Sep 23 2019

Baby Shakesが新譜をリリース

ニューヨークをベースに活動するレトロ風味なガラージ・パワー・ポップ・ロック・グループであるベイビー・シェイクスが最新アルバム『Cause a Scene』を9月20日にリリースした。このアルバムのプロモーションのためにバンドはツアーを強化、11月1日に岐阜から始まり10日に仙台で締める日本ツアーも予定している。東京では下北沢のクラブで11月4日、6日、8日に演奏予定。タイトル・トラックのビデオがネットで配信中。

Sep 23 2019

Sakamoto Ryuichiの1978年アルバムが再販に

坂本龍一の1978年のアルバム『千のナイフ』がレコード盤でウィー・ウォント・サウンズというレーベル(ここは矢野顕子のリイシュー盤なども含むカタログを保有)から再販される。国際的に「再発見」された細野晴臣もアルバムに登場、ジャマイカのアーティスト、ボブ・マーリーの招待作成されたアルバムで国際的に知られている日本のパーカッショニスト、様々な別名があるが、「21st Century Dub」で知られるペッカー(橋田正人)も参加している。古い世代にはYMOのメンバーとして知られる坂本だが、アメリカでは映画のサウンドトラックで著名だ。

Sep 23 2019

Beach BoysのBrian WilsonがZombiesとツアーに

元ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンがイギリスのバンド、ゾンビーズと「Something Great in 1968」と銘打ったツアーを行っている。ブライアン・ウィルソンは彼のアルバム『Friends』やビーチボーイズのヒット曲を演奏、ゾンビーズは名盤と言われる(発売当時はあまり売れなかった)彼らのアルバム『Odessey & Oracle』から演奏する。実際、ゾンビーズはロックの殿堂入りしたにも関わらず、オリジナルのバンドとして活動していた際は1枚しかアルバムをリリースしていない。彼らのセカンドアルバムだった『Odessey & Oralce』は解散後にリリースされ、このさらに1年後、有名な「Time of the Season」が国際的なスマッシュヒットとなった。このバンドは日本には常に多くのファンがいて、「I love You(好きさ好きさ好きさ)」「She’s Not There」や「Time of the Season」などは一風堂やキンキキッズを含む多くのアーティストにカバーされている。

Sep 23 2019

CarsのRic Ocasekが他界

カーズのボーカリスト/作曲家/プロデューサーだったリック・オケイセックが、ニューヨーク市の自宅で他界した。心臓病だった。カーズは1978年にバンド名を冠したアルバムでデビュー、ニューウェーブの旗手として活躍した。オケイセックは当時のボーカリストらしくないボーカルで、ハンサムというよりはオタクっぽい印象だったが、不思議なカリスマがあり、どこか超然とした、無表情なスタイルを貫いた。彼は影響を受けたアーティストとしてバディ・ホリーをあげている。カーズは「Just What I Need」を始めとしたきっちりと磨き上げられたポップ・スタイルでラジオ電波を独占した。バンドとしては5枚のスタジオ・アルバムを発表し、最初の4枚がマルチ・プラチナアルバムになる。カーズ解散後、オケイセックはウィーザー、ナダ・サーフ、バッド・ブレインズ、スイサイド、ロメオ・ヴォイド、バッド・リリジョン、ビリー・コーガンやジョナサン・リッチマンらのプロデュースを手がけた。

Sep 23 2019

北米ミュージック業界トレンド

アメリカの音楽業界には現在多くのトレンドを横断したニュースが増えている。

2011年にはCDセールスをデジタルダウンロードが超えたが、現在ダウンロードビジネスは鋭い下降線を見せ、物質的なフォーマット(CD、レコードなど)の売り上げが上がっている。2018年にはストリーミングがトップのビジネスフォーマットだったことに対し、現在多くの業界人が驚いているのが、テイラー・スウィフトやトゥールのCD売り上げが著しいことだ。スウィフトのアルバム『Lover』はアメリカで、発売後2週間の間に46万枚のCDを売り上げた。彼女の人気は今更驚くに値しないほど当たり前のものになっているが、これほど多くのファンがCDのような物理的なフォーマットを選んだことに対し多くが驚愕した。さらに、トゥールは8万7千枚のデラックスパック(1部6500円)を売り上げた。それに加え、ヒップホップファンがデジタル・フォーマット(ダウンロード、ストリーミング)を好むことがよく知られているにも関わらず、ラップスターのマローンが新譜『Hollywood’s Bleeding』で12万6千部のCDを売り上げている。また、ジャック・ホワイトのプロジェクト・バンド、ラカンターズは、ホワイトがレコードオンリーのレーベル、サード・マンを持っているのもあってか最新アルバムで5万枚を売っている。しかし、ウォルマートやベストバイなどのビッグ・ボックス販売店はCDの売り場を減らしているし、業界全体を見るとやはりCDのセールスはアメリカでは徐々に減っている。それに対し、レコードは少しずつではあるが確実に売上を伸ばしつつある。レコードとCDの総売上の金額差は徐々に埋まってきていて、業界ではレコードの売上がその内CDの売上を上回ると予見している者もいるほどだ。面白いのは、CDが最初に出版された当時、レコードよりもはるかに高価で、倍以上の金額だったのが、ここに来てレコードを印刷できるプレスが減り、レコードのパッケージがデラックス化されたこともあり、価格が逆転したということだろうか。