Break Up Ticketmaster CoalitionがTicketmasterとLive Nationの値上げに反対

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ブレーク・アップ・チケットマスター連合という活動家が徐々に注目を集めている。この連合は、チケット販売会社のチケットマスターと、関連のプロモーター会社のライブネーション(正式にはライブ・ネーション・エンターテイメント)が非良心的な事業展開をしていると主張し反対運動を展開している。
この2社は2010年に業界の多くの反対を押し切って合併。これにより、チケット発行や会場の金額に独占的な権利を有することになった。チケットマスターはその後着実にチケットの金額を吊り上げた。「プラチナチケット」を作り、良い席を高額で販売する、または「ダイナミック・プライシング」という名前でチケットのベース金額を調整し、よく売れるチケットを高額に設定する(ブルース・スプリングスティーンのチケットは一枚5000ドル以上した)、「オーダー・プロセシング・フィー」という名前でよくわからない手数料を取るなどの手口が使われている。最近、バイデン大統領が飛行機会社について「隠れた適当な料金」をチャージしている、と発言したことから、音楽ファン等は、バイデン大統領が音楽業界にも目を向け、力のある政治家がチケットマスターとライブネーションの解体に動いてくれないかと期待をかけている。ライブネーションは北米だけでなく、多くの国でコンサート業界を牛耳る存在だ。ドイツ、スペイン、ブラジル、フィリピンやカナダにも支社がある。日本でも活動しており、最近ではレッド・ホット・チリ・ペッパーの日本ツアーを手掛け、東京ドームでの公演のチケットは1枚1万8千円から5万円という高額になった。