May 21 2020

コロナ ウィルスが全米のライブハウスに与えた影響

コロナウィルスは多くの業種の多くの仕事を妨害したが、最も大きく影響を受けたのはライブハウスだろう。ドイツでは、政府が音楽や美術業界のために特別な基金を立ち上げたというが、アメリカではそのような動きは皆無だ。アメリカ国内の殆どのライブハウスは2ヶ月に渡る完全休業を余儀なくされつつも、家賃や、スタッフの給与などの問題に直面している。多くのライブハウスは最低限必要な保険しか入っていない上に、「休業保険」なるものに加盟していた店舗も、休業は政府の指定によるものだというのに、各種保険会社が言を左右してウイルスに保険は適用されないと支払いを拒否しているため、資金繰りに困っているという。国内1400店以上のライブハウスや音楽団体が合同で、保険会社を相手取り、少なくてもかけた保険の分の保険金を払わせ、廃業しなくて良いようにするために訴訟を起こした。同時に、多くのライブハウスがクラウドファンディングのGoFundMeにページを立ち上げ、寄付を募ったり、開催予定のイベントのチケットの前売り券やTシャツなど商品を販売し、少しでも収入につなげようとしている。ニューオリンズの有名なライブハウス、ティピティーナズは昨年、ニューオリンズのファンクバンド、ギャラクティックに買収されたばかりだが、バンドは現在ライブを行えず、同時に空っぽのクラブを所有する状況となってしまった。ぜひ彼らのサイト <www.tipitinas.com>を訪ねて、あの有名なバナナのロゴのTシャツを買ったり、クラブの状況をチェックしてほしい。