Nov 26 2016

有名バンドの影の立役者Katoman

東京のレコード店店員/プロモーター/レーベルオーナー/ツアーマネージャー/DJ/バーテンダーの“Katoman”は、メインストリームのヒット曲に一度も関わったことがない。しかし、アルバム・リーフ、バトルズ、ノー・エイジ、トリステーザ、ゴースツ・アンド・ヴォッカ、にねんねんもんだい等、かつて無名だった頃のバンドをいち早く見出して数年間にわたってサポートしてきた重要な人物だ。それはKatomanにとって、泥酔したミュージシャン達が自分の店の床で一夜を過ごすこと、金銭的な利益が少ないもしくは無報酬なのに時間とエネルギーを費やすライブのプロモーションやその他の様々な苦労を意味した。しかし、その結果として、彼らとの関係がスウェーデンでDJをする機会へとつながり、Katomanはアンダーグラウンドミュージックの扇動者として海外で高い評価を受けるようになったのだ。2007年、アメリカのインストゥルメンタル・オルタナティヴ・ロックバンドのバトルズは、アルバムに日本盤限定のボーナストラック「Katoman」を彼らの音楽マニアの友人へのトリビュートソングとして収録した。また、ルーマニア生まれアメリカ育ちでカルト的な人気を集めるアーティスト/ミュージシャンのシェルビー・シンカ(タニムラ・ミッドナイト名義でパフォーマンス活動を行なっている)も先月に「Katoman」という曲をリリースした。また、彼女がSwedish ColumbiaからリリースしたEP『Wrong Number』には、日本関連のタイトルの曲「Tomei Expressway」や「Roppongi Hills」が収録されている。