Nov 06 2021

訃報:ジャズ・ギタリストPat Martino

ジャズ・ギターの偉人、パット・マルティーノが77歳で他界した。マルティーノは10代前半で、ジョン・コルトレーンも教えたデニス・サンデルに師事し、15歳でプロとして活動をしていた。ニューヨークに足場を固めるまでは、ル・ポールと同居。ジョージ・ベンソンはよく、ニューヨークのスモールズのナイトクラブに行った事を回顧して、自分の成功にハッピーで自信を持って生活しつつも、「この若者が、素晴らしいラインとすごいトーン、はっきりした発音で、彼が出てくると観客、特に黒人の観客は熱狂した」と、謙虚になった経験だ、と言っていた。マルティーノはサイドマン、リーダーの両方として活躍しながら、ジミー・スミス、ジャック・マクダフ、グルーヴ・ホルムズ、ジョーイ・デフランセスコ、ジミー・マクギフなどの偉大な奏者ら、多くのオルガン奏者らと共演をしている。1980年に脳卒中の発作を発症し、記憶の大半を無くした上、ギターの演奏を習い直すという事件が発生。それにも関わらず、カムバックを果たしてミューズやブルーノート・レーベルにてアルバムを出版し、賞賛を得た。1995年に日本で出会った妻のアヤコ・アサヒ・マルティーノにより支えられていた。安らかに。