中頃にカナダに移住した頃レオン・レッドボーンと改名。彼は自分の音楽にそのさりげないユーモアのセンスを混ぜ込み、自分について大ボラな話を作り続けた。ボブ・ディランは1972年のフォーク・フェスティバルで彼の演奏を見て、ローリング・ストーンズ誌のインタビューで高く評価した。レオンは1975年にワーナーから『On the Track』でレコード・デビュー。彼の流行とは関係ないが非常に素晴らしい音楽がラジオではなかなか流されなかった中で、テレビ番組への出演により非常に人気だった。彼の演奏時のスタイルはヒゲにサングラス、パナマ帽というものだったため、正確な年齢がわからず、実際の彼が20代だった頃、多くの観客は彼の年齢を50代から60代と間違えていたという。彼のアルバムのカバーは彼を描いた絵か漫画のカエルだったが、写真は使われなかった。彼はフランク・ザッパの別名義だというものもいた。彼の深い声やユーモアのセンスはアニメ映画の声優としても人気で、ウィル・ファレルの映画「エルフ」でも彼は有名になった。彼の曲の多くは非常にわかりにくいカバー曲で、ほとんどどの曲が何のコピーでどの曲がオリジナルか分からないくらいだった。彼は大ヒット曲というものには恵まれなかったが、アルバムは堅実な売り上げを誇理、レッド・ストライプスのジャック・ホワイトが彼の作品のリイシュー盤を制作するほどだった。

安らかに。

Jun 03 2019

伝説のロッカー、ロッキー・エリクソン死去

ロックの伝説的ミュージシャン、ロッキー・エリクソンが71歳で他界した。ロッキーが初めて世に出たのは、テキサス州オースティンをベースに活動するサイケデリックバンド、13th フロアー・エレベーターズのシンガーとメインの作曲者として。このバンドはロッキーが19歳だった1966年の「You’re Gonna Miss Me」1曲しかヒットと呼べる曲を残さなかった。彼らのアルバムは、ロック史上初のサイケデリックとジャケットに明記されたアルバムと言われている。13th フロアー・エレベーターズのサウンドはユニークなもので、フルートのように演奏され、鳩のような音を出すエレクトリック・ジャグも使われた。このバンドはマリファナを含む幻覚系麻薬の信奉者で、警察にもマークされていた。1968年、ロッキーは統合失調症と診断され、治療を受ける。1969年にはマリファナ所持で逮捕、当時これは10年の懲役刑となるはずだった。投獄を避けるため、彼は精神的無能力であったため無罪と主張。結局彼は収監されず、精神病院に入院、そこから彼は何度も脱走している。その後彼は電気ショックやクロルプロマジンなどの治療を受けるが、状況は変わらず、むしろ悪化させた。その後彼はブリーブ・エイリアンというバンドを結成、マイナー・ヒット「Two-Head Dog」を飛ばす。この曲は歌詞に「ホワイトハウスの中にクレムリンが二つ頭の犬といる」とあり、一部ではドナルド・トランプを予言する曲とも言われている。

彼の非常に興味深い歌詞(「You Don’t Love Me Yet」のようにロマンティックなものから、彼の妄想やモンスターに対する興味からできた「I Walked With A Zombie」など)や彼の健康状態に対する不安などから、バットホール・サーファーズ、ダグ・サーム、ナーブブレーカーズ、ZZトップらテキサスのミュージシャンが彼を支えた。ロッキーはまた、CCRのスチュー・クックともレコーディングしている。

彼は気まぐれだが人気のパフォーマーであり続け、彼のアルバムは控えめながら確実に売れ続けた。1990年にサイアー・レコードが素晴らしいトリビュート・アルバムをまとめたが、それにはジーザス・アンド・メアリー・チェイン、プライマル・スクリーム、テレビジョンのリチャード・ロイド、ルー・アン・バートン、ZZトップ、ダグ・サーム、REM、ジュリアン・コープらが参加している。

ロッキーはそれでも苦しみ続けた。一度は、近隣の住民への郵便を勝手に取って自分の家の壁に封をしたまま貼り付け、郵便物窃盗の罪で逮捕されたが、最後は解放された。2001年には兄弟のサムナーが法的後見人となり、信託基金を設定して医療費や弁護士費用などの面倒を見た。2005年になるとロッキーは薬を必要としなくなり、車を自分で運転するなどかなり普通の生活が送れるようになった。ツアーにも復帰し、多くのミュージシャンとコラボレーションしている。2015年にはエレベーターズのメンバーのトミー・ホール、ジョン・アイク・ウォルトンとと再会ライブをオースティンのサイケ・フェスティバルで行なっている。

ロッキー・エリクソンよ、安らかに。

May 30 2019

Spotifyがロイヤリティ増額に反意、バッシングに

作曲者のオンライン収入を守るためにアメリカで決まったロイヤリティ増額の取り決めに対して、アップルが受け入れたのに対し、スポティファイが拒否の姿勢を示したことで、スポティファイは多くの作曲者や、音楽業界のリーダー達から激しい非難を受けている。全米音楽パブリッシング協会や多くの作曲者がこのムーブメントをリードしている。アーティストらに敏腕マネージャーとして名高いアーヴィング・アゾフはツイッターで「アップルはアーティスト・ビジネスを理解している。Google、パンドラ、スポティファイは全くわかっていない」と意見を表明。アリアナ・グランデ、フォール・アウト・ボーイやグウェン・ステファニに曲を提供しているソングライターのジェイソン・トランターは「曲が存在しなければこれらのテクノロジー会社には売るべきものがないだろうに。恥ずべきことだ」と言っていたと言われている。音楽業界でのトップ弁護士であるダイナ・ラポルトはもっとはっきりと「スポティファイ、なんて安っぽいゴミ野郎なの。ふざけた寝言をどっかにやってちょうだい…恥を知るべきです」と発言。多くの言葉が投げつけられる中、アーティストらと仲の良いスポティファイ版権事業の世界統括部長だったアダム・パーネスは6月3日に有効となる退職届を提出したという。

May 30 2019

Streetlight Cadenceが6月新譜をリリース

ストリートライト・ケイデンスが新譜『Momentary』を6月18日にリリースする。このバンドはホノルルのストリートで活動を開始、その後数々のバンドバトルを勝ち抜き、ハワイのナ・ホク賞の「オルタネイティブ・アルバム」賞を受賞。活動を広める為、ロサンゼルスに移住し、またストリートで活動するもディズニーランドやユニバーサルスタジオ他、様々なクラブなどでのギグも行う。また、ストリートの活動を記録したビデオ「Will Play For Food」をハワイのテレビで放映した。このテレビシリーズでは、東京を含む数々の大都市での路上ライブの様子が含まれ、多くの観客に囲まれて、警官に睨まれる様子なども写っている。「Will Play For Food」は安価な機材で記録されているが、彼らの技術の高さ(多くの場合、スタンダードなロックの楽器に加えヴァイオリン、チェロやアコーディオンを使用)や彼らの溢れるユーモアのセンスが光っている。バンドにとって驚いたことに、このテレビシリーズはエミー賞にノミネートされた。こちらの賞は9月22日に決定される。

May 22 2019

ByteDanceがストリーミングサービスの開設準備

中国のネット会社、バイトダンスが国際的な音楽ストリーミング・サービスを開始予定で、すでにインドのレーベルT-シリーズやタイムズ・ミュージックと契約を完了した。バイトダンスはショート・ビデオ・アプリのティックトックを所有。ティックトックは非常に高い人気を誇り、世界中で10億回もダウンロードされている。国際的なレーベルであるワーナー、ソニーやユニバーサルはまだ契約に至っていない。彼らはバイトダンスがティックトックが使用している大量のアメリカ、日本、韓国の音楽に対する支払いを全くしていないため、ストリーミングへの契約をするためにはティックトックとの契約をしなければならないとしている。バイトダンスは2012年にソフトウェア・エンジニアの張一鳴が設立、現在750億ドルの市場価値があるとされている。これはスポティファイの約3倍に当たる数字だ。

May 22 2019

Borisが8月にダブルアルバムをリリース

日本発のパワー・バンド、ボリスが8月にサードマンズ・レコードから新しいダブル・アルバム『Love and Evil』をリリース、8月から9月にかけてアメリカツアーを行う。サードマンはホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが立ち上げたデトロイトのインディーズ・レーベルで、今後ボリスの『あくまのうた』『Feedbacker』も再販する。

May 22 2019

8月に予定されていたWoodstock 50が中止になるか?

8月の16日から18日に予定されていたウッドストック50は、1969年に開催されたオリジナルのウッドストックを記念したイベントになる予定だったが、現在許可関連、構造的な問題を抱え、中止の危機に瀕している。1969年のウッドストックにも参加していたオーガナイザーのマイケル・ラングによると中止はないということだが、スポンサーの電通とプロモーターのスーパーフライ(ボナルーやアウトサイド・ランズなどのアメリカでの大きなイベントを開催している)はすでに撤退している。このフェスには、ジョン・セバスチャンやカントリー・ジョー・マクドナルドやメラニーら1969年に出演していたアーティスト何組かに加え、マイリー・サイラス、チャンス・ザ・ラッパー、ザ・キラーズやホールジーら、現在のトップアーティストも参加予定だった。通常、フェスがキャンセルされる場合、合意された出演料の50%をアーティストに支払わなければならない。

May 19 2019

Lana Del ReyがSublimeのカバーをリリース予定

ラナ・デル・レイがサブライムの「Doin’ Time」をリリースすると発表した。現在、この南カリフォルニアをベースに活動していたレゲエ、ヒップホップ、パンクバンドのドキュメンタリー映画「サブライム」は各地のフィルム・フェスティバルを回っている。この映画にはライブ映像やバンドメンバーのインタビュー、ノーダウト、インキュバスやフィッシュボーンなど友人バンドのインタビューも含まれる。ラナ・デル・レイはこのところジャック・アントノフのプロデュースで『Norman Fucking Rockwell』というタイトルのアルバムを作っているが、リリース日程は未定。