Aug 31 2016

ボーイズ・バンドの生みの親Lou Pearlmanが死去

数々のボーイズ・バンドを世に送り出したルー・パールマンが獄中で他界した。享年62歳。パールマンは、従兄弟のアート・ガーファンクルを通じて音楽業界への道を進んだ。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックが巨万の富を生み出したことに魅了されたパールマンは、1993年にタレント発掘コンテストを主催し、後にバックストリート・ボーイズになるメンバーたちと出会った。彼らはミリオンセラーのヒットを飛ばすボーイズ・バンドへと急成長し、勢いに乗ったパールマンはNSYNCやLFOをプロデュースした。しかし、パールマンが利益の大半を着服するためにあらゆる手段を使っていることを知ったバンドは彼の元を去り、彼とビジネスをしていたアーティストのほとんどが訴訟を起こした。さらに、ボーイズ・バンドの複数のメンバーとパールマンが肉体的関係を持っているという噂が広まり、体格のいいブロンドのボーイズを好んだパールマンは彼らに自分のことを“ビッグパパ”と呼ばせたという。彼の嗜好を認識している者たちは存在したが、実際に罪に問われることはなかった。しかし、彼のビジネスに関する捜査から、パールマンが設立したTrans Continentalという旅行会社に出資した約2,000人の投資家に詐欺を働いていたことが明らかになる。逮捕されることを知ったパールマンはバリ島へと逃亡したが結局は捕まり、多岐に渡る罪を認めて懲役25年の刑に処せられた。パールマンが関わったボーイズ・バンドのメンバーの多くが彼の死について如才ないコメントを発表し、決して善人ではなかった彼だがショービジネスでの出発点を与えてくれた人物として敬意を表している。アーロン・カーターは“カルマは存在する”というリアルなコメントを出している。