ジャッ ク・ジョンソンがマット・コスタとカウカヒらと共に来日し、4月12日と13日に横浜赤レンガパーク野外特設会場でライヴを行う。先日リリースされたばか りのジャックのアルバム『スリープ・スルー・ザ・スタティック』はアメリカ、イギリス、アイルランド、オーストラリアで1位を獲得。アメリカでは最初に売 上げた37万5千枚の内37%がデジタルダウンロードだった。ジャックは来日公演後にオーストラリアへ飛び、サーファー/シンガーソングライター仲間の ウィル・コナーと共演する予定だ。

グラミー賞五冠を達成したエイミー・ワインハウスのアルバム『フランク』(2003年)、『バック・トゥ・ブラック』(2006年)、そしてデジタルダウ ンロード限定のライヴ・アルバム『アイチューンズ・フェスティバル・ロンドン』が、受賞以降セールス記録を大幅に更新している。ところが、2月20日に開 催されるイギリスのグラミー賞、ブリット・アワードにワインハウスは一切ノミネートされていない。イギリスは彼女の存在を無視しているのか?答えはノー だ。というのも、昨年のブリット・アワードですでに彼女の音楽は評価されており、アメリカがワンテンポ遅れて気がついただけの話である。今年のブリット・ アワードの最優秀イギリス女性ソロ・アーティスト賞にはバット・フォー・ラッシズ、ケイト・ナッシュ、KTタンストール、レオナ・ルイス、PJハーヴィら がノミネートされている。

女優スカーレット・ヨハンソンのアルバム『エニウェア・アイ・レイ・マイ・ヘッド』が、ライノ・レコードより5月20日にリリースされる。1曲以外は全て トム・ウェイツのカバーで構成されている同アルバム、うち2曲にデビッド・ボウイがゲスト参加している。プロデュースを手がけたのは、過去にヤーヤーヤー ズ、とライヤーズのプロデュース、そしてベックやナイン・インチ・ネイルズのリミックスも担当したTV オン・ザ・レディオのDavid Andrew Sitekだ。ヨハンソンによるとアルバムのためのツアー計画はまだ未定だが、可能性はあるとか。

サンフランシコ発の素晴らしいまでにユニークなバンド、ディアフーフに新たなセカンド・ギタリストとしてエド・ロドリゲスが加入した。ロドリゲスは、ディ アフーフのギタリストのジョン・ディートリックと元バンド仲間という関係だ。現在、最新アルバムの制作に取りかかっているディアフーフだが、この6月には クールでスペシャルな東京公演を計画中、近日中にその詳細が発表される予定だ。その合間を縫って、ヴォーカル/ベーシストのサトミ・マツザキは、インター ナショナルな人気を集める日本のバンド、テニスコーツのメンバーであるサヤ・ウエノとのコラボレーション・プロジェクト、ワンワンをスタートさせた。この パワフルな2人組は、先日サンフランシスコを拠点に展開するレコード店アクエリアス・レコードで初ライヴを行ったばかりだ。

080214_1マルチな楽器奏者ジミー・ラヴェル(彼の作品はアメリカのTVドラマ「The OC」や「CSI」などの挿入曲によく起用されている)率いる、郷愁的かつ大地を連想させる空気感を持つアルバム・リーフが今月末に来日する。今回、共に ステージに立つのは彼らの古い友人でサンディエゴ出身のピンバック。2月28日公演はすでに完売、新たにリキッドルームでの追加公演が2月29日に予定さ れている。

http://www.smash-jpn.com/band/2008/02_albumleaf/index.php

人気インディーズバンド、デスキャブ・フォー・キューティーの最新アルバム『ナーロ ウ・ステアーズ』が5月13日にリリースされる。今作の特徴である実験的な方向性は、カリフォルニア州ビッグ・サーの海に面した橋にちなんで命名された9 分間の曲「ビックスビー・キャニオン・ブリッジ」によく現れている。今後のデスキャブは、コーチェラとボナルーの二大フェスティバルを含め大規模なツアー を予定している。前作以降、メンバーのクリス・ワラがソロ・アルバム『フィールド・ミュージック』をリリース、そしてベン・ギバードはカート・コバーンの ドキュメンタリー映画『アバウト・ア・サン』のサントラを手がけるなど、個人での活動を行っていた橋については下記のリンクを

http://www.pelicannetwork.net/bigsur.bixby.bridge.htm

カ ルト的な人気を集めるロック・バンド、リプレイスメンツの初期アルバム3作品とEPが、追加音源を収録したリマスター盤として4月22日にライノ・レコー ドより再発される。追加音源にはT.レックスの「20th センチュリー・ボーイ」とグラスルーツの「テンプテーション・アイズ」のアウトテイク・バージョン、デモ、カバーなどが収録されている。

カ ントリーシンガーのドリー・パートンが腰痛のためにツアーの延期を発表した。この腰痛の原因は彼女の伝説的な巨乳の重みによるものだそうだ。バートンの最 新アルバム『バックワード・バービー』は2月26日にリリース、今回のツアーは彼女の回復を待って8週間遅れの4月末にスタートする予定だ。

プ ラチナム賞ラッパーのザ・ゲームが、公園でバスケットボールをして遊んでいた相手を銃で脅した罪で、60日間の禁固刑と150時間のボランティア活動に加 え、3年間の保護観察処分を受けることになった。本名ジェイセオン・タイラーのザ・ゲームは、これまでにも拳銃や麻薬絡みの問題を度々起こしてきている。 ワシントン州立大学にバスケットボール奨学生として在籍していたのは短い間で、麻薬に手を出したためにチームから除名されている。

UKの老舗レーベル=ニンジャ・チューンを代表するグループ、シネマティック・オーケ ストラが最新ライヴ・アルバム『Live At The Royal Albert Hall』を3月15日に日本先行でリリースする。2007年11月2日に英ロイヤル・アルバート・ホールで行なわれたプレミアム・ライヴの模様を収録し た内容だ。
またこのリリースを記念して明日、2月13日に東京・銀座のApple Storeで、先行試聴会を兼ねた入場無料のライヴ映像の上映会<The Cinematic Premiere>を開催、クラムボンのミトがスペシャル対談で出演することが急遽決定した。クラムボンはシネマティックの大ファンで2007年の全国ツ アーSEでシネマティックの楽曲を使用していたというだけでなく、現在絶賛公開中の初LIVEドキュメンタリー映画「たゆ たう-GOOD TIME MUSIC of clammbon-」でも数曲取り入れている。ミトと対談を行うのは、カルチャー雑誌「BRUTUS」等で活動しているライターの渡辺 克己氏。

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