Jun 12 2012

UniversalがFrank Zappaの作品12タイトルをリイシュー

フランク・ザッパの初期のアルバム12タイトルが7月31日にUniversalからリイシューされることが明らかになった。プレス・リリースでは、ザッパの妻ゲイル・ザッパがZappa Family Trust(ザッパの遺族が運営する遺産管理組織)の協力によって過去の作品がよみがえったと語っている。1993年にザッパのカタログを2000万ドルでRykoに売却したゲイルが、どうやって再び作品権利を手に入れたかは明らかにされていない。過去にザッパの音楽に関わったあらゆる人々を執拗に起訴し、カタログの大半を使用できないようにしてきたゲイル・ザッパに対して、多くのザッパ・ファンは強い嫌悪感を抱いている。ザッパの名前とトレードマークだったあごひげまで登録したゲイルは、それらを使用した人々を容赦なく訴えてきた。また、法的な根拠がないにも関わらず、ゲイルに直接使用料を支払わない限りはザッパの楽曲のライブ演奏やカバー・バージョンを一切許可しないと主張。彼女のこの一連の行動は、1993年に癌で他界する前のザッパが頻繁に他のアーティストの曲をライブでカバーしていたことや、バンドのメンバーに自分の死後もフランク・ザッパの音楽を演奏し続けていってほしいと伝えていた事実と矛盾している。しかし、ゲイルはこれまでに多数のザッパのカバー・バンド(元ザッパのバンドのメンバーが活動していたバンドも含め)を起訴、もしくは起訴すると脅迫してきた。唯一ザッパの音楽の演奏を認められているのは、どうやら息子のドゥイージルだけの様だ。ゲイルはこの他にも、ザッパのファン・クラブ、1990年からドイツで開催されてきたザッパ・トリビュート・コンサート〈ザッパデイル〉(2007年に起訴したがゲイルが敗訴)、ザッパの銅像を建てた人物までも起訴してきた。ザッパの素晴らしい音楽がCDで復活したことを祝福すると同時に、Universalとゲイルの間にトラブルが起きないことを祈るばかりだ。