PIGが最新アルバム『Red Room』を5月17日に発売する。
PIGはイギリスのミュージシャンで、本名はレイモンド・ワッツ。インダストリアル/パンク/ダンスミュージック界隈ではベテランで、ドイツのKMFDMとの共演や、ナイン・インチ・ネイルズとツアーに出たり、日本のBuck-Tickとプロジェクトバンドを結成するなど活動は多岐に渡る。
彼の新譜には、3Teethのアレクシス・ミンコラ、スタビング・ウェストワードのクリス・ホール、ミニストリーのクリス・コネリー、フィアー・ファクトリーのバートン・C・ベルや、古くからの友人、En Eschなども参加。このアルバムのトラック「Crumbs, Chaos and Lies」は現在DSP等で配信されている。

ニューオリンズの貴族と呼ばれたベーシストのニック・ダニエルズ三世が癌との闘病ののち他界した。
彼はイワン・ネヴィルの幼馴染で、2003年にはダムスタファンクをイワンと共同創立。
他にも、ネヴィル・ブラザーズ、ドクター・ジョン、アラン・トゥーサン、ボズ・スキャッグス、エッタ・ジェームズら多くのアーティストと共演している。安らかに。

伝説的なファンク・ロック・スカバンド、フィッシュボーンが、45年を経て正式に分離をアナウンスした。
1978年の結成後、多くのメンバーの変遷を経た。一部のメンバーは離れては再度参加、また離れ、ギタリストのケンデル・ジョーンズは宗教団体に参加するために脱退した。しかし、最初の結成以来、ドラマティックなシンガー、アンジェロ・ムーアと、熟練のベースプレイヤー、ノーウッド・フィッシャーは変わらずいた。
最近のファン向けの発表によると、ノーウッド・フィッシャーと、長期間バンドのトランペット奏者だった「ダーティ・ウォルト」キビーがバンドを離れるという。
アンジェロ、キーボードのクリス・ダウド(1994年に一度バンドを離れて2018年に再度参加)、2019年にバンドに参加したギタリストのマーク・フィリップスは残留する。発表では、フィッシュボーンはすでに予定されているライブについては実施をするが、新ラインナップは不明という。また、多くのファンがノーウッドのいないフィッシュボーンはフィッシュボーンではない、と感じているという。
ノーウッドの今後のプランについては未発表だが、The Familyhood Nextsperienceというバンドのメンバーとして新シングル「To the Hilt」をリリース。このバンドには、フィッシュボーンとスイシダル・テンデンシーズのロッキー・ジョージ、それからソーシャル・ディストーションやイングリッシュ・ビートのメンバーが参加している。また、今週、ニューヨークでバッド・ブレインズのシンガーHRのためのチャリティにリビング・カラーのメンバーと参加するという。
フィッシュボーンは1985年のデビューシングル「Party at Ground Zero」以来日本では人気が続いている。彼らの初海外ライブは1986年7月の渋谷公会堂で、その後も印象的だったフジロックを含め、何度も日本に戻ってきている。

2022年に81歳で他界したサックス・プレイヤーの偉人、ファラオ・サンダーズの曲らが再注目されている。
近年のスピリチュアル・ジャズの流行により、サンダーズ、ジョンとアリス・コルトレーン、ロニー・リストン・スミス、ドン・チェリー、ユーセフ・ラティーフ等によるルーツが再注目されているのだ。
サンダーズは、この中でも特に日本とのつながりが深い。1966年には、未だに非常に高く評価されている17のライブをコルトレーンと日本で行っている。最も人気のあるレコーディングは1967年の『Tauhid』だが、この中には瞑想的な「ジャパン」というタイトルのナンバーが、「アッパー・エジプト」と共に収録されており、この辺りはロックバンドのMC5がコピーしている。また、1969年の『Karma』には32分の曲「The Creator Has a Master Plan」(ジャズミュージシャンだけでなく、サンタナやキング・クリムゾンのようなジャズに関係ないミュージシャンにもカバーされている)など。1998年には、「カズコ」というタイトルの美しい曲を録音している。
サンダースは多くの国際的なアーティスト等とのコラボレーションをしているが、その中に2003年には日本のバンド、スリープ・ウォーカーとトラック「The Voyage」を録音している。
近年、多くの若いジャズミュージシャンが、影響を受けたアーティストとしてサンダーズの名前を挙げるが、その中にカマシ・ワシントンやチップ・ウィッカム(今年フジロックに参加の予定)がいる。また、フジロックに今年参加するイギリスのアーティスト、フローティング・ポインツは2021年に大人気を博したアルバム『Promises』をファラオ・サンダーズと録音している。

待望だったヘイリー・ローレンの新譜『Dreams Lost and Found』が発売された。
中には、レオナルド・コーエンの「Dance Me to the End of Love」のカバー(すでにスポティファイ・プレイリストにて注目されている)、ビートルズの「The Fool on the Hill」、英語版の坂本九「上を向いて歩こう/Sukiyaki」や、素晴らしいオリジナル曲「Under the Same Moon」「More」他も収録されている。

日本発シューゲーズのベテラン、モノが5年ぶりに日本でライブを行う。このバンドはアメリカでインディーズレーベル、テンポラリー・レジデンスと契約して以来大きく成功し、世界中で100を超えるライブを行ってきた。11月20日に渋谷の0-イーストで、オーケストラ・ピトレーザと、また11月22日には大阪のヨギボー・ホーリー・マウンテンでバンドオンリーのイベントに参加する。

イギリスのインダストリアル・アーティスト、PIGが5月17日に新譜『Red Room』を発売する。
PIGは本名レイモンド・ワッツで、早くからインダストリアルミュージック(他にもパンク・ダンスミュージックとも呼ばれる)の旗手として活躍してきた。彼はシカゴのワックス・トラックス・レーベルと契約しており、ナイン・インチ・ネイルズともツアーをしている。後にドイツのバンドKMFDMの一員としても活躍。また、日本のバンドBuck TickともプロジェクトバンドであるSchaft and Scweinとして一時期活動していた。2001年、ワッツは櫻井敦司、今井寿とScweinとしてツアー実施。また、日本ではビクターと契約し、アンダーワールドのカール・ハイドとファッションデザイナーのアレクサンダー・マックイーンとコラボ。しばらく放蕩の限りを尽くした後、より強くなって戻ってきた。現在は、アメリカ・ヨーロッパにて積極的にツアーを敢行している。2024年は来日もあるかも?

4月3日、イギリスのジャズ・スター、チップ・ウィッカムが最新アルバム『Cloud 10』の特装版を日本のP-ヴァインレコードからリリースする。また、彼は今年のフジロックにも参加するとスマッシュからアナウンスがあったばかりだ。ウィッカムはフルート・サックス両方を演奏するユニークなスタイルで、ユーセフ・ラティーフやファラオ・サンダーズらの「スピリチュアル・ジャズ」や、ロバート・グラスパー、京都ジャズマッシブらの影響を受けている。
以前フジロックにはUKのジャズファンクバンド、ニュー・マスターマインドのサイドマンとして参加、またロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでは同じくゴンドワナレーベルのマシュー・ハルソールと共演している。

東京事変のギタリスト長岡亮介(別名 浮雲)とausことフラウレーベルのチーフであるフクゾノヤスヒコが『Layland』と題した素晴らしいEPをリリースした。このアルバムには幅広い音楽の影響が見られ、日本だけでなく海外でも好評を博している。

5月24日から26日、ヘイリー・ローレンがコットンクラブでライブを行う予定だ。演目としては、4月12日にヴィクターから発売となる新アルバム『Dreams Lost and Found』からの曲がメインになると見られる。
ヘイリーはアルバムからすでに3枚のシングルをリリースしており、3枚目は英語バージョンの「上を向いて歩こう」となる(英語表記は「Sukiyaki(You Took Your Love Away From Me)」)。彼女の使用している英語歌詞は1980年にヒットしたテイスト・オブ・ハニーのバージョンだが、よりスウィングのテイストを加えたポップ・ジャズ・アレンジとなる。