Jan 30 2022

イタリア発のグラムロックバンドManeskinが北米で大ヒット

多くの予想を裏切り、イタリアのグラム・ロック・バンド、マネスキンがアメリカで大きな波紋を呼んでいる。ユーロヴィジョンというヨーロッパのタレント発掘ショーで優勝したことによって人気を博した(ユーロヴィジョンは批評家にはあまりよい顔をされないが、莫大な人気がある)。アメリカではユーロヴィジョンは全くと言ってよいほど見られていない上にプロの音楽関係者はこの番組を悪い冗談のように見なしている。マネスキンがアメリカでブレイクしたのは、深夜のバラエティ番組「Saturday Night Live」に出演したからだ。ボーカルのダミアーノ・ダヴィッドはマーク・ボラン張りの男前で、ペリー・ファレルの下ネタ気味のユーモア・センスとマイケル・モンローのスタイリッシュな耽美さを兼ね備えている。他にも多くのファンを引き付けているのはゴージャスでハード・ロック・テイストのベーシスト、ヴィクトリア・ディ・アンジェリス。マネスキンのヒット曲はそれらしくない、アメリカのボーカル・グループフォー・シーズンズの1967年の「Beggin」のカバーだ。しかし、マネスキンのカバーはオリジナルとは全く違うサウンドで、むしろ2008年にヨーロッパで流行ったノルウェイのデュオ、マッドコンによるカバーのカバーと本人たちがいっているのがより正確だろう。