イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家、ミステリアスなストリート・アーティストのバンスキーが『エグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ』というタイトルの映画製作を計画している。グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取るバンスキー、最近になりイギリスに同じ名前の中年メンバーによるセミプロ・バンドが存在することが発覚した。このバンドはバンド名を変更する交換条件としてバンスキーの絵を手に入れたそう。この絵はザザビーズに持ち込ちこまれた3千万円以上の価格が付けられている。
昨年のサマーソニックにも来日し、その後活動休止となったナイン・インチ・ネイルズ が、塚本晋也監督の最新アクション・ホラー『鉄男 THE BULLET MAN』(5月22日公開)のエンディングテーマに書き下ろしの新曲「THEMEFOR TETSUO THE BULLET MAN」を提供することがわかった。映画への楽曲提供は、デヴィッド・リンチ監督『ロスト・ハイウェイ』(97)以来、実に13年ぶり。トレント・レズナーは、塚本監督にファンレターを送り、ビデオ・クリップの監督を依頼したこともあるほど塚本監督の大ファンだそう。映画音楽を手がけたのは前作に引き続きメタル・パーカッション・ユニットDER EISENROSTで活動している石川忠。迫力のサウンドと映像の一体感楽しんで欲しい。
ソニック・ユースが仏映画『ライツ・アウト』のサントラ制作に参加した。1992年を舞台に学生達の姿を描いた同作品は来月カンヌ映画祭で上映される。
ソフィア・コッポラ監督の最新映画『サムウェア』のサントラにフランスのオルタナティヴポップ・バンドのフェニックスが起用される。現在ヴォーカルのトーマス・マーズとソフィア・コッポラは交際中で、二人の間には女の子がいる。
レディオヘッドのシングル「ラスト・フラワーズ」が中島哲也監督の最新映画『告白』の挿入歌として起用されることが明らかになった。映画は湊かなえ著のベストセラーが原作。松尾貴子が主演をつとめる。