5年間の活動期間中に3枚のアルバムをリリースしたイギリスのバンド、レイクスが解散することを発表した。ブリティッシュ・テイストのカジュアルなファッションで注目を集めた彼らは、ディオール・オムのファッション・ショー音源作曲やフレッド・ペリーの広告に出演。毛皮の使用に反対してバーバリーの広告出演を断るなど、ファッション業界関連ネタで目立つことが多かった。

フィル・コリンズが今後ドラムの演奏を一切行わないことを発表した。理由は、彼の演奏スタイルが原因 で損傷した背骨の痛みが悪化し、ドラムスティックを握ることすら不可能になったためだ。シンガーソングライターとしてのソロ・キャリアで最もよく知られる コリンズだが、最初に有名になったのはジェネシスのドラマーとして活動していた頃だった。

リトル・フィートのドラマーのリッチー・ヘイワードが肝臓癌の治療に専念するためにバンドを脱退。現在、高額な検査、治療、そして人工透析の費用と直面している状況だ。リトル・フィートを1969年に共同結成したヘイワードは、これまでにボブ・ディラン、ロバート・プラント、矢野顕子、エリック・クラプトン、トム・ウェイツなど幅広い一流アーティストと演奏をしてきている。

ポップなサウンドを展開するビジュアル系バンドのアン・カフェが、2010年1月4日の武道館公演の後しばらく活動を休止することを発表した。バンドは結成してからの6年間で、日本国内および海外で根強いファン層を築いてきた。

バリー・“ザ・フィッシュ”・ミルトンが、61歳の若さでカリフォルニア州ヨロ郡の弁護士職から引退することが明らかになった。ミルトンは、バークレー出 身のバンドのカントリー・ジョー(シングル「ノット・ソー・スウィート・マーサ・ロレイン」が1967年にヒットし、同年にモンテレー・ポップ・フェス ティバル、1969年にウッドストックに出演。これがきっかけで、「フィール・ライク・アイム・フィクシン・トウ・ダイ・ラグ」が反戦争アンセムとして広 がった)とフィッシュで活動するミュージシャンとして有名になった。その後、ミルトンは大学や法科大学院を卒業しなかったにも関わらず弁護士の道へ進む。 そのかたわらで、サンフランシスコのベイ・エリアのサイケデリック・バンドと演奏活動を続け、ビッグ・ブラザー&ザ・ホルディング・カンパニーの ピーター・アルビンとコラボレーションを行っていた。

5 月で60歳になるベテランドラマーのビル・ブラッフォードが、ライヴ・パフォーマンスから引退したことを明らかにした。レコーディング活動は継続するかた わらで、3月には自伝を出版する予定だ。キング・クリムゾン、イエス、ブランドXで活動した経歴を持つブラッフォードは、その他にもアラン・ホルズワース との共演や、自身のバンドであるアースワークスで演奏活動を行なっていた。

フィル・コリンズが、音楽業界から引退し今後アルバムリリースやツアーを行うつもりはないことを発表した。引退後も持って生まれた性分の曲作りは続けてい く意向だが、自由になる時間でアラモの戦い(テキサス独立戦争中の1836年にメキシコ共和国軍とテクシャン反乱軍の間で行われた戦闘)記念品収集など興 味のあることに挑戦していきたいと述べている。

コリンズはジェネシスのメンバー、ソロ活動、有名ミュージシャン達とのコラボレーション、 映画音楽などで多大な成功を収め、数々のミリオンセラー作品を世に送り出してきたグラミー賞受賞アーティスト。彼のキャリア最大の謎は、誰もが彼を才能あ るミュージシャンと認めているのにも関わらず、評論家達の作品に対する評価が一般的なものとは極端に違うところだ。例えば、ジェネシスの『ナーサリー・ク ライム』(1971)や『セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド』(1973)は、大ヒットからは程遠くアメリカでリリースされなかったアルバムだ が、評論家達は作品中のコリンズのドラムテクニックを頻繁に絶賛の的にしてきた。また、コリンズによるジャズ・フュージョン/プログロック・バンドのブラ ンドX名義の作品も、巨匠ロバート・フリップやブライアン・イーノと手がけた作品同様に高い評価を受けている。

その反面、評論家達の間で 不評なのはコリンズの大ヒット曲「サッシーオ」(イギリスで1位を獲得、プリンスの「1999」のパクリで過剰プロデュースという声も)、「ユー・キャン ト・ハリー・ラブ(邦題:恋はあせらず)」(シュープリームスの曲のカバー、アメリカで1位を獲得)、「グルービー・カインド・オブ・ラヴ」(60年代に ヒットしたマインドベンダーズの曲のカバー、オリジナルの持つグルービー感と魅力は失われたがイギリスとアメリカで1位を獲得)。

初代メンバーではなかったコリンズは、ジェネシスに1970年から1996年まで在籍し、2007年にはメガ・ツアーのために再加入。1981年にソロ活動をスタートし、2003年には”ファースト・ファイナル・フェアウェル・ツアー”と銘打ったツアーを行っている。

スウェーデン出身のスーパーハード・ロックバンド、ヘラコプターズの最新アルバム『ヘッド・オフ』が今週トイズ・ファクトリーよりリリースされる。夏のフェスティバル出演まで続くツアー後に解散を予定している彼らにとって最後の作品となる。