Mar 31 2016

テロの影響がテキサスのSXSWにも

毎年テキサス州オースティンで開催されるSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト・ミュージック・フェスティバル)はもう何年もの間、日本人アーティストにとってアメリカでの登竜門とされていた。オースティンに集まる国際的で熱狂的な観客の前で演奏するチャンスだけでなく、フェスの後、「Japan Nite」(オースティンでの日本バンド・イベントの名前でもある)と銘打って幾つかのバンドが一緒にアメリカ・ツアーに出ていたのだ。
ところが、今年はテロの脅威の影響のため、例年の通りにはいかなかった。まず、テロ対策として、アメリカへの入国審査が非常に厳しくなった。このため、日本バンドのうち3つはビザの問題で入国を拒否されている。このため、オースティンでのJapan Niteは演奏自体が少なく、今回、バンドのドキュメンタリー『We Are X』のプロモーションのためにすでに会場入りしていたX JapanのYoshikiが飛び入りでピアノを弾いたが、観客の反応は二分された。スーパースターの突然の登場に興奮する観客もいたが、彼を知らない観客もいた。感想を集めてみると、今回のSXSW出場を果たした日本人アーティストで一番の話題だったのは、若い女性ブルース・ロック・ギタリストのレイだった。もしまだ彼女の曲を聞いたことがなければ、チェックしてみると良いだろう。