シンディ・ブレンズが、シドニーとして復活した!
シンガー・ソングライターのシンディ・ブレンズを覚えている方もいるだろう、70年代後半に批評家からも絶賛され、商業的にも大成功だった2枚のアルバムを出版した彼女は、ボブ・ディランのローリング・サンダーの一部としてツアーに参加していた途中で、エルトン・ジョンの2つの長期ツアーに参加するというほど引っ張りだこだった。グラミー賞にもノミネートされ、ロッド・スチュアートのバック・コーラスを務め、ミュージカル映画『グリース』では3曲でリードシンガーを務めた。
その成功にも関わらず、シンディはいつも自分自身に対して不自然さを感じていたという。3、4歳の頃には、自分は女性の体の中にいる男性だと確信していた。しかし、80年代には結婚して2人の子供を授かり、この頃には音楽業界からはほぼ身を引いていた。1999年には、アルバム『Somewhere Between Heaven and Earth』で復帰。11歳の娘ジェシーが、3年間の癌との闘病の末亡くなった。この経験が彼女に、ホルモン治療と性転換手術を受けることを決意させ、2012年には名前もシドニーと変更(通常Sidneyというスペルの男性名と同じ発音)。
現在、彼女は自分の歴史と音楽をワンマンライブに変えてツアーを行なっている。

ペルーの伝説的シューゲーズバンド、Resplandorが再結成して活動を再開した。5月18日にはリマでスロウダイヴと共演する予定。
スロウダイヴ自身、5月22日に22年ぶりのアルバム『Dead Oceans』をリリースする。スロウダイヴは今年、すでに売切れ多数の北米ツアーを敢行予定。また、ラテンアメリカツアーでは、リマの他にもチリのサンチアゴ、ブラジルのサンパウロ、アルゼンチンのブエノスアイレスに向かう。ヨーロッパでもツアーをするが、最近フジロックのラインアップにも記名。フジロックの最近のリスティングをチェックすると、コーネリウス、ザ・ストライプス、ジェイク・シマブクロ、デデマウス、Ogre You Assholeに加えてスロウダイヴの名前が掲載されているはずだ。

LAのメタルバンド、ラットが再結成し、5月10日から14日には来日ライブを行う。
1976年、ミッキー・ラットとして最初に結成(名前の由来は、ロバート・アームストロングによるミッキー・マウスのパロディ)。1982年に北米とイギリスでインディーズとしてリリースされた最初のEP前1年ほどは、このヒットメーカーたちもうまく馴染まなかったようだが、このEPがメジャーデビューアルバム『Out of the Celler』へ、そしてそのシングル「Round and Round」や「Wanted Man」などの爆発的な人気につながり、百万枚を超えるセールスを記録。スティーヴン・パーシーのブルージーな声と端麗な容姿、速く激しいギター、そしてセクシーな女性たちとのビデオは大ヒットとなり、ラットのセカンドアルバム『Invasion of Your Privacy』もトップテン入りした。サードアルバム『Dancing Undercover』は期待外れと言われながらも百万枚を売り上げ、1987年のポイゾンとのツアーはその年最大のツアーとなった。他にもマディソン・スクエア・ガーデンや東京ドームでのコンサートなど、多くの成功を収めている。しかし、バンドは徐々に問題に直面していく。1991年には日本ツアーの途中でギタリストのロビン・クロスビーが薬物濫用でクビになり、その後メンバーはそれぞれの道を模索することになる。そこからは状況は悪くなるばかりだった。1997年から、何度も再結成しては失敗し、メンバー同士の法廷沙汰が勃発。2001年にはギタリストのクロスビーがヘロインの過剰摂取で死亡した。現在のバンドは、長期メンバーのパーシーと、ギタリストのウォーレン・デ・マルティーニ、ベーシストのフアン・クルーシェに、クアイエット・ライオットで有名になったギタリストのカルロス・カヴァーゾ。

ニューオーリンズのバンド、ザ・レジエーターズのデイヴ・マローン、レジー・スキャンラン、カミーユ・ボードアンに加え、ネヴィル・ブラザーズで活動する35歳のドラマー“ミーン”・ウィリー・グリーン、ジョン・“パパ”・グロウズによる伝説のスーパーグループ、モンキー・ランチが再結成ライブを3日間限定で行なう。

ビリー・コーガンとダーシー・レッキーが和解したことで、いよいよスマッシング・パンプキンズのオリジナルメンバーによる完全再結成が実現する可能性が出てきた。1985年に結成されたバンドの創設メンバーだったダーシーだが、コーガンに“助けの手を借りようとしない性悪な薬中”と愛想をつかされてバンドを追放された。ジェームス・イハとコーガンの間にも確執があったが、最近になって関係を修復したようだ。ここ数年では、コーガンは初代ドラマーのジミー・チェンバレンなど様々なパンプキンズのメンバーとツアーを行なっている。ちなみに、チェンバレンも麻薬に溺れ、1996年にヘロインの過剰摂取で死にかけたことがある。

しばらくの間ライブを行なっていなかったグレッグ・キーン・バンドが演奏活動を再開し、セットリストで新曲を披露している。元々バルチモア出身のグレッグだが、サンフランシスコのベイエリアに移住してミュージシャンとしての地位を築いた。キャリア初期には、バークレーにある老舗レコード店Rather Rippedの店員として働いていた。Rather Rippedがパティ・スミスの初の西海岸ツアーを後援したのがきっかけで、グレッグはパティのオープニング・アクトとして演奏するチャンスに恵まれた。また、ブルース・スプリングスティーンの曲を初めてカバーしたアーティストの1人としても知られるグレッグは、「フォー・ユー」の素晴らしいカバー・バージョンをレコーディングした。地元で一躍スターになった彼は、1983年に自身のシングル「ジェパディ」がチャートのトップ10にランクイン、1986年には「ブレイクアップ・ソング」が大ヒット。当時は無名だった地元のギタリスト、ジョー・サトリアーニをバンドに迎えた。その後、グレッグは小説家およびラジオDJとしても成功を収めている。

リヴォルティング・コックスがWax Trax!からリリースしたアルバム『ビッグ・セクシー・ランド』の30周年を記念して、数人のオリジナルメンバーによる再結成ライブを行う。ザ・コックス(The Cocks)名義で行なわれるこのミニツアーでは、アメリカで6日間の公演を予定している。再結成メンバーは、フロント242のリチャード・23、リュック・ヴァン・アッカー、クリス・コネリー、ポール・ベイカー。1987年から93年にかけてリヴォルティング・コックスでベース、キーボードとプログラミングを担当したポールは、ミニストリーの中核としても活躍し、最近ではトゥール/パーフェクト・サークルのメイナード・ジェームス・キーナンによるプロジェクト・バンド、パシファイヤーのツアーに参加した。ザ・コックスのミニツアーは9月16日のニューヨーク公演が初日となる。

ドリーム・ポップ、シューゲーザー・バンドと呼ばれるラッシュが再結成し、EP盤『Blind Spot』をリリース、ツアーの準備をしている。最初のライブはUKで、次の月にはロンドンのラウンドハウスの予定だが、すでにチケットは完売して、新たに日程が追加された。その次の週にはアメリカのコーチェラ・フェスティバルに参加、他にもアメリカで幾つかのライブを予定している。
この4ADバンドはロンドンで1987年に結成。1996年に解散し、最後のライブは日本で行った。解散1ヶ月後、ドラマーのクリス・アクランドは両親の家で首吊り自殺を図った。その後、ベーシストのフィル・キングは音楽活動を活発に続け、ジーザス&メリーチェインのベーシストとしてツアーに参加していた。
新結成したバンドでは、エラスティカのジャスティン・ウェルチがドラムとして参加。
ラッシュがリリースした3枚のアルバムは、すべてがUKチャートのトップ20にランクインしている。

再結成したLCDサウンドシステムがコロムビアと契約した。LCDサウンドシステムは2011年に解散して、再結成に至る。カムバックライブはカリフォルニアで行われるコーチェラ・フェスティバルで、その後は広域ツアーを開催する予定。

イジー・ストラドリンが、再結成のガンズ・アンド・ローゼスに復帰すると正式に発表した。幾つかのライブには参加しない可能性もある。
ドラムに関してはまだ交渉中の模様で、マット・ソーラムが有力視されているものの、オリジナルメンバーのスティーブ・アドラーがスポット参加すると見られている。