60年代の人気ガールズ・グループ、シャングリ-ラのリードシンガーだったメアリー・ワイスが75歳で他界した。グループの最初のヒットソング「Remember (Walking in the Sand)」(USチャート5位、UKチャートでは14位になり、日本では「リメンバー 渚のおもいで」として知られている)が出たときはまだ16歳だった。この曲はその後エアロスミスやゴーゴーズにカバーされている。グループではジョニー・サンダーズにカバーされた「Give Him a Great Big Kiss」やブロンディにカバーされた「Out In the Streets」を含む12のシングルをチャートインさせている。1965年には特大ヒット「Leader of the Pack」(邦題黒いブーツでぶっとばせ)があり、こちらはベット・ミドラーやカーペンターズがコピーしている。ザ・ダムドはこの曲のイントロをデビューシングルの「New Rose」で引用している。シャングリ―ラは国際的な人気を誇り、ビートルズ、ローリング・ストーンズやジェームズ・ブラウンら音楽界のビッグネームと共演、多くのテレビ番組でも引っ張りだこだった。ロックンロールのパイオニア、メアリー・ワイスよ、安らかに。

LAをベースに活躍するシンガー・ソングライターのリトル・ルナが1月11日のデビュー・ヘッドラインギグを完売した。このギグは同日に発売開始した彼女の新EP「the wildflower woman」の発売記念でもある。彼女は現在多くのツアーオファーを受けており、今春ツアーを実施すると思われる。

大人気の女優兼シンガー、セレーナ・ゴメスがリンダ・ロンシュタットの伝記映画で主役を務めることになった。ロンシュタットと同じく、ゴメスはメキシコ出身で、エンタメ業界で幅広いキャリアを構築している。ロンシュタットは最初のヒットを1967年、ストーン・ポニーのシンガーとして「Different Drum」で発表し、70年代にはソロのスーパースターとして開花。その後グラミー賞を11回受賞、トップ40ヒットに21曲をチャートイン、西海岸音楽シーンの中心として活躍した。イーグルス、リトル・フィート、ウォレン・ゼヴォンら多くのミュージシャンと仕事をしている。彼女の70年代における多大な人気を示すハイライトイベントとしては、1977年、タイム・マガジンの表紙を飾り、1979年は武道館にてコンサートを開催、などがある。80年代になるとポップの世界を超え、ビッグバンドとの共演、メキシコの歌やショーソング、カントリー、ロックなど多くのジャンルを歌い、100万以上の売り上げを誇った。
ゴメスは彼女のキャリアの早い時期に3枚のアルバムをリリース、そのすべてがゴールド・レコードとなっている。最近はTVドラマ「Only Murders In the Building」でスティーブ・マーティン、マーティン・ショートと共演し、大成功を収めた。

Mike Rogersが脳卒中に

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日本のラジオの伝説的DJ、マイク・ロジャーズが脳卒中を患い、現在リハビリ中だという。ロサンゼルス育ちの日本人ハーフで、プロデューサー・作家・映画製作者・ラジオDJと多くの顔を持つ。1980年代から日本在住で、多くのラジオ局で番組を持ち、一時はインターエフエムの編成局長も務めていた。2005年に自伝『Schizophrenic in Japan』を上梓。来日以前は、パンクバンド、ロッターズのヴォーカルとして活動。インディーズでヒット曲「Sit On My Face Stevie Nicks」をリリースしていた。
早い回復を祈る。

クリエイティブマンが3月16日・17日開催のパンク・スプリングのランナップを発表した。ヘッドラインの中には最後の来日と発表しているNOFX、解散ツアーを敢行するSum 41が含まれる。他にもUKパンクのパイオニア、ダムド、偉大なるスイシダル・テンデンシーズ、長期活動中のコミックパンクバンドのヴァンダルズ、ロサンゼルスをベースに活動するポップ・パンクバンド、ゼブラヘッドなどが日本では特に人気がある。

1月19日にグリーンデイが新譜を発売するにあたり、事前にポップ・アップイベントを開催している。ニューヨークのロックフェラーセンター地下鉄駅にてミニ・セット・アコースティックライブを、TVタレントのジミー・ファロンと開催。その数日前にはカリフォルニアのバーバンクにあるランアウト・グルーヴ・レコードストアでファンを驚かせている。他にも、タワーレコード渋谷店を含む世界中の店舗にて新譜のリスニングパーティを開催。また、年越しイベントに出演し、彼らのヒット曲「American Idiot」の歌詞を反トランプに変更して歌い話題になった。

2024年1月11日、シンガー・ソングライターのリトル・ルナが、ロサンゼルスのエル・シッド・シアターにて初めてのヘッドライナーライブを開催する。
彼女は先日オーストラリアのプラチナ・アルバムバンド、ファイブ・セカンズ・オブ・サマーや、アメリカのスーパースター、スティーブ・ミラーの前座を務めている。
彼女の「Last Time」という曲はスポティファイで100万アクセスに迫っており、「Let Go」は映画『Hot in Taipei』に使われ、『Wildflower Woman』はインターFMで繰り返しオンエアされている。
ぜひ彼女をチェックしてほしい。

ニューオリンズのファンクバンド、ダムスタファンクが2024年5月2日、シヴィック・シアターにて『Rejuvenation 50: Celebration of The Meters』ライブを開催する。ザ・ミーターズの共同創立者、ベーシストのジョージ・ポーター・ジュニアとギタリストのレオ・ノツェンテリ、パーカッショニストを長期務めるシリル・ネヴィルがスペシャルゲストとして出演の予定だ。ザ・ミーターズは1974年に名盤『Rejuvenation』をリリース。バンドと、アラン・トゥーサンが合同プロデュースしたこのアルバムには、「People Say」「Just Kissed My Baby」「Hey Pocky A-Way」などの力強い曲が含まれている。ダムスタファンクのライブはニューオリンズのジャズ&ヘリテージフェスティバルの最中に予定されており、アルバム発売50周年記念セットなども予定されている。ダムスタファンクのリーダー兼キーボード奏者のアイヴァン・ネヴィルはアート・ネヴィル(2019年に他界したミーターズのメンバーだった)とシリル・ネヴィルの甥でネヴィル・ブラザーズバンドのシンガーの息子という関係だ。

ドリーム・ポップ/シューゲーザーバンドのビリンダ・ブッチャーズがアジア・ツアーを開始、日本のライブは以下の通り
12月8日―ソーコアファクトリー、大阪
12月9日―デイ・トリップ、名古屋
12月10日―下北沢スリー、東京
12月11日―世田谷エラ、東京

アイルランドのフォークシンガー兼パンクアイコンでもあるシェイン・マガウアンが長患いの末、65歳で他界した。
シェインが最初に世に出たのは、パンクバンド、ニップル・イレクターズ(国内ではザ・ニップスとして知られている)の創始者としてだ。その後、彼はポーグ・マホーンというアイルランド民謡の影響を強く受け継いだバンドを結成。バンドの名前はゲール語で「俺のケツにキスしろ」という意味で、その後バンド名はザ・ポーグスに変更された。ポーグスでは5枚のアルバムをリリースしたが、その語彙、ユーモア、ルーツへのつながりとマガウアンの飾りのない性質が注目された。ジョー・ストラマーやエルヴィス・コステロら著名な友人らの助けがあったものの、一部マガウアン本人の薬物中毒などもあってバンドはなかなか成功せず。1991年の日本ツアーで、ライブに出られなかったことでバンドからクビになってしまった。しばらくタイに住んだ後、シェイン・マガウアン・アンド・ザ・ポープスを結成、後にザ・ポーグスとも再結成。しかし、彼は結局酒と薬から完全に足を洗うことはかなわなかった。愛すべき悪党だったシェイン、安らかに。