5月 09 2016

Clive Davisのドキュメンタリー映画が制作中

クライヴ・デイヴィスの同タイトル自叙伝を元に現在制作中なのが、ドキュメンタリー映画『Clive Davis:The Soundtrack of Our Lives』だ。ボブ・ウィアー、ブルース・スプリングスティーン、アート・ガーファンクル、パティ・スミスなどのインタビューも収録される。クライヴ・デイヴィス(84)は、波乱万丈だが成功に彩られた経歴の持ち主で、音楽業界の経営者としては数少ない、自らにスポットライトを当てることを許される人物だ。
彼のキャリアは弁護士としてスタートし、28歳の若さでコロムビア・レコードの総合弁護士となった。1965年には社長に就任。多くの人間が、彼の音楽センスに疑いを持っていたが、彼の最初の契約はジャニス・ジョプリンで、そこから、コロムビアの一時代を築いた一連のロック・アーティストとの契約が続く。しかし、息子のバル・ミツバー(ユダヤ教徒で13歳になると行う成人式)の費用を会社の経費で落としたため、コロムビアをクビになった。
そこで、デイヴィスはアリスタ・レコーズを立ち上げ、バリー・マニロー、エア・サプライやホイットニー・ヒューストンなどを育てあげ、アレサ・フランクリン、グレイトフル・デッド、ザ・キンクスなどのキャリアをリバイブする。特にヒューストンには注力し、彼自ら彼女のキャリアをガイドしたため、ヒューストンは大きな成功を収めたが、「アメリカン・アイドル」の勝者だったケリー・クラークソンとは公的に対立、理由は彼がクラークソンの音楽的なキャリア形成に口を出したためと言われている。2回の結婚と離婚を経験し、合わせて4人の子供をもうけているにも関わらず、2004年以降はボーイフレンドと同居、2013年の自叙伝ではバイセクシュアルだと発表している。