Mar 26 2012

SXSWでもパワー炸裂のReggie Watts

類いまれな経歴を持つシンガー/コメディアンのレジー・ワッツが、相変わらずユニークな音楽活動を続けている。アフリカ系アメリカ人の父親とフランス人の母親を持つレジーはドイツ生まれ。スペインとモンタナの小さい町で育ち、5歳からピアノとバイオリンを学び始めた。高校生の時に移住したシアトルで加入したロック/R&Bバンドのマクチューブは、日本でアルバムをリリースするなど、そこそこの成功を収めた。後にレジーがレコーディングしたポップ・ソウル・アルバム『シンプリファイド』収録曲の「パート・オブ・ザ・ワールド」は日本のラジオでもよくかかる人気曲となった。その後、レジーはジャズファンク・バンドのソウル・ライヴとスティント・シンギングを行なうように。その一方でボーカル・トラックのルーピングで実験を始め、最終的に音楽とコメディーでのソロ活動に専念するようになった。レジーのコメディーはインターネットなどを通してイギリスを中心に人気を集め、瞬く間にテレビに出演する人気コメディアンになった。〈Bonnaro〉や〈Bumbershoot〉など様々なフェスティバルにも出演している。レジーの大ファンを自称するブライアン・イーノが、自身がキュレーターをつとめるシドニー・オペラハウスに彼をゲスト・アーティストとして招待したことも。バーディーマン、レジーナ・スペクター、LCDサウンドシステムをはじめとする多数のミュージシャンとコラボを行なってきたレジー。SXSWでのパフォーマンスには大観衆がつめかけ、満員の会場に収まりきらない何百人もの人々が列をなすほどの盛況ぶりだった。オースティン滞在中にレジーは今年6月にスタートする新テレビ番組「コメディー・バン!バン!」にレギュラー・ミュージシャンとして出演することを発表した。