レディトロンがシングル「City of Angels」をリリースし、同時に新譜『Time’s Arrow』をリリースする予定だと発表した。レーベルはクッキング・ヴァイナルで、2023年1月20日に発売となる。バンドは同時にグラスゴーでUKツアーを開始、1月の間に故郷のリヴァプールで11のライブを予定している。このエレクトロバンドのリーダーは女性ヴォーカリストのヘレン・マリーとミラ・アロヨ。彼らのバンド名は、ロキシー・ミュージックのデビューアルバムに収録されている曲「レディトロン」からとられている。ロキシーのメンバーだったブライアン・イーノはバンドを絶賛。2009年には「レディトロンは、僕にとってはイギリスのポップ史上最高のバンドだ」とコメントしている。彼らの曲で、一番有名なのは「Destroy Everything You Touch」で、スポティファイで2000万ストリーミングを記録している。

ニック・キャンベル・デストロイズが二枚目のシングル「Sunday」をリリース。この曲はスーパー・クールなインディ・バンド、ヴルフペックのテオ・カッツマンとの共作だ。屈託のない日曜日への称賛を、ファンキーでファニーな曲となった。ニック・キャンベルはこれまでスタジオ・ミュージシャンとして著名だったが、今年からはライブやレコーディングも自分の名前で開始している。

ベーシストの象徴、伝説のファンク・ロックバンドプライマスのリーダーのレス・クレイプールが、サイド・プロジェクトとして参加しているバスタード・ジャズでツアーを開催中。クレイプールは、ビブラフォン奏者兼パーカッショニストのマイク・ディロン(リッキー・リー・ジョーンズバンドのリーダーでもある)、サキソフォンの巨人スケーリック、ギャラクティックのドラマー、スタントン・ムーアと、以前から幾度かこの名前で演奏をしている。ムーアが他で演奏する予定の12月は、フランク・ザッパの元ドラマー、ヴィニー・カリウタが参加の予定。
音楽活動だけでなく、クレイプールはカリフォルニアのセバストポリで、評価の高いワインメーカーの Purple Pachyderm を経営している。

11月5日、ザ・ワイルド・ハニー・ファンデーションがロサンゼルスでパワー・ポップの伝説、ビッグ・スターのトリビュートを開催する。バンドのドラマーで、唯一生き残っているメンバーのジョディ・ステファンズも参加の予定。他にもREMのマイク・ミルズやバングルズのスザンナ・ホフス、dBズのクリス・ステイミー、ウィルコのパット・サンソム、ポージーズのジョン・オウアらが参加の予定だ。ザ・ワイルド・ハニー・ファンデーションは1994年の自閉症の研究のために多くのミュージシャンが賛同して設立。彼らのイベントは非常に評価が高く、今回も1400席の会場がすぐに満席になること間違いなしだ。

メジャーレーベルが日本のつまらないアイドルをアメリカで売り出そうと懸命にしかけているのをしり目に、日本の音楽としてはジャズドラマーの石川晶が人気を集めている。20年前に他界した石川だが、Aquarium DrunkardやSnows Ov Gethenのような音楽サイトでの良好なレビューを受け、人気が上昇。作品もイギリスのレーベル、ミスター・ボンゴやイタリアのシンデリックなどで再発行されている。

日本のサイケデリックバンド、幾何学模様は、ほぼノンストップで世界ツアーを敢行し、多くのファンを獲得した。5人組のバンドはオリジナル曲、オリジナルレーベル(グルグル・ブレイン)で勝負し、自らをマネージメントし、アムステルダムにオフィスを構えている。

今回、バンドは無期限の活動中止と、現在のアルバム『Kumoyo Island(クモヨ島)』を最後にアルバム制作の終了をアナウンスし、多くのファンを驚かせた。これにより、彼らのライブのチケット入手がますます難しくなっている。

わずか数年前、サンフランシスコではローカルバンドのシュガー・キャンディ・マウンテンの前座を務めていた彼らだが、今度のサヨナラコンサートではワンマンで、1400席のカストロ・シアターでは充分な席数が確保できず、2300席確保できるウォーフィールド・シアターに会場を移動したという。

インダストリアル・ミュージックのパイオニアと呼ばれるPIGが新譜『The Merciless Light』をメトロポリス・レコードからリリースした。このアルバムはプロディジーの元ギタリスト、ジム・ホワイトや、PIGと同じく元ドイツのインダストリアルバンド、KMFDMのメンバーで、以前も共演しているエン・エッシュがコラボで参加している。PIGはイギリスのミュージシャン、レイモンド・ワッツの別名で、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、フィータス、アンダーワールドのカール・ハイドや日本のバクチクらとのコラボレーションでも知られている。

テナー・ジャズサックスの偉人だったファラオ・サンダースが81歳で他界した。サンダーズが最初に音楽界で注目されたのは、ジョン・コルトレーンとの共演だった。彼らはカリフォルニア州オークランドで出会い、1965年に『Ascension』の録音でコラボ。本人名義でのアルバムでは、一部彼の日本や中東への旅から影響された強い精神世界からの影響を露わにしていた。
彼はセシル・テイラー、クララ・ブレイ、ロニー・リストン・スミス、セシル・マクビー、スタンレー・クラーク、ソニー・シャーロックやビル・ラズウェルを含む多くの著名なアーティストとも共演していた。2003年には、スリープ・ウォーカーという日本のバンドとも共演し、2020年にはイギリスのミュージシャン、フローティング・ポイントとの共作でマーキュリー賞を受賞していた。

訃報:Ramsey Lewis

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ジャズの偉人、ラムゼイ・ルイスが87歳で他界した。ルイスはシカゴの貧困の中で育ったが、教会の聖歌隊の音楽家だった父から早くにピアノを学び始める。彼は最初のアルバムを1956年にチェス・レコードから出版、そこからバードランド、ヴィレッジ・ヴァンガードやニューポート・ジャズ・フェスティバルでの演奏につながっている。しかし、彼の最も知られている作品は1965年のインストゥルメント曲「The In Crowd」だろう。1968年、1969年には日本でレコーディングしたライブアルバムをリリースしている。1074年、彼の「Sun Goddess」と1976年の「Tequila Mockingbird」はアース・ウィンド・アンド・ファイアのモーリス・ホワイトがプロデュースし、バンドのメンバーも多く参加した。彼には5枚のゴールド・アルバムがあり、グラミー賞も3度受賞している。彼はDJや音楽の教育者としても活動していた。
安らかに。

 

トミー・ゲレロが、2021年11月にリリースしたアルバム「Sunshine Raido」のツアーで日本に再来日、14公演を予定している。元スケート・ボーダーのミュージシャンのツアーは9月29日に開始、日程には10月15日の鹿児島、グッド・ネイバー・ジャンボリーなどが含まれ、ツアーファイナルは10月17日、東京のデュオ・ミュージック・エクスチェンジの予定だ。

追記:トミー・ゲレロの日本ツアーは、ビザの問題が発生したため来日ができず、全日キャンセルとなった。