Sep 26 2018

Sirius XMラジオがPandoraを買収

シリウスXMラジオが、パンドラの株350万株を購入、買収した。どちらの会社も日本での知名度は高くないが、シリウスは北米最大の衛星ラジオ局で、3600万の視聴契約者を抱えている。パンドラはオンラインのラジオ局で、7000万の視聴者がいると言われている。この合併は業界のリーダーたるアップルやスポティファイに対抗するための措置と見られているが、利益のみで判断すると、新会社は2018年で70億ドルの利益を計上、業界最大手となる。しかし、その業績範囲は北米大陸に限られている。

Sep 26 2018

Toby Driverが新譜を発表

プログ・ロックバンド、カヨ・ドットで世界中に熱狂的なファンを増やしたトビー・ドライバーが、新譜『They Are The Shield』を自分名義でリリース。発売はブラッド・ミュージックから。

Sep 26 2018

新バンドGeneration Sexに注目

新たなスーパーグループ、ジェネレーション・セックスがお目見えする。メンバーはジェネレーションXのビリー・アイドル、トニー・ジェイムズと、セックス・ピストルズのスティーブ・ジョーンズ、ポール・クックだ。彼らはネットにこの新バンドの予告を出し、ツアーの日程などはじきに公表するとしている。

Sep 26 2018

The Sonicsのドキュメンタリーがサンダンスへ

伝説のプロト・パンクバンド、ソニックスのドキュメンタリー『ブーム』に注目だ。ソニックスは1964年に最初のシングル「The Witch」を、地元のインディ・レーベル、エチケット・レコードからリリースした。ラジオでの注目は少なかったものの、この曲は彼らのホームタウン、ワシントン州タコマ近辺で大いに売上を伸ばした。ラジオ局はこの曲の猛々しさや、曲のどこかズレたテーマなどに忌避感を示した。続けて発売された「Psycho」や「Strychnine」(毒を飲むことの喜びを歌った)などもラジオ局からは嫌われたが、カルト的で熱狂的なファンを獲得。70年代には多くのコンピレーションに採用され、ニルヴァーナ、ブルース・スプリングスティーン、ホワイト・ストライプス、クランプス、そしてデッド・ボーイズなどが影響されたアーティストとして名前をあげている。このバンドは1966年には解散の危機にあり、70年代や80年代にたまに再結成していたが、2007年を過ぎてまた、様々なオリジナルメンバーとバンドとして継続的な活動を始めた。このバンドは2011年に、ソニックスがヘッドライナーだと主張するボウディーズと日本ツアーを行っている。非常に良い状態で、多くの会場で自分らの三分の一程度の年齢の観客を沸かせた。

Sep 26 2018

トランプ大統領とLen Blavatnik

米国は、トランプ大統領のロシアとの関係や、彼がプーチン大統領のような泥棒政治を行おうとしていることに対し、更なる警戒を高めている。トランプ政権に関係があると言われている多くのロシア人の中でも、共和党の腰巾着と言われるレン・ブラヴァトニクは、2011年に33億ドルでワーナー・ブラザーズ・ミュージックを買収したことで知られている。以前は政治には関心を示していなかったブラヴァトニクが、2016年には635万ドルを共和党に寄付。また、トランプの大統領就任委員会にも100万ドルを寄付し、トランプタワーの向かいに自分の事務所を構えている。ブラヴァトニクはロシアにも会社をいくつか所有していて、トランプのキャンペーン事務局に、キプレスの銀行を通じて毎年一千万ドルもの寄付をしていたと言われるオレグ・デリパスカなど、プーチンの側近らと強いビジネスの関係を結んでいる。また、ブラヴァトニクはアメリカの映画会社をもいくつか所有している。

Sep 16 2018

TWINKIDSのアルバムがドイツでも発売に

東京で生まれ育ったジーン・フクイがヴォーカルを務めるエレクトリック・ポップ・デュオのトゥインキッズが着実に人気を獲得している。彼らのアルバム『Boys Love』は北米ではオム・レコード(アンダーワールド、グルーヴ・アルマダ、ダーティ・ヴェガスなどが所属)から、ドイツではゲスティメート・レコードから来月発売になる(リードシングルは「Jigoku Tengoku」になる予定で、英語と日本語のミックスで歌われる)。彼らのシングル「Overdressed」はスポティファイでのストリーミングが400万を数える。トゥインキッズはゲイだということをオープンにしつつアメリカの東から西までツアーをしている。11月6日にはホームグラウンドとしているロサンゼルスのペパーミントクラブで「Here & Qwere」というイベントにも出演する予定だ。

Sep 14 2018

第61回Monterey Jazz Festivalが来週開催

第61回モントレー・ジャズ・フェスティバルは9月21日から23日に開催。今年のラインナップはサックス・プレイヤーのジェーン・アイラ・ブルーム、ギタリストのメアリー・ハルヴォーソン、サックス奏者兼フルート奏者で女性オンリーのキューバン・グループのリーダーでもあるジェーン・バネット、ピース・テットという女性グループのリーダー兼ピアニストのタミー・ホール、サックス奏者のティア・フラー、60歳で予想外に他界したピアニストで作曲家のジェリー・アレンへのトリビュートをリードするトランペット奏者のイングリッド・ジェンセンなど、女性の参加者が多い。

Sep 14 2018

テキサス上院選挙にベト・オロークが出馬

テキサスのパンク・ロッカー、ベト・オロークの政治資金援助パーティのヘッドライナーとしてウィリー・ネルソンが参加する。ベトはテキサスから上院議員の椅子を巡って2016年に大統領選に出馬した、嫌われ者のテッド・クルズと争うことになる。大統領選のプライマリーの際にはドナルド・トランプに「嘘つきテッド」とあだ名を付けられ、妻は醜いと言われ、父親はジョン・F・ケネディ暗殺に関わったと非難した。お返しに、テッドはドナルドを「非道徳的」で「呆れるほどの嘘つき」と反論。二人とも共和党員のため、現在は仲が良いふりをしている。クルズは保守勢力の強いテキサスでは非常に人気があったが、ベトが選挙に出馬すると人気を二分する状況になっている。ウィリー・ネルソンはアメリカで最も愛されるミュージシャンの一人で、政党を超えて人々をつなげる力がある。

Sep 14 2018

“A Star Is Born”のリメイクにレディ・ガガが主演

『アリー/スター誕生』の最新リメイク版が北米で大きな話題となっている。この映画にはレディ・ガガやブラッドリー・クーパーが出演、クーパーは監督も務めている。この映画は1937年に最初に製作され、1976年にバーバラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソンが出演したリメイクがヒット。リメイクの話は2015年からあり、クリント・イーストウッドが監督をする、ビヨンセとエスペランザ・スパルディングが主演するなど噂されていた。ニール・ヤングとのツアーに参加していたウィリー・ネルソンの息子、ルーカス・クーパーが音楽を担当、レディ・ガガと1曲は共作している。

Sep 14 2018

The Coen Brothersの新作が11月に公開に

映画『ファーゴ』『ビッグ・リボウスキ』で知られるコーエン兄弟が、ネットフリックスから新作『The Ballad of Buster Scruggs』を公開の予定だが、日本での予定は未発表だ。この西部劇にはジェイムズ・フランコ、ゾーイ・カザン、リアム・ニーソン、トム・ウェイツなどのスターが出演している。予告編はインターネットで見ることができる。

Sep 09 2018

レゲエのAddis Pabloが新EPを発売

レゲエ・マスターでメロディカ(鍵盤ハーモニカ)奏者のオーガスタス・パブロの息子、アディス・パブロが新EP『Majestic Melodies』を発売した。彼の非常にチャーミングなデビュー・アルバムは『In My Father’s House』で、父親のサウンドに忠実に作られている。今度の新譜は同じように鍵盤ハーモニカをベースにしたメロウなものだが、よりモダンなビートを効かせ、トラック「From Morning」のゲストとしてヴォーカリストのシャニーク・マリーを起用している。

Sep 09 2018

少年ナイフが北米ツアーを開始

少年ナイフが何度目かになる北米ツアー『Alive! In the USA Tour』を開始した。最初のライブは彼女達のアメリカでのレーベル本部があるバッファローのグッド・キャラメルで開催され、同時に同じレーベルに所属している日本のロック・グループ、モリス(今夏北米で40を越えるライブを行った)が演奏した。少年ナイフは1980年代に北米で活動を開始、初期のライブにはカート・コバーンも観客として参加、1991年にはツアーに招待した。その後彼らは続けて国際ツアーを行っている。

Sep 09 2018

ジャズピアニストのランディ・ワトソン他界

尊敬されるジャズピアニストのランディ・ワトソンが92歳で他界した。死因は未だ不明。ワトソンはアーティストであり教育者、そして永遠の求道者でもあった。彼はそのキャリアを通じてブルースやジャズのアフリカのルーツを調査し続けた。また、多くの大学で教鞭を取った。デューク・エリントンやセロニアス・モンクに強く影響を受け、自作の曲に加えて二人のためのトリビュート・アルバムも録音している。1973年には『Tanjah』で、1995年には『The Splendid Master Gnawa Musicians or Morocco』でグラミー賞を受賞した。