Aug 25 2019

Kayo Dotが9月に新譜を発表

プログレッシブ・ロック・グループのカヨ・ドットが9月6日に新譜『Blasphemy』をリリースすると発表。カヨ・ドットはデビューアルバム『Choirs of the Eye』を2003年にジョン・ゾーンのザディック・レーベルから発売。このアルバムはモジョの変なアルバム50選にランクイン。その後、彼らは日本のデイモアを含む数々のレーベルからアルバムをリリースしている。リーダーのマルチ・インストゥルメンタリストのトビー・ドライバーが唯一のコンスタント・メンバーというバンドでもある。彼らのメタルとクラシカル・サウンドの融合はよくアヴァンギャルドと解説される。彼らのサウンドはロック楽器の手の込んだ伴奏と、ヴァイオリン、サックスやヴィブラフォン、クラリネットやフルートのサウンドを多用する。カヨ・ドットの音楽は主流のポップスから大きく外れることも多いが、その興味深いサウンドは彼らにカルト的なファンを獲得、ツアーも国際的なものが多い。

Aug 25 2019

歌手のEddie Moneyが食道癌を発表

歌手のエディ・マネーがステージ4の食道癌で、すでに全身に転移していることを発表した。1978年に自分の名前を冠したアルバムでデビュー、「Baby Hold On To Me」「Two Tickets To Paradise」などを含んでいた。その後「Shakin’」「Take Me Home Tonight」などのヒットを飛ばし、1990年代初頭のヒットがチャート最後になる。マネーは長期間に渡る喫煙者であり、また長期に渡り薬物を常用していたが、リハビリを重ね2001年にカムバックを果たし、ツアー活動(彼の子供達をバンドに参加させたりした)、テレビやコマーシャルへの露出(リアリティ・ショーの「Real Money」を含む)など多岐な活躍をしていた。この我慢強いシンガーの回復を祈る。

Aug 25 2019

紅茶会社がGrateful Deadにインスパイアされた紅茶を発表

アメリカの紅茶を代表する紅茶会社セレッシャルシーズニングが新たなフレーバーティー、ランブル・オン・ローズを発表した。このフレーバーティーはサンフランシスコをベースに活躍するバンド、グレイトフルデッドにインスパイアされたという。「Ramble On Rose」は元々ギタリストのジェリー・ガルシアと作詞家のロバート・ハンターの共作で「Europe ’72」アルバムに初めて登場した。紅茶の外装もグレイトフルデッドにインスパイアされた髑髏とバラだ。ただ、これはグレイトフルデッドにまつわる初めての食品ではない。これ以前にもアイスクリーム会社のベン&ジェリーが1995年に他界したデッドのギタリストの記念として「Cherry Garcia」を発売、その後人気のフレーバーとして定着している。今後もビール会社ドッグフィッシュ・ヘッドがグラノラ・フレーバーのビール「American Beauty」を発売予定だが、これは1970年に発売されたデッドの5枚目のアルバムの名前をとったものだ。

Aug 25 2019

ベーシストLarry “the Mole” Taylorが他界

著名なベーシストのラリー・ザ・モール・タイラーが77歳で死去した。彼は画期的なブルース・ロック・バンド、キャンド・ヒートのメンバーとして1番知られていた。キャンド・ヒートは数々のヒットと、「Going Up the Contry」や「On The Road Again」などの国際的なスマッシュヒットを飛ばし、モンタレー・ポップ・フェスティバルやウッドストックにも参加していた。

タイラーはキャンド・ヒートへの参加以前には人気のセッション・プレイヤーで、モンキーズやジェリー・リー・ルイスらのレコーディングにも参加している。彼はまた、デビューアルバム以前のフランク・ザッパとも活動。キャンド・ヒートを1970年に脱退したのちはギタリストのハーヴェイ・マンデルと共にトム・ウェイツのセッションやツアーに参加。度々キャンド・ヒートのツアーにも参加していた。安らかに。

Aug 25 2019

Adam Deitchが初のソロアルバムを発売

ドラマーのアダム・デイッチが最初のソロアルバム『Egyptian Secrets』を8月23日に発売した。デイッチはジャズ・ファンク・バンドのレタスと定期的に活動、また長い間ジャズギタリストのジョン・スコフィールドのドラマーとして活躍、エレクトロニック・アーティストのプリティ・ライツとも共演を続けている。彼はまた50セントやタリブ・クウェリ、レディシなどのプロデュースも手がけている。彼はプロ・ドラマーの両親の間に生まれつきのドラマーとして誕生、その才能をバークレー音楽学院でさらに育てた。

このアルバムについて、彼は制作スタイルはオーガニック(ポストプロダクションも編集もなし)で、彼のファンキー、ヒップホップなテイストに60年代のヴァーヴやブルーノートのフレーバーをミックスしたと言っている。このアルバムには、オルガン奏者のウィル・ブレイズ、トランペット奏者のエリック・ベニー・ブルーム、サックス奏者のライアン・ゾイディスに加え、ジョン・スコフィールドが何曲か参加している。

Aug 22 2019

Outside LandsがSan Franciscoで開催

サンフランシスコでアウトサイド・ランズ・フェスティバルが8月9日から11日の期間開催された。アウトサイド・ランズはアメリカで最初にマリファナが合法で売られるようになったイベントのひとつだ。許可証を掲げた屋台が、21歳以上の観客に規定量内で販売、マリファナを吸う人々は決められた喫煙所に行くことになっている。食品にマリファナが含まれているタイプのミント、チョコレートなども販売された。

フェスの参加者はポール・サイモン、チャイルディッシュ・ガンビーノ、ケイシー・マスグレイヴスやフライング・ロータスら。

Aug 22 2019

映画“The Farewell”でAwkwafinaが主演

現在アメリカで話題の映画『The Farewell』は中国系の家族が、祖母が末期の肺ガンに侵され余命少しということを知り、告知しないことを選ぶというストーリーだ。この映画はルル・ワン監督、主演はオークワフィナ。オークワフィナは本名ノラ・ラム、中国系の父と韓国系の母の間に生まれた。『オーシャンズ8』や『Crazy Rich Asians(邦題クレイジー・リッチ!)』で女優としてのキャリアを確立したが、元々はコミック・ラッパーとして活動していた。ミッキー・アヴァロンが「My Dick」という曲をリリースした際、オークワフィナは「My Vag」で返曲。当時アマチュアだった彼女のユーチューブビデオは450万ビューを数えた。その後、彼女は『Yellow Ranger』というアルバムをリリースし、有名な韓国系アメリカ人コメディアンと「Green Tea」という曲でコラボしている。

Aug 22 2019

Amendola vs. Bladesが新譜を10月リリース

アメンドーラ・vs・ブレイズが新アルバム『Everybody Wins』を10月11日にロイヤル・ポテト・ファミリー・レーベルからリリースする。バンドの核になるのはドラマーのスコット・アメンドーラとオルガン奏者のウィル・ブレイズだ。この2人は何度もコラボしており、ジャズにルーツを持ちつつ様々な音楽の影響を受けた演奏をしている。アメンドーラは90年代に活躍したバンド、T.J.カーク(メンバーにチャーリー・ハンターやウィル・バーナード、ジョン・ショットを含む)で有名だが、ビル・フリーゼル、ネルズ・クライン、パット・マルティーノなどほかにも多くのアーティストとコラボしている。また、ブレイズは過去に多くの経験を積んでおり、MMWのビリー・マーティンやギャラクティックのスタントン・ムーア、カール・デンソンやメルヴィン・スパークスなど様々なジャンルのアーティストと共演している。『Everybody Wins』では、アメンドーラとブレイズに加え、サクソフォン奏者のスケリック(クリッターズ・バッギン、ル・クレイプール)、ギタリストのジェフ・パーカー(トータス)、パーカッショニストのサイロ・バプティスタ(ジョン・ゾーン、スティング、ハービー・ハンコック)とキーボーディストのロブ・バーガー(ティン・ハット・トリオ、ローリー・アンダーソン)が参加している。

Aug 11 2019

TencentがUniversal Music株を購入へ

中国のデジタル大企業テンセントが世界最大手のレコード・レーベル、ユニバーサル・ミュージックの株10%を購入という動きが報じられている。この取引は約3550億円で行われ、来年テンセントにさらに10%の購入権が与えられる(現在のオーナーであるヴィヴェンディはさらに50%を売る用意があるとしている)。この取引は、多くの面において物議を醸している。テンセントは既にWeChat、テンセント・ミュージックとスポティファイ株の7.5%を所有している。中国市場は海外に対して閉じられているため、中国の30億を超える人口の支えるマーケットに参入するために中国企業との取引を余儀無くされる。しかし、中国では世界基準での音楽市場とは違うシステムの基に動いているため、ロイヤリティという意味では非常に安いか、何も払われないケースが多い。また、中国では創作に対する締め付けが厳しく、政治的な理由からの編集などが多く求められる。多くの映画人やミュージシャンが、チベット擁護を表明したために中国市場から締め出され、多くの映画が中国国内で公開前に編集されている。

近年、中国企業がハリウッド映画に多額の資金を投入しているが、その代わりに中国人俳優の起用や、中国のネガティブなイメージを使用しないこと、中国に関して問題になるような表現を使わないことなどを求めている。ここ最近でニュースになったものでは、「Top Gun 2:マーヴェリック」では、オリジナル作品でトム・クルーズが着ている革ジャンの後ろに多くの旗がついているものに対して、中国企業を満足させるために日本や台湾の旗を外すという変更をしたというものが話題になっている。

Aug 11 2019

“The Man Who Fell To Earth”がTVシリーズ化

1976年のSF映画『The Man Who Fell To Earth(邦題:地球に落ちてきた男)』がCBSからTVシリーズ化される。オリジナルの映画は1963年出版のウォルター・テヴィスの本を基に作られ、デヴィッド・ボウイが主演した。

作家のニール・ゲイマン(ミュージシャン、アマンダ・パーマーの夫でトリ・アモスの娘タッシュの名付け親でもある)がこのプロジェクトに参加予定で、ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズもこのプロジェクトに賛同しているという。

オリジナルの映画はニコラス・ローグが監督、絶賛と同時に酷評もされ、売り上げ的にもそこそこだったが、当時から強い影響力を誇った。また、ボウイの映画でのベスト・パフォーマンス、音楽にジョン・フィリップス、ミック・テイラーやツトム・ヤマシタらの音楽を起用していることからも現在は高く評価されている。

Aug 11 2019

Linda Ronstadtのミュージカルが9月お目見え

シンガーのリンダ・ロンシュタットのドキュメンタリー映画『The Sound of My Voice』が新たにお目見えする。ロンシュタットは、2012年にパーキンソン病と診断されてパフォーマンスからは引退したが、現役時代の彼女は素晴らしいスターで、一つのスタイルに囚われることなく、人にはキャリアの終わりだと言われても何にでも果敢に挑戦する人だった。彼女が最初に名を売ったのは1967年の「Different Drum 」という曲で、当時彼女はストーン・ポニーズというフォーク・ロックのグループに所属していた。1970年代には彼女は素晴らしい歌声とともに押しも押されぬ大スターだったが、批評家には自作の曲が少ないと批判されていた。実際、彼女のレコードではオールディーズやジャクソン・ブラウン、ニール・ヤング、ウォーレン・ジヴォンなど新進のアーティストの曲を多く歌っている。のちに彼女は新しいジャンルの曲に挑戦、ビッグバンドジャズを歌い、他のアーティストとのコラボレーション、伝統的なメキシコ音楽(彼女はメキシコとドイツにルーツがある)、ミュージカルナンバーなどを網羅し10回のグラミー賞に輝き、絶大な人気を誇った。リンダは結婚こそしなかったが、多くのセレブリティと浮名を流した。カリフォルニア州知事ジェリー・ブラウン、コメディアンのジム・キャリーや、一時期婚約していた映画監督のジョージ・ルーカスら。この映画は9月に公開予定。

Aug 10 2019

CCRが新譜『Live at Woodstock』をリリース

1969年の伝説、NYでのフェスティバル以来、初めてC C R(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)がウッドストックでのライブ音源『Live at Woodstock』をリリースした。CCRの創設メンバーが活動していた期間は1967年から1970年と短かったが、その間だけで非常に非常に多くの曲をレコーディングしていた。1969年、CCRはその絶頂期にあった。3枚のヒットアルバムをリリース、「Bad Moon Rising」「Proud Mary」「Green River」に代表される多くのヒット曲を生んだが、それらの全てがこのライブアルバムに含まれている。バンドのリーダーだったジョン・フォガーティは最初、このライブレコーディングは質が低いとリリースを拒んだらしい。CCRは最初10時から演奏する予定だったが、時間が押して結局何時間も遅れた。特にグレートフル・デッドの長いセットに対して、フォガーティは彼らの長すぎる演奏が観客をうんざりさせ、眠りに誘ったと思ったらしい。しかし、CCRファンはこのライブ・レコーディングを待ち焦がれていた。評論家の評価も非常に高くなっている。

 

Aug 10 2019

PIGのRaymond WattsがKMFDMのSascha Konietzkoと和解

イギリスのインダストリアル・ミュージックのアイコン、PIGのレイモンド・ワッツがKMFDMのサーシャ・コニエツコと和解し、9月27日に発売となるにKMFDMの新アルバム『Paradise』で20数年ぶりにコラボレーションする。ワッツはKMFDMの最初のシンガーだったが、バンドから離れたりまた再加入したりを繰り返していた。理由は公開されていない。一方、ワッツ自身もカバー曲オンリーのアルバム『キャンディ』を最近リリース、同じくKMFDMの創設メンバーで1999年までバンドにいたドラマーのエン・エッシュとこの秋アメリカツアーを行う予定だ。