3月 08 2016

Nina Simoneの伝記映画『Nina』がトラブルに

ニーナ・シモンのドキュメンタリー映画『What Happened, Miss Simone?』が高い評価を得ている反面、彼女の人生を綴った伝記映画『Nina』は酷評され、ニーナの家族からはこの映画をボイコットするようファンに呼びかけがされている。
この映画の主な問題の一つは、主演女優のゾーイ・サルダナが、ニーナと全く似ていないということだ。ゾーイ・サルダナは、高く評価されリスペクトされている黒人女優だが、肌の色は明るく、顔も小さい。反面、ニーナ・シモンは肌の色が濃く、大きな鼻と唇が特徴的である。サルダナは、ニーナに顔立ちを似せるため、メイクアップで肌の色を濃くし、偽鼻をつけて撮影に臨んだと言われている。また、こちらの方はそこまで騒がれてはいないが、ストーリー展開についても、ニーナとマネージャー兼介護士だったクリフトン・ヘンダーソンと恋に落ちたという展開が、娘からはヘンダーソンがゲイなのにそんなことは有り得ないと完全否定されている。
ニーナ・シモンは、嵐のような人生を送った人物だ。一部では彼女には精神的な疾患があったという人もあり、何度も法と対立し、人に銃を向け、2回の結婚を経験し、長きに渡ってバルバドスの首相だったエロール・バローと愛人関係にあったという。