Mar 21 2021

ジャズベーシストPaul Jackson他界

ジャズベーシストで作曲家でもあったポール・ジャクソンが73歳で他界した。ジャクソンはカリフォルニア州オークランド生まれ。彼は9歳でベースを始め、オークランド・シンフォニーと14歳で共演している。サンフランシスコ・コンサーヴァトリーで音楽を学んだ彼は、後に教育者としても活動した。彼が一番よく知られているのは、ハービー・ハンコックとの後半にわたる共演・共作だろう。特に参加した『Head Hunters』アルバムは、アルバム自体がジャズにファンクの要素を強く使った草分けの作品として高く評価されている。オリジナルのヘッドハンターズ・メンバーはハンコックとジャクソンに、ハーヴィ・メイソンがドラムを担当(1アルバムでマイク・クラークと交代した)、ビル・ウィザーズがパーカッションを担当した。彼らの最も著名な曲である「God Made Me Funky」はグラミー賞にノミネートされ、後にフージーズ等にサンプリングされている。ハンコックとジャクソンは「Chameleon」を共作、この曲は現在ジャズのスタンダードナンバーとされている。ジャクソンは他にも、サンタナ、アステカ、ソニー・ロリンズ、スタンリー・タレンタインやポインターシスターズなどとも共演している。1985年に彼は神戸に移住し、日本各地で音楽教育に携わる傍、東芝EMIから『Black Octopus』アルバムを上梓し、高く評価されている。日本でも彼はChar、ツトム・山下、渡辺貞夫など多くのトップミュージシャンと共演している。また、彼はドラマーのマイク・クラークとも強い友情を継続、1998年にアルバム『The Return of the Headhunters』をリリースした。

安らかに。