3月 29 2017

Paul McCartneyがGreg Kurstinと新譜を作成

ポール・マッカートニーが新たなソロ・アルバムを、プロデューサーのグレッグ・カースティンと作成中だと明らかにした。クルスティンは、未だに知名度はそれまで高くないものの、世界でも有数のトップ・プロデューサーだ。カースティンが最初にバンドを組んだのは12歳の時、クラスメイトのドゥイージル・ザッパとの二人バンド。その後、チャールズ・ミンガスとの仕事で有名なジャズ・ピアニストのジャッキー・バイヤードに師事し、音楽への造詣を深めた。
のちに、デヴィッド・バーンのルアカ・ボップ・レーベルで歌うことによってカルト的なステータスを得るバンドGeggy Tahを結成。また、その後にもローウェル・ジョージの娘イナラ・ジョージとThe Bird and the Beeというユニットを組み、日本にも何度も訪れて人気を博している。
彼は他にもアーティストに楽曲提供したりプロデューサーとしても活動、リリー・アレンのプラチナ・アルバムで頭角を現している。それからは、ララ・デル・レイやケイティ・ペリー、Sia、ベック・アンド・ピンクなどと仕事を重ねている。また、彼は他にもアデレの『25』アルバム中、3曲を共著し、プロデュースしている。

3月 29 2017

Primitive Raceが新譜に着手

オルタナティブ・ロック・バンドのプリミティブ・レイスが、前回と同じくメトロポリス・レコードから発売予定のアルバム制作中。プロデューサーでベース・プレイヤーのクリス・ナイカー率いるこのバンドは、元フェイス・ノー・モアのヴォーカル、チャック・モスリー、メルヴィンズのドラム、デイル・クローヴァーをメンバーに含む。プリミティブ・レイスのアルバムには、PIGのレイモンド・ワッツや、Prongのトミー・ヴィクター、スキニー・パピーのデイヴ・オギリヴィーなど、インダストリアル・ミュージックのベテラン勢が以前から参加している。

3月 29 2017

Trombone Shortyが新譜を発表

4月28日、トロンボーン・ショーティが新譜『Parking Lot Symphony』を、ブルーノート・レコードから初めて発売する。このニューオーリンズをベースに活躍するトロンボーン奏者は、ベン・エルマンがプロデュースした『Backatown』というアルバムでグラミー賞にノミネートされ、地位を確立した。このアルバムは9週の間ビルボードのジャズ・チャートのトップを独占。その後、エリック・クラプトンとレコーディングを行い、フー・ファイターズと共演、オバマ大統領のために2度登場し、2016年のホール・アンド・オーツ・ツアーの、2016年と2017年のレッド・ホット・チリ・ペッパーズ・ツアーの前座を務めている。
新曲「Here Come the Girls」はiTunesでダウンロード可能。

3月 21 2017

ロックの父Chuck Berry他界

「ロックの創始者」として知られるチャック・ベリーが90歳で他界した。他の誰よりもロックという音楽に大きな影響を与えた人物だった。
エルヴィス・プレスリーの方が有名かもしれないが、プレスリーはほぼ自分以外の人間が書いた曲を演奏し、ギターも演奏するためというより小道具として扱っていた。対するチャック・ベリーは自分で歌詞を書き、その曲はボブ・ディランをして「ロック界のシェイクスピア」と言わしめた。また、彼は独特のギター・スタイルを確立し、多くのロック曲の基礎となった。ビートルズ、ローリングストーンズはチャックに多大な影響を受けており、彼の曲のカバーも多くレコーディングしている。
しかし、人気絶頂の時、14歳の少女と性的な関係を持って他州に連れ出したということで逮捕されてしまい、この経験は彼を疑心暗鬼にさせた。多くの知人が、彼の初期の曲に溢れていた、明るくてユーモアいっぱいの人柄が薄れてしまったようだと話している。
収監された後も、主にオールディーズのサークルで音楽活動を続け、リハーサルなしの、現地で選ばれたバンドと共演、ステージごとに支払いを要求するスタイルを続けた。
彼の「Johnny B. Goode」はロックの歴史で最もカバーされ、他にも多くの曲がロックのスタンダードとなっている。
安らかに。

3月 21 2017

Shonen Knifeが北米ツアー準備中

少年ナイフが、北米ラーメン・アドベンチャー・ツアーを準備中だ。
食べ物(と動物)の曲を書くことで知られている少年ナイフなので、このツアータイトルも驚きではない。現在北米では一大ラーメンブームということもあって、便利なファストフードとしてラーメンをメニューに載せる店から、アートとして扱い、そのスタイリッシュな一杯に1500円から1800円の値段をつけるような店まで様々だ。
このツアーの中で、少年ナイフは様々なラーメンにまつわるイベントを企画しているらしい。
ツアーの最初はボストンのホジョコという居酒屋スタイルスポーツバー/レストランで、ヴァーブ・ホテルの一部。ツアーの終わりは5月27日、ロサンゼルスの予定。

3月 18 2017

Taj MahalとKeb Moがコラボアルバム制作

タジ・マハールとケブ・モがコラボアルバム『TajMo』を制作、5月5日にリリースする。このアルバムには6曲のオリジナル曲と、フーの「Squeezebox」や、ジョン・メイヤーの「Wainting On the World To Change」のカバーなども含まれる。

3月 18 2017

James Cotton81歳で逝去

「ミスター・スーパーハープ」と呼ばれたジェイムス・コットンが81歳で他界した。友人たちにコットンと呼ばれた彼は、幼い時にハーモニカを始め、9歳にしてミュージシャンとして働いていた。9歳の時、両親の他界をきっかけに家を出たコットンに、叔父が、彼のアイドルだったサニー・ボーイ・ウィリアムソンに紹介してくれたのだ。この出会いにより、彼はブルースの世界で有名になり、15歳でレコーディングを始め、その後すぐにマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフと共演することになる。1965年には、自分の名前でレコーディングを始めている。
ジャニス・ジョップリンはコットンの大ファンで、彼女のコズミック・ブルース・バンド時代、コットンにツアーの前座を依頼している。
1977年にはまたマディ・ウォーターズと共演し、ジョニー・ウィンターがプロデュースした「Hard Again」がグラミー賞を受賞している。
最近は、アリゲーター・レコードでほとんどのレコーディングを行っていた。

3月 18 2017

プロデューサーのTommy LiPuma、他界

ジャズとポップを融合することにかけては右に出るものがいないという伝説的なプロデューサーのトミー・リピューマが80歳で他界した。彼は、自分もサックス・プレーヤーだったが、音楽業界の様々な仕事を経てA&Mのプロデューサーに就任。サンドパイパーズの世界的なヒット『Guantanamera』を手がけた。彼の次の大ヒットはジョージ・ベンソンの『Breezin’』。その後、彼はボブ・クラスノーとブルーサム・レーベルを立ち上げ、デイヴ・メイソンやダン・ヒックスなど、数々のロックミュージシャンと仕事を重ねていく。
他にも、バーブラ・ストライサンド、マイルス・デイヴィス、ドクター・ジョン、ポール・マッカートニーなど、業界の巨人と呼ばれる多くのミュージシャンと仕事をした。彼のレコーディングは何百万枚も売り上げ、グラミー賞も五回受賞。
また、ダイアナ・クラールがまだ売れない時に彼女の才能に気付き、その後20年間で11枚のアルバムを作成、彼女がジャズの世界でスターになるのを見守った。
リピューマはその人柄の良さでも業界内でよく知られていて、音楽的才能だけでなく、非常に慕われていた。彼の死を悼む人は多い。

3月 18 2017

Gregg Allmanが2017年の予定をキャンセル

グレッグ・オールマンが、2017年に予定されていたコンサートを全てキャンセルした。この決定については取り立てて説明はされていない。オールマンは、長期にわたる薬物乱用で知られていて、そのために数々の健康上の問題を抱えている。
ただ、日程について発表されてはいないものの、現在、ドン・ワスをプロデューサーに新アルバム『Southern Blood』をレコーディング中だ。2011年以来のソロアルバムになる予定。

3月 15 2017

PIG、英国ツアー開催中

PIGが、ロンドンのGarageでファイナルを迎える英国ツアーを開催中だ。
PIGは英ミュージシャン、レイモンド・ワッツのステージネーム。ワッツは本名での活動の他に、ナイン・インチ・ネイルズとツアーを行ったり、ドイツのバンドKMFDMに参加したりしていた。PIGにはKMFDMのメンバー、En EschとGunter Schulzが加わっている。
PIGは、プロジェクトSchaftとSchowerinで日本のバンド、バクチクのメンバーとのコラボレーションも行なっていて、このプロジェクトの曲の多くを作曲していた。
また、ファッションデザイナーのアレクサンダー・マックイーンのショーの為に作曲したこともよく知られている。
おかえり、PIG。

3月 15 2017

Y&TのJoey Alves逝去

Y&Tのリズム・ギタリスト、ジョーイ・アルヴィスが63歳で他界した。2011年にベーシストのフィル・ケネモア、昨年ドラマーのレオナード・ヘイズが逝去しているので、彼が死んだことで、Y&Tのオリジナルメンバーはシンガーでギタリストのデイヴ・メニケッティだけになる。
Y&Tは1974年にオークランドで結成され、Yesterday & Todayというバンド名で1976年に初アルバムをレコーディングした。バンド名の由来は、ビートルズの同名のアルバム。このハードロックバンドは、世界中で400万枚を超えるアルバムを販売した。

3月 15 2017

Irving Azoffがクラシック・ロックのイベントを開催

エンターテイメント業界の伝説、アーヴィング・アゾフが『Classic West』と呼ばれ、噂になっているイベントをロサンジェルスのドジャー・スタジアムで、7月の15日から16日にかけて、またニューヨークのシティ・フィールドで7月の29日から30日に企画していることがわかった。イベントの名前でわかるように、イーグルス、フリートウッド・マック、スティーリー・ダン、ドゥービー・ブラザーズ、アース・ウィンド・アンド・ファイア、ジャーニーなど、クラシック・ロックの巨人達が参加する予定。

3月 15 2017

元BauhausのPeter MurphyがSFでコンサート

元バウハウスのヴォーカリスト、ピーター・マーフィーがファンにとって非常にエキサイティングで珍しい計画を発表した。
マーフィーは、サンフランシスコのザ・チャペルで滞在型のプロジェクトを行う。この間、15回のパフォーマンスを行い、彼の音楽人生を網羅する。各夜、アルバム1枚分の価値のあるライブを行う予定だが、最後の2夜については内容は発表されていない。ライブは6月20日から7月14日にかけて行われ、チケットは3月13日から発売される。

3月 08 2017

テキサスのフェス、SXSW開会迫る

毎年恒例の音楽フェス、テキサス州オースティンで開催されるサウス・バイ・サウスウエストの開幕が迫っている。例年通り、1000人以上いる参加者には日本人バンドも含まれている。その中でも期待が高いのはベテランの東京スカパラダイスオーケストラ(結成27年目にしてなお意気軒昂で、SXSWの前にはLAのレゲーフェスでの演奏も決まっている)、UKのダムナブリー・レコードから新譜を発売、ラジオで取り上げられ話題になった京都のガールズパンクバンドおとぼけビ〜バ〜。他にもジャパン・ナイト・ツアーが北米各地の会場で開催され、ソニーがイチオシのガールズグループ、チャイがヘッドライナーとして予定されている。

3月 08 2017

Bill EvansとBill Frisellのドキュメンタリー映画が公開に

ジャズファン必見のドキュメンタリー映画が今年2作公開される。
一つは『Bill Evans: Time Remembered』で、制作に8年の歳月をかけ、たくさんのインタビューと当時の写真を使用。彼の姪で「Waltz for Debby」のモデルとなったデビーや多くの批評家から絶賛されている。
もう一つは『Bill Frisell, A Portrait』で、多くの顔を持つこのギタリストに迫る。こちらには、ポール・モチアン、ジョー・ラヴァーノ、ボニー・レイト、ジム・ホール、ジョン・ゾーン、ジャック・ディジョネット、ロン・カーターなど多くの大物との映像が使われている。

3月 08 2017

Baby Shakesが3月に来日公演

NY発のレトロ・ポップ・パンクのガールズバンド、ベイビーシェイクスが3月に来日、8公演を行う予定。東京では3月17日と26日シェルターにて。3月8日には、彼女らの新譜『Turn It Up』が発売された。

3月 08 2017

Nujabesの追悼イベントをSFで開催

3月18日、サンフランシスコで、大学時代をベイエリア(オークランドとバークレイ)で過ごした日本人ラッパーShing02が、彼のコラボレーターだったNujabesの追悼イベントを行う。Nujabes(瀬葉淳)のアメリカでの人気は驚異的で、その理由としては彼が楽曲を提供したアニメ『サムライチャンプルー』がアメリカ国内でカルト的人気を誇っていることがあげられる。NujabesのFacebookページには、英語でのファンの書き込みが大半を占め、23万を超えるフォロワーが未だに存在している。

3月 08 2017

Ratt、再結成、5月に日本公演

LAのメタルバンド、ラットが再結成し、5月10日から14日には来日ライブを行う。
1976年、ミッキー・ラットとして最初に結成(名前の由来は、ロバート・アームストロングによるミッキー・マウスのパロディ)。1982年に北米とイギリスでインディーズとしてリリースされた最初のEP前1年ほどは、このヒットメーカーたちもうまく馴染まなかったようだが、このEPがメジャーデビューアルバム『Out of the Celler』へ、そしてそのシングル「Round and Round」や「Wanted Man」などの爆発的な人気につながり、百万枚を超えるセールスを記録。スティーヴン・パーシーのブルージーな声と端麗な容姿、速く激しいギター、そしてセクシーな女性たちとのビデオは大ヒットとなり、ラットのセカンドアルバム『Invasion of Your Privacy』もトップテン入りした。サードアルバム『Dancing Undercover』は期待外れと言われながらも百万枚を売り上げ、1987年のポイゾンとのツアーはその年最大のツアーとなった。他にもマディソン・スクエア・ガーデンや東京ドームでのコンサートなど、多くの成功を収めている。しかし、バンドは徐々に問題に直面していく。1991年には日本ツアーの途中でギタリストのロビン・クロスビーが薬物濫用でクビになり、その後メンバーはそれぞれの道を模索することになる。そこからは状況は悪くなるばかりだった。1997年から、何度も再結成しては失敗し、メンバー同士の法廷沙汰が勃発。2001年にはギタリストのクロスビーがヘロインの過剰摂取で死亡した。現在のバンドは、長期メンバーのパーシーと、ギタリストのウォーレン・デ・マルティーニ、ベーシストのフアン・クルーシェに、クアイエット・ライオットで有名になったギタリストのカルロス・カヴァーゾ。

3月 08 2017

歌手Valerie Carterが他界

歌手のヴァレリー・カーターが64歳で他界した。カーターは、「ウエストコースト・ミュージック」と呼ばれるムーブメントの一部で、ジャクソン・ブラウン、リトル・フィート、ロンシュタット、ジェームズ・テイラーなどの、50を超える大手レーベルからリリースされた曲のバックコーラスとして活躍した。
彼女の歌手デビューはハウディ・ムーンというトリオだが、1974年に1枚のアルバムを上梓するに止まる。このアルバムはリトル・フィートのローウェル・ジョージのプロデュースで、彼はカーターの最初のソロアルバム『Just A Stone’s Throw Away』も手がけた。このソロアルバムには、人気のファイブ・ステアステップスのリメーク曲「Ooh Child」も含まれる。
カーターは、日本ではカルト的な人気を誇っており、日本限定のライブアルバムも発売されている。バックコーラスや、カバーで有名だが、ソングライターとしても成功しており、ジュディ・コリンズ、ジャクソン・ブラウン、ブラザーズ・ジョンソンやアース・ウィンド・アンド・ファイアにも楽曲を提供している。

3月 07 2017

Nicolette SmithのシングルがiTunesに

こちらも昨年末のニュースだが、LAをベースに活動するシンガー・ソングライターのニコレット・スミスが、非常に親密で、ソウルフルな活動をしている。彼女は年末にiTunesとスポティファイにニューシングル「Beasts Bigger Than Me」と、レナード・コーエンの「Hallelujah」のカバーをYou Tubeにアップしている。

3月 07 2017

Umphrey’s McGeeが『Zonkey』を発売

昨年になるが、Umphrey’s McGeeがアルバム『Zonkey』を発売した。非常にユニークで、変わっていて、クールなアルバムで、様々なタイプの楽曲のマッシュアップになっている。「Electric Avenue to Hell」はAC/DCとエディー・グラント、「Life During Exodus」はトーキング・ヘッズ、ボブ・マーリー、フランク・ザッパとシカゴ、「Strangetage」はテッド・ニュージェントとビースティボーイズなど。