世界的ベストセラーとして知られるイギリスの官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」がついに映画化され、2月13日に全米で公開スタートする。サントラには、ビヨンセ、ダニー・エルフマン(2曲)、ローリング・ストーンズの「ビースト・オブ・バーダン」やアニー・レノックスによる「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」のカバー・バージョンをはじめ、ジェシー・ウェア、エリー・ゴールディング、ザ・ウィークエンド、ローラ・ウェルシュ、エイウォルネイション(AWOLNATION)、ヴォルツといった新進気鋭のアーティストの楽曲も収録されている。

シム・レッドモンド・バンドの曲「ライフ・イズ・ウォーター」が、水圧破砕での天然ガス採掘法「フラッキング」に反対する運動のアンセムとして一部の間で使われている。バンドの拠点地であるニューヨーク州は2014年12月にフラッキングを禁止した。反対運動「 アーティスト・アゲンスト・フラッキング(Artists Against Fracking)」に名を連ねているミュージシャンには、シム・レッドモンド・バンド、ナタリー・マーチャント、ジョーン・オズボーン、メデスキ、マーティン・アンド・ウッド、ミシェル・ンデゲオチェロ、ヨーコ・オノ、ショーン・レノンらがいる。

AKB48、ジャニーズ、Exile、演歌歌手らが出演した第65回紅白歌合戦は予想を裏切らずに退屈極まりない内容だったが、昨年に国内外で大躍進を遂げたのがメタルダンスユニットのベイビーメタルだ。オリコンチャートでは4位に食い込み、サマソニと武道館でのライブをはじめ、ヨーロッパ各地のメタル・フェスに出演し、レディー・ガガのワールドツアーのアメリカ5公演でサポートアクトをつとめた。また、シングル「Gimme Choco」のMVはYouTubeで2千万回以上の再生回数を記録し、世界中にファン層を拡大させた。ここまで高い知名度を確立した邦人アーティストは坂本九以来だと言われている。1月7日にライブ・アルバム『LIVE AT BUDOKAN ~RED NIGHT & BLACK NIGHT APOCALYPSE~』をリリースしたばかりの彼女たちは、現在はイギリスの話題のメタルバンド、ドラゴンフォースとのコラボ作品をレコーディングしているそうだ。