Nov 21 2021

訃報:Margo Guryon

シンガー・ソングライターのマーゴ・ガーヤンが84歳で他界した。ジャズを学び、キャリアの初期にはオーネット・コールマンやドン・チェリーと共演。ガーヤンの曲が最初にレコーディングされたのは、1958年に彼女の「Mood Ride」がジャズ・シンガーのクリス・コナーにコピーされた際だ。その後ハリー・ベラフォンテが「I’m On My Way to Saturday」をレコーディング、ディジー・ガレスピーが「This Lovely Feeling」、スパンキー&アワ・ギャングが「Sunday Mornin」(この曲は1967年にチャートのトップ30にランクインし、フランス語でもカバーされた)。カルメン・マクレー、ジュリー・ロンドン、クロディーヌ・ロンジェ、ライナス・オブ・ハリウッドやセイント・エティエンヌも同じく彼女の曲を録音している。彼女のデビュー・アルバムは1968年にリリースされた『Take a Picture』だが、カルト的な人気を誇っている。しかし、彼女はツアー・ミュージシャンになることに興味がなく、隠者のような生活を送った。彼女のデビューアルバムのオリジナル・プレス版はコレクターズアイテムとなり、日本で特に人気が高かったため、2000年にリイシュー版がリリースとなった。安らかに。

Nov 21 2021

新型コロナ:ライブチケットの価格がインフレ

新型コロナウイルスの副作用の一つとして、多くのライブのキャンセル、遅延があげられる。一部のバンドはこのところライブを再開しているが、大物アーティストらは2022年まで待つ体制のようだ。さらに一部のアーティストは、ほぼ一年後を想定したチケットの販売を開始。再結成したペイヴメントは2022年9月のライブのチケットを発売した。ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツは3月から9月のライブのチケットを発売開始し、ほとんどのライブで売り切れとなっているという。また、チケット購入希望が多いため、チケットの価格が吊り上がっている。現在行われているローリング・ストーンズのNo Filterツアーでは、「No Filter, 最前列パック」のチケットの価格幅は80ドルから、驚くべきことに7500ドルにもなるという。

Nov 21 2021

Kikagaku Moyo 幾何学模様 カリフォルニアツアー中

日本での知名度はイマイチの幾何学模様だが、アメリカでは彼らは絶え間ないツアー、素晴らしいライブパフォーマンスから、最も知られる日本バンドの一つだ。彼らの現行のライブツアーでは、ビッグ・サー地区のキャンプ場でのライブや、売り切れとなったサンフランシスコのカストロ・シアター(1400人収容の施設だ)でのライブ含み、カリフォルニアで7回のライブを行っている。ツアーの最後を締めくくるのは新しいフェス、デザート・デイズへの出演となる。

Nov 06 2021

訃報:ジャズ・ギタリストPat Martino

ジャズ・ギターの偉人、パット・マルティーノが77歳で他界した。マルティーノは10代前半で、ジョン・コルトレーンも教えたデニス・サンデルに師事し、15歳でプロとして活動をしていた。ニューヨークに足場を固めるまでは、ル・ポールと同居。ジョージ・ベンソンはよく、ニューヨークのスモールズのナイトクラブに行った事を回顧して、自分の成功にハッピーで自信を持って生活しつつも、「この若者が、素晴らしいラインとすごいトーン、はっきりした発音で、彼が出てくると観客、特に黒人の観客は熱狂した」と、謙虚になった経験だ、と言っていた。マルティーノはサイドマン、リーダーの両方として活躍しながら、ジミー・スミス、ジャック・マクダフ、グルーヴ・ホルムズ、ジョーイ・デフランセスコ、ジミー・マクギフなどの偉大な奏者ら、多くのオルガン奏者らと共演をしている。1980年に脳卒中の発作を発症し、記憶の大半を無くした上、ギターの演奏を習い直すという事件が発生。それにも関わらず、カムバックを果たしてミューズやブルーノート・レーベルにてアルバムを出版し、賞賛を得た。1995年に日本で出会った妻のアヤコ・アサヒ・マルティーノにより支えられていた。安らかに。

 

Nov 06 2021

Kayo Dotが新アルバムを発表

アヴァンギャルドのバンド、カヨ・ドットが新アルバム『Moss Will Grow on the Swords and Plowshares Alike』をドイツのプロフェシー・プロダクションズから出版した。このバンドは作曲家のトビー・ドライバー率いる、クラシックとメタルの影響の強い楽曲が特徴だ。

 

Nov 06 2021

Scott Fisherが新譜を発表

ロサンゼルスをベースに活動するプロデューサー兼アーティストのスコット・フィッシャーが新譜『93 Million Miles』を発売した。このアルバムにはグレートフル・デッドのギタリスト、ジェリー・ガルシアの「Sugaree」「Mission in the Rain」のカバーなども収録され、ガルシアの強い影響が感じられる。他にもボブ・ディランの「Simple Twist of Fate」も収録されているが、こちらもガルシアがカバーしている。

Nov 06 2021

Go-Go’sのGina Schockが自伝を発表

Go-Go’sのドラマー、ジーナ・ショックが自伝「Made in Hollywood」をリリース。彼女のキャリアを、初期のマッドネスと一緒だったUKツアーから、デヴィッド・ボウイとの出会い、ローリング・ストーンズの前座を務めた時のものから写真と、その写真にまつわるストーリーで綴っている。Go-Go’sは最近ロックの殿堂入りを果たし、小学生の頃からGo-Go’sを知っていたというドリュー・バリモアによって紹介された。ジーナ自身は、最近10代女子バンドリンダ・リンダズのゲストになったり、Go-Go’sも2022年にツアーを企画中だ。

Nov 06 2021

Todd Rundgrenがロックの殿堂入り

ロックの殿堂入りを果たしたトッド・ラングレンだが、セレモニーには参加しなかった。ラングレンいわく、ロックはスポーツみたいな競技ではなく、協会の投票システムに納得がいかない、ロックの殿堂セレモニーで会うような金持ちや著名人と肩を並べるよりもファンと会っている方が自分には合っているとのこと。隠して、彼の「The Individualist, a True Star」は続く。