イギリスのインダストリアル・ロック・ミュージシャンでPIGというステージネームで活動しているレイモンド・ワッツが、パワフルな新譜『Risen』を発売した。レイモンドはアインシュトゥルツェンデ・ノイバウテンのサウンド・マンとしてキャリアをスタート、フィータスというバンドで短い期間ベースを弾いていたこともある。彼のPIGとしてのデビューは1994年で、1995年にはナイン・インチ・ネイルズの前座としてツアーに出ている。また、KMFDMというドイツのバンドのメンバーとしてもツアーを行い、日本のバンド、バクチクのメンバーともコラボレーション・ユニット、シャフトと、シュヴァリンに参加。また、ファッション界のアイコンであるアレクサンダー・マックイーンのランウェイ・ショウの音響を手がける時間も作っていた。
PIGはヨーロッパでのライブや、今月末にはニューヨークで行われる伝説的なシカゴのダンス・レーベル、ワックス・トラックス・レコードのドキュメンタリーに関するイベントにも参加を予定している。