ビリー・ジョエルは、自分が「彼は私にとってクレイジーな弟のような存在」「怖いもの無し」と呼んだウォレン・ジヴォンをロックの殿堂に入れようという活動の主導権を握った。ジヴォンとジョエルはふたりともピアニストで、1999年に同じように起訴されている。ジヴォンは1994年からRNRHOFの対象だったが、なぜかホールから見過ごされてきた。ジヴォンのヒット曲としては「Werewolves of London」「Excitable Boy」「Excitable Boy」「Lawyers, Guns and Money」などが有名だが、他にも多くの曲が多くのアーティストによりカバーされている。ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンやジャクソン・ブラザーズも彼のファンだった。
Ivan Nevilleが20年来のソロ・アルバムをリリース
/ News All, リリースキース・リチャーズ、ボニー・レイット、そして自分のバンドダムスタファンクでキーボードを演奏するアイヴァン・ネヴィルが、4月21日、20年以来のソロアルバム『Touch My Soul』をリリースする。ニューオリンズのフレーバーに満ちたこのアルバムには、アイヴァンの父アーロン・ネヴィル、伯父のシリル・ネヴィル、トロンボーン・ショーティ、マイケル・マクドナルドやボニー・レイットが参加している。このアルバムにはオリジナル曲の他に、トーキング・ヘッズの「This Must Be The Place」のカバーも収録されているとのこと。
Eric ClaptonがJeff Beckのトリビュート・イベントを5月に開催
/ News All, ライブエリック・クラプトンが、ジェフ・ベックのトリビュート・イベントを、5月22日、23日に開催すると発表した。コンサートの参加者としては、クラプトン本人に加え、ロッド・スチュワート、ジョニー・デップらが名を連ねる。他にも参加する可能性があるとして、ビリー・ギボンズ、ゲーリー・クラークJr.、イメルダ・メイ、デレック・トラックスやジョン・マクラフリンらの名前も挙がっている。
Shonen Knifeが40周年記念アルバムをリリース
/ News All, ライブ, リリース大阪の強力なガールズ・バンド、少年ナイフが40周年を新譜『Our Best Place』をリリース、ヨーロッパで31日間のツアーを行う。多くのライブはすでに売り切れているそうだ。今年後半にはアメリカツアーも企画されている。
ファンクバンドのScary Pocketsが長期ツアーに
/ News All, ライブオールスター・ファンクバンドのスケアリー・ポケッツが、アメリカからヨーロッパに向けて、3月20日、長期ツアーを開始する。多くのライブのチケットはすでに売り切れているらしい。ロサンゼルスをベースに活躍するバンドはライアン・ラーマンとジャック・コンテの創造物で、二人以外のサイドメンバーは常に入れ替わるという形態をとっている。ラーマンは20代をベン・フォールズとのツアー、その後はマイケル・ブーブレや音楽ディレクターのジョン・レジェンドと過ごした。ジャック・コンテは作曲、映画製作、DJなど様々な職業を経験している。バンドの初期にはナールズ・バークレイの「Crazy」やニルヴァーナの「Come As You Are」、ビリー・アイリッシュの「Happier Than. Ever」、ハリー・スタイルズの「As It Was」などカバー曲のファンクアレンジを演奏していた。彼らの人気はユーチューブから上がっていく。今回のツアーバンドには、スーパー・ベーシストで最近ニック・キャンベル・デストロイズ・プロジェクトで成功を収めたニック・キャンベルが参加、ヴァルフペックのテオ・カッツマンとのコラボレーションで作った「Sunday」も演奏するという。
ジャズのWayne Shorterが他界
/ News All, R.I.P.ジャズ作曲家でサキソフォン奏者のウェイン・ショーターが89歳で他界した。ウェインが最初に世に出たのはアート・ブレーキ―との共演がきっかけだ。サックスを吹くだけではなく、楽曲の提供もした。彼のソロ・デビューは1960年で、アルバムのタイトルは『Introducing Wayne Shorter』。1964年にはマイルス・デイヴィスの2つ目の「Great Quartet(偉大なる四重奏)」と呼ばれるバンドに参加、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスと共演しつつ、ソロとしての作品発表もブルーノートから続けている。1966年の彼のアルバム『Speak No Evil』は多くから彼の最高傑作と評されている。このアルバムのジャケットには最初の妻、テルコ・(アイリーン)・ナカガミがフィーチャーされている。マイルス・デイヴィスの最も有名なアルバム「In a Silent Way」「Bitches Brew」にもウェインは参加している。1970年に、ウェザー・リポートをジョー・ザヴィヌルと結成、バンドは大きな成功を収める。1972年にはドラマーのバスター・ウィルアムズに仏教を紹介されて以来は仏教家としての活動にも熱心に行いつつ、ハービー・ハンコックのコラボレーターとしても頻繁に活動した。ティナ・ターナーはウェイン・ショーターに暴力的な夫、アイクから逃げるための安全な場所を提供してもらい、命を救われたという。ジャズマンとされながら、ジョニ・ミッチェルやドン・ヘンリーのトラック(スマッシュ・ヒットの「End of Innocence」)にも参加したり、ローリング・ストーンズやスティーリー・ダン(アルバム『Aja』のファーストトラック)など、ジャズ以外のジャンルでも活躍。ウェイン・ショーターは生涯で12のグラミー賞を受賞し、彼の作曲した「Footprints」「Infant Eyes」「Yes or No」はジャズのスタンダードとして愛されている。安らかに。
イギリス発Ladytronが今年のツアー予定を発表
/ News All, ライブ, リリースイギリスのバンド、レディトロンが新譜『Time’s Arrow』のツアーを今年開催することを発表した。
3月にはイギリスで、5月に北米の西海岸でのツアーを予定しているが、いくつかの日程はすでに完売しているという。夏のフェスティバル参加予定などはもうすぐ発表の予定。女性フロントの4ピースバンドがリバプールで結成されたのは1999年で、以来順調に成長。メジャー・レーベルでのリリースや、クリスティーナ・アギレラ、ギャング・オブ・フォー、ナイン・インチ・ネイルズ、ブロンディら大御所とのコラボでも成功を収めている。しかし、2011年にアルバム『Gravity the Seducer』をリリースすると、バンドは休止状態に入り、メンバーはそれぞれサウンドトラックや写真などを含む別々のプロジェクトで活動。2019年に『Ladytron』をリリース、2021年はツアー中に新型コロナで中止となったが、彼らの初期の曲「Seventeen」がティックトックで一大センセーションとなり、大きなリバイバルとなった。この曲の歌詞はモデルや芸能界のことを「彼らは17歳の私にしか興味がない、21になったらお楽しみは終わり」という歌詞がある。これがKポップやインスタグラム時代の若者に響いたのか、現在この曲はスポティファイで4千万回の再生数を誇っている。
ギタリストStephen Ulrichが新譜をリリース
/ News All, リリースニューヨーク発のギタリスト、スティーブン・ウルリッヒが新アルバム『Music from This American Life』をリリースした。このアルバムは人気のアイラ・グラスがパーソナリティとして全米500以上のラジオ・ステーションで放送されているラジオ・ショウ「This American Life」のサントラともなっている。ウルリッヒと彼のバンド、ビッグ・レイジーは番組にもレギュラー出演して、雰囲気のある、ムーディかつハード・ボイルドなサウンドを披露している。
PrimusのLes ClaypoolがFearless Flying Frogとツアーに
/ News All, ライブプライマスのメインマンを務めるレス・クレイプールが、サイドプロジェクトのバンド、フィアレス・フライング・フロッグとツアーを開始する。このバンドにはギターにショーン・レノン、サックスに昔からの仲間のスケーリック、パーカッションにマイク・ディロンが参加している。ライブでは、ピンクフロイドのアルバム『Animals』をフルバージョンで演奏するという。ツアー中は、ジェリー・ハリソンとエイドリアン・ブリューやフィッシュボーンなど、多くの前座バンドと組む予定。
Billy JoelがWarren ZevonをRNRHOF(ロックンロールの殿堂)にと活動
/ News Allビリー・ジョエルは、自分が「彼は私にとってクレイジーな弟のような存在」「怖いもの無し」と呼んだウォレン・ジヴォンをロックの殿堂に入れようという活動の主導権を握った。ジヴォンとジョエルはふたりともピアニストで、1999年に同じように起訴されている。ジヴォンは1994年からRNRHOFの対象だったが、なぜかホールから見過ごされてきた。ジヴォンのヒット曲としては「Werewolves of London」「Excitable Boy」「Excitable Boy」「Lawyers, Guns and Money」などが有名だが、他にも多くの曲が多くのアーティストによりカバーされている。ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンやジャクソン・ブラザーズも彼のファンだった。
Russ SolomonをRNRHOF(ロックンロールの殿堂)に
/ News Allタワーレコードの元従業員、元顧客、ミュージシャンや音楽業界の有志が集まって、ロックの殿堂にタワーレコードの創業者、ラス・ソロモンを参加させたいと活動をしている。
ラス・ソロモンは1960年にカリフォルニア州サクラメントでその後チェーン展開するタワーの最初の店舗を開き、最盛期には18か国に店舗を持ち、10億ドルの年商を誇った。
タワーでは音楽マニアを雇用(このスタッフから数々のミュージシャンが生まれた)し、音楽ファンに響く深い品ぞろえと、興味を掻き立てるような画期的な店内展示方法を編み出した。2006年にアメリカや各国のストアが廃止に追い込まれても、アイルランドと日本では店舗が残った。タワーの渋谷店は多くから、世界でも一番大きく、売り上げの大きい店舗と認められている。