ジャック・ジョンソンのレーベル、ブラッシュファイ ヤーよりコンピレーション・アルバム『サンキュー・グッドナイト』が先日リリースされた。同アルバムには、ボナルーやヴァグース・フェスティバルでレコー ディングされたブッシュファイヤー所属のエーエルオー、G.ラブ、マット・コスタ、マニー・マークらによるライブ音源を収録。加えて、ジャック自身による ライブ音源2曲の他に、ジャックと親交の深いシンガーソングライターのジョン・クルスとジャックの「アイランド・スタイル」のデュエット曲も収録されてい る。
シアトルを拠点に活動する日系アメリカ人のDJヘビーグラインダーが初のコンピレーショ ン・アルバム『リビング・ア・ドリーム』をリリースしたばかりだ。同アルバムには、ロビン(スウェーデン)、ノーザン・ステイト(アメリカ)、ブラック・ ゴースツ(イギリス)、ハティラス(カナダ)など世界的に人気の高いクラブ系アーティスト、そして日本のトモミ・ウクモリなどの音源が使用されている。 23歳のDJヘビーグラインダーは幼少時代を日本で過ごし、アメリカ移住後もモデルの仕事で来日したことがあるそうだ。
エイミー・ワインハウスが、今年度グラミー賞の年間最優秀アルバム賞と年間最優秀楽曲賞を含む6部門にノミネートされている。R&B人気の加速度 がスローなアメリカにおいて、今回のノミネート発表は予想外だったといえる。イギリスでプラチナム賞を受賞したエイミーのファースト・アルバム『フラン ク』(2003)は、アメリカではリリースされていない。また、セカンドの『バック・トウ・バック』(2006)は徐々にセールス記録が伸びたものの、ア メリカでのセールスは130万枚以下に留まったままだ。今回のノミネートは彼女をメインストリーム路線に浮上させることになるだろう。しかし、最近タブロ イド誌をにぎわせている彼女の飲酒や麻薬問題、過食症、逮捕歴、質の低いパフォーマンスやライブのドタキャンなど数々の奇行ぶりから、一部の評論家は彼女 のキャリアの終わりは近いと予想している。現在夫が服役中という状況下にあるエイミーは、マーク・ロンソン、ティンバランド、ベイビーシャンブルズ、 ジョージ・マイケル、プリンスらとレコーディングを行ったニュー・アルバム制作のためにライブ出演を休止している。
名盤と言われる1978年に発売されたニック・ロウのソロデビューアルバム“Jesus of Cool” がこの度アメリカで再発、2月19日に発売となる。オリジナルUK盤の収録曲にボーナストラック10曲と新たに書き直された解説書が加えられる。
解散した今でもカルト的な人気を誇るインディーロックバンド・ペイヴメントの創設者であるス ティーヴン・マルクマスが2008年3月4日にマタドールレーベルより最新アルバム“Real Emotional Trash”をリリースする。今作はStephen Malkmus and the Jicksに新メンバー、元スリーター・キニー(Sleater-Kinney)の Janet Weissが加わった初の作品。またマルクマスは曖昧ながらツアーを行う予定だと明かしており、アルバムを発売後近辺で来日公演を行うかもしれない。
アフリカのアーティスト達によるU2のトリビュートアルバム“In the Name of Love: Africa Celebrates U2”を4月1日がリリースされる予定。アンジェリーク・キジョーやキザイア・ジョーンズ、トニー・アレン、レ・ヌビアン、シエラレオネ・レフージー・ オールスターズ、ソウェト・ゴスペル・クワイヤなどが多くのアーティストが参加している。
ご存知のようにU2のボノは以前よりアフリカの貧困とエイズ撲滅のチャリティー活動を支援し続けている。もっとも最近の活動は(PRODUCT)RED キャンペーンである。
レディオヘッドが現在行っている最新アルバムのダウンロード配信を2007年12 月10日をもってクローズすると発表した。今後このアルバム『In Rainbows』は世界各地でCD盤にて発売される。日本は世界に先行して12月26日より発売、どうやら日本公演も間もなく発表になりそうなので、ま すます今後の動向から目を離せない!
イギリスの話題のシンガー ケイト・ナッシュが間もなくアメリカでもCDをリリースし、ツアーを行 う。彼女は現在ヨーロッパをツアー中、公演は軒並みソールドアウトになっている。アメリカツアーの後はオーストラリア最大のロックフェスティバルBig Day Outに出演する。
ケイト・ナッシュは階段から落ちて人生で初めて足の骨を折り、お見舞いとして友人にプレゼントされたギターを手にした のがきっかけで作曲をはじめた。その完成した曲をいくつか〝マイ・スペース〟にアップしたところ、リリー・アレンの時と同様、彼女の音楽に魅せられた人々 が自分のマイ・スペース フレンドに登録するなどして口こみで彼女の存在をひろめ、その活動をサポートした。並行して話題のインディーズMoshi Moshiレーベルから限定1,000枚の7インチをリリースするなどのインディーでの活動もしており、同レーベルも彼女の活動を良くサポートしていた。 それらのおかげでケイトはメジャーレーベルのPolydorと契約し、今やUKミュージックシーンの注目の新人となりデビューアルバム『MADE OF BRICKS』はUKチャートで1位を獲得するに至った。
超人的ギタリストChuck GarveyとAl Schnierを中心とした世界最高峰のジャムバンド、モーが早くも2008年1月9日にニューアルバム『スティックス・アンド・ストーンズ』をリリースする。
国民から敬愛されているタイのクミポン国王が本日80歳の誕生日を迎えた。尊厳と恩恵、慈悲の心で国民に接し今年で在 位60年目になった国王は実は音楽家でもある。国王の主な仕事はタイ国民の幸せを手助けすることであるが、国王の趣味が音楽、特にジャズ、中でもニューオ リンズジャズに入れ込んでいるのは公になっている。国王はスイスのローザンヌ大学に留学中には音楽を学び、クラリネットやトランペット、サックス、トロン ボーン、ギターにピアノを演奏するほか作曲も行う。またベニー・グットマンやジーンクルーパ、ライオネル・ハンプトン、メイナード・ファーガソンといった 一流ジャズプレイヤーと演奏した経歴も持っている。