2012年はJanis Joplinが多方面で活躍
ここ最近、ジャニス・ジョプリンへの関心が再び高まっている。まず作品では、今年3月に未発表音源『ライブ・アット・ザ・カルーセル・ボールルーム』とジョプリンの最高傑作『パール』拡張盤がソニーからリリースされた。劇場ではジョプリンの遺産管理団体の許可の元で『ワン・ナイト・ウィズ・ジャニス・ジョプリン』というミュージカルがクリーブランドで開幕。ジョプリンの妹による著書『ラブ・ジャニス』の劇場版も巡業で成功を収めている他、同作品の映画化も噂されている。また、2006年から製作延期になっていたペネロペ・ スフィーリス監督によるジョプリンの伝記映画『ザ・ゴスペル・アコーディング・トゥ・ジャニス』の主演がようやくズーイー・デシャネル(『あの頃ペニー・レインと』、『ニュー・ガール/ダサかわ女子と三銃士』)に決定し、2012年に公開が予定されている。元々ジョプリンの人生を描いた『ザ・パール』という伝記映画になる予定だったが、著作権の問題などでジョプリンをモデルにした作品にとどまったベット・ミドラー主演の大ヒット映画『ローズ』(1979年)以来となる本格的なジョプリン伝記映画の今作に期待が寄せられている。