「ロックの創始者」として知られるチャック・ベリーが90歳で他界した。他の誰よりもロックという音楽に大きな影響を与えた人物だった。
エルヴィス・プレスリーの方が有名かもしれないが、プレスリーはほぼ自分以外の人間が書いた曲を演奏し、ギターも演奏するためというより小道具として扱っていた。対するチャック・ベリーは自分で歌詞を書き、その曲はボブ・ディランをして「ロック界のシェイクスピア」と言わしめた。また、彼は独特のギター・スタイルを確立し、多くのロック曲の基礎となった。ビートルズ、ローリングストーンズはチャックに多大な影響を受けており、彼の曲のカバーも多くレコーディングしている。
しかし、人気絶頂の時、14歳の少女と性的な関係を持って他州に連れ出したということで逮捕されてしまい、この経験は彼を疑心暗鬼にさせた。多くの知人が、彼の初期の曲に溢れていた、明るくてユーモアいっぱいの人柄が薄れてしまったようだと話している。
収監された後も、主にオールディーズのサークルで音楽活動を続け、リハーサルなしの、現地で選ばれたバンドと共演、ステージごとに支払いを要求するスタイルを続けた。
彼の「Johnny B. Goode」はロックの歴史で最もカバーされ、他にも多くの曲がロックのスタンダードとなっている。
安らかに。

少年ナイフが、北米ラーメン・アドベンチャー・ツアーを準備中だ。
食べ物(と動物)の曲を書くことで知られている少年ナイフなので、このツアータイトルも驚きではない。現在北米では一大ラーメンブームということもあって、便利なファストフードとしてラーメンをメニューに載せる店から、アートとして扱い、そのスタイリッシュな一杯に1500円から1800円の値段をつけるような店まで様々だ。
このツアーの中で、少年ナイフは様々なラーメンにまつわるイベントを企画しているらしい。
ツアーの最初はボストンのホジョコという居酒屋スタイルスポーツバー/レストランで、ヴァーブ・ホテルの一部。ツアーの終わりは5月27日、ロサンゼルスの予定。