Dec 11 2014

Joni Mitchelの自伝が出版へ

ジョニ・ミッチェルの自伝『Joni Mitchell- In Her Own Words Conversations with Malka Marom』が今月発売される。現代における最も偉大なソングライターの1人として知られるミッチェルの代表作にはシングル「ボース・サイズ・ナウ」、「ビッグ・イエロー・タクシー」、「ザ・サークル・ゲーム」や「ウッドストック」、そして伝説のアルバム『ブルー』などがある。ミッチェルは波乱万丈の人生をおくってきた。8歳でポリオ(急性灰白髄炎)にかかり、現在は奇病のモルジェロンズ病を抱えている。この病気は一部の間では精神疾患由来と言われているが、原因や治療法は解明されていない。
元々は画家になることを心指していたミッチェルは小遣い稼ぎのために音楽活動を始めた。最初はピアノ、そしてウクレレを弾いていたが、最終的にギターに落ち着き、独特のチューニングで一流のジャズ・ミュージシャンをバックに演奏をするようになった。21歳の時に未婚の母となり、その後は初対面からわずか36時間でフォークシンガーのチャック・ミッチェルと結婚したが2年で離婚。娘を養子に出したことについてはずっと心を痛めてきたという。デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、ジェームス・テイラー、ウォーレン・ベイティ、ジャズパーカッショニストのドン・アライアスなど数々のミュージシャンと浮名を流し、元夫でプロデューサーのラリー・クラインと共に多数のヒット曲を世に送り出して成功を収めた。現在、ミッチェルはカリフォルニアとカナダにある自宅を行き来する生活をおくっており、ライブ活動は行なっていない。自伝の中では、モルジェロンズ病の症状のひとつである“寄生虫が皮膚の下をはい回る感覚”のために洋服を着ていることが不快で夜も不安で眠れないと語っている。自身のことを“脱線した画家”と呼び、ボブ・ディランやデヴィッド・ゲフィンなど音楽業界関係者のほぼ全員について批判的な意見を持っている。また、テイラー・スウィフト主演の自身の伝記映画の企画を却下したこともある。最近では記憶障害が悪化し、集中することや思い出すことが困難になっているそうだ。