ロンドン五輪、各メディアの報道への評価

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12日に閉幕したロンドン五輪だが、引き続き関連ニュースが世間をにぎわせている。英BBCは全世界で高視聴率を記録、NHKには賛否両論が集まり、米NBCはその報道のあり方について多方面から“epic fail(大失敗)”と批判されている。開会式と閉会式、有力競技などを録画放送したNBCは後から“充実した解説”をつけられることを理由にしていたが、実際には興味深い内容を提供せず、すでに結果を知っている番組を観ただけという視聴者が大半だった。その上、閉会式の録画放送では、ミューズ、レイ・デイヴィスや多数の視聴者にとって見所だったエリック・アイドルらなどの中盤シーンを大幅にカット。その後に控えていた新しいコメディ番組の放送を優先させた編集が疑問視されている。その一方で、イギリスでは閉会式に出演したエミリー・サンデー、ディジー・ラスカル、エルボーをはじめとするアーティストらの売上げが急上昇。開会式にフィーチャーされた音楽を収録したコンピレーション『ワンダー諸島(Isle of Wonder)』は現在iTunes Japanや世界各国で1位にランクインしている。